今日は東京・亀戸TRAVIS BURGER(トラヴィスバーガー)より。亀戸(かめいど)と言うと「GOLDENGATE Burgers」がありますが、それとは逆の北口。有名な亀戸天神のそばに去年12月にオープンしました。店主中田(なかだ)さんはご存知・人形町「BROZERS'」の店長をやっていた人です。![]()
通りから一本入った……などでなく、正真正銘、蔵前橋通りに面した"路面店"です。以前はラーメン屋だった場所ですが、ここが「如何に優良な居抜き物件であるか」については次回書きます。とにかく、内装はほとんど手を付けておらず、十分過ぎる機器と設備が厨房回りに残されているという、そんな"掘り出し物"を中田さんご夫妻はみごと"引き当て"られました。それこそ亀戸天神の"ご利益"かも知れませんね……(笑)。![]()
中田さんはブラザーズの店長である以前に飲食歴25年。そのスタートはイタリア料理で、"師"と仰ぐ人もいるほどに「料理の基礎はイタリアン」な経歴を持つ料理人です。ブラザーズには2019年2月よりアルバイトで勤務。実は当時、中田さんはブラザーズのことも"グルメバーガー"事情も全く知らず、ブラザーズの求人を見つけて応募。それがやがて本店の店長まで務め、最後は御茶の水店の起ち上げに加わって、その経験が自身の店のオープンにも「活きている」と中田さん。![]()
一方、奥さんも"飲食の人"で、しかし、現場を離れて久しかったので、ブラザーズ本店で半年ほど働いて勘を取り戻したそう。そんな中田ご夫婦の店が「トラヴィス」です。
バーガーメニューは"STANDARD"11品、"SPECIALTY"7品、"KIDS"2品の現在20品。"STANDARD"がブラザーズでやって来たものに近く、一方の"SPECIALTY"は「ボロネーゼバーガー」「マルゲリータバーガー」「アラビアータバーガー」など、イタリアンの要素を掛け合わせているという、そんな大きく2系統。まずは基本から踏んで行きましょう……チーズバーガー¥1,650(税込)。ポテトとトマトのピクルス付き。![]()
パティは豪州産アンガス牛・肩ロースのチョップ肉が半分、赤身の挽肉が半分、つまり、チョップ肉と挽肉が「5:5」のサイズ120g。これを鉄板厚めのグリドルで調理。焼く際に塩コショウ。ですが、コショウは挽き立てを使用。これはイタリアンの師匠の教えより。パティを焼くたびにコショウの粒をゴリゴリ挽いてます。だから、グリドルの袖に"ペッパーミル"が……ヌートバー懐かしいですね(笑)。![]()
バンズはあの「グリムハウス」作(後述)。オーブンでさっくりトーストして、クラウン(上バンズ)の裏に自家製タルタル。レタスは何とフリル! 「ブラザーズの伝統を捨てたのか」と思いきや、フリルレタスなりに「地味に折ってる」そう。そして生トマトの代わりにトマトソース。これが必殺! (後述)。オニオンはソテード。チーズは通常の1枚半ほどの量がある大きめのチェダー1枚。![]()
感想……まずは底でオニオンの旨味。毎朝サッとバターでソテーしているという、そのみずみずしい食感と旨味が堪らず。歯切れのよいバンズを経て、ほどよく噛み締めるパティが来て、そして口に含む瞬間にトマトソースの香りの好さ! イタリアンで働いていた頃にずっと作っていたパスタソースがベースで、そのやり過ぎない&作り過ぎない"適度にライト"な旨味がこれまた堪らず!
奥歯でほどよく擂り潰す感じのチョップ肉の食味。それを挟むバンズの「シャリ」感と底のオニオンの食感が上下で利いて、後に残るはトマトソースとチーズのコク味。基本のチーズバーガーがこんなにおいしいとは……大変よし!![]()
表面ツヤなし・ゴマなしのバンズは「グリムハウス」作の特注。グリムハウス、またの名を「三好屋」と言えば、ブラザーズのバンズを作っているパン屋で、ただでさえ忙しい筈なのに引き受けてくれたと。牛乳多めのミルクバンズで、ブラザーズのソレとも共通する独特の歯切れのよさあり。
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"ちょっと"のつもりがだいぶ長〜く書いてしまいました(笑)。原稿用紙4枚? 基本のバーガーのスペックはよ〜くわかったので、次はいよいよ気になる"SPECIALTY"を行ってみましょう……。 (つづく)
― shop data ―
所在地: 東京都江東区亀戸3-45-14 M鈴木マンション1F
JR・東武 亀戸駅歩11分 地図
TEL: 03-5627-1919
アカウント: https://www.instagram.com/travis_burger_2025
オープン: 2025年12月18日
営業時間: 11:00〜21:00(LO20:30)
※火曜日: 〜16:30(LO16:00)
定休日: 水曜日(要確認)

