2024年09月20日

# 六本木グルメバーガーグランプリ 2024 結果発表!




 「六本木グルメバーガーグランプリ 2024」の結果が発表されました。公式ページにも結果が上がってますね↓。

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2024 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills

【六本木グルメバーガーグランプリ 2024 結果】

■特別限定メニュー部門 グランプリ
・バルバッコア
■レギュラーメニュー部門 グランプリ
・ショーグンバーガー
■インパクト賞
・ヒルズ ダル・マット
■クリエイティビティ賞
・ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー



 品名は省略しました。特別限定メニュー部門グランプリの「バルバッコア」は10月31日まで「シュラスコバーガー」の販売延長です。2021年のレギュラー部門以来の通算3度目のグランプリ獲得。一方、レギュラーメニュー部門グランプリの「ショーグンバーガー」は初出場で初優勝。「ヒルズ ダル・マット」は2018年の特別限定部門でグランプリを経験していますが、インパクト賞受賞は初めて。「ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー」は今回のクリエイティビティ賞が初めての賞受賞です。

 さて、この結果を過去10年の記録に加えると……。なお念のため、「レ部門=レギュラーメニュー部門」「特部門=特別限定メニュー部門」「イ賞=インパクト賞」「ク賞=クリエイティビティ賞」の略です。それに続く数字は西暦の下二桁。

【六本木グルメバーガーグランプリ 過去10回の記録】

■優勝回数
・7回:リゴレット バーアンドグリル (レ部門 14,18,19,22,23/特部門 15,16)
・6回:37ステーキハウス & バー (レ部門 15,16,17/特部門 21,22,23)
・3回:バルバッコア (レ部門 21/特部門 19,24)
・2回:エーエス クラシックス ダイナー (特部門 14,17)
・1回:ヒルズ ダル・マット (特部門 18)
・1回:ショーグンバーガー (レ部門 24)

■各賞受賞回数
・4回:バルバッコア (イ賞 18,19/ク賞 19,23)
・2回:とんかつ 豚組食堂 (イ賞 16,21)
・2回:毛利 サルヴァトーレ クオモ (ク賞 17,18)
・2回:レグリス (イ賞 21/ク賞 22)
・1回:TUSK (イ賞 22)
・1回:鐵ちゃん (ク賞 23)
・1回:ヒルズ ダル・マット (イ賞 24)
・1回:ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー (ク賞 24)

■殿堂入り
・37ステーキハウス & バー (レ部門 18〜、特部門 24〜)

■三冠達成
・バルバッコア 2019年の特別限定メニュー (グランプリ/イ賞/ク賞の3賞フル受賞)

■最多参加回数
・エーエス クラシックス ダイナー 10回×2部門 (唯一のフル参加)

§ §

 歴代優勝店は6店に増えました。各賞の受賞経験のある店は8店に。参加店数はのべ54店です。麻布台ヒルズの店は来年も参加するのか。だったら表参道ヒルズ虎ノ門ヒルズの各店は。店数はもっと増えるのか。マイナビニュースで公開されている検証・解説記事もぜひご覧下さい。バルバッコア食べに行きます!

 ■マイナビニュース
“探求家”が語る六本木グルメバーガーグランプリの真価 - 注目の5品も紹介!



2024.9.19 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 08:00| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月25日

# 「六本木グルメバーガーグランプリ」の10年を数字で振り返る 後編




 「六本木グルメバーガーグランプリ」のこれまで10年を数字で振り返る――その後編です。マイナビニュースに本編記事が上がってます↓↓。まずはそちらを"テキスト"としてご覧下さい。

 ■マイナビニュース
“探求家”が語る六本木グルメバーガーグランプリの真価 - 注目の5品も紹介!

§ §


  なお、「動員数」とか「投票数」とか「販売個数」とか、そういった数字は私は持ち合わせておりません。毎年の「パンフレット」および「プレースリリース」から得られる情報を基礎に、以下の検証・考察をおこなっております。それで前回は、レギュラーメニュー部門と特別限定メニュー部門、各部門に各店が何回エントリーしたか見てみよう……というところで終わりましたので、その続きから。

【各店のエントリー回数】

■レギュラーメニュー部門
・エーエス クラシックス ダイナー 10回
・オーク ドア 10回
・リゴレット バーアンドグリル 10回
・フィオレンティーナ 9回
・オービカ モッツァレラバー 5回
・シェイク シャック 5回
(以下略)

■特別限定メニュー部門
・エーエス クラシックス ダイナー 10回
・ヒルズ ダル・マット 9回
・リゴレット バーアンドグリル 9回
・オービカ モッツァレラバー 8回
・毛利 サルヴァトーレ クオモ 8回
・TUSK(タスク) 8回
(以下略)

■両部門トータル
・エーエス クラシックス ダイナー 20回
・リゴレット バーアンドグリル 19回
・オーク ドア 17回
・オービカ モッツァレラバー 13回
・37ステーキハウス & バー 10回
・ヒルズ ダル・マット 10回
・TUSK(タスク) 9回
・パーク6 パワード バイ ボンドルフィ ボンカフェ 8回
・バルバッコア 8回
・シェイク シャック 7回
(以下略)



 「エーエス」は両部門とも10回ずつのエントリー。つまりフル参加。すごい! 「リゴレット」が19回なのは、14年の特別限定部門にエントリーしていないから。起ち上げ初年なので「まずはレギュラー部門だけでも」みたいなことがあったの"かも"知れませんね。

 グランプリ最強王者「37(サーティーセブン)」の参加回数が少ないのは「殿堂入り」したからです。「同一部門3年連続優勝」で殿堂入り。「37」はレギュラー部門=2015〜17年まで3連覇→18年から殿堂入り、特別限定部門=2021〜23年まで3連覇→今年24年から殿堂入りして、現在、賞レースからは抜けたor上がった状態にあります。


 あとは「オービカ」「ヒルズ ダル・マット」「TUSK」「サルヴァトーレ クオモ」辺りの店々が「実は中堅どころとしてグランプリを支えている」ことがわかります。もっともっと評価・注目せねばならない各店ですね。私なりにも反省しております。

 それと細かい話ですが、2016年参加の「ザ サン&ザ ムーン カフェ」と18年・19年参加の「ザ ムーン ラウンジ」、21年から連続参加の「ザ サン アンド ザ ムーン」は、実質的に「ひとつの同じ店」と見做してよいのかどうか。場所は同じです。森タワーの52階。その同じフロアの中で呼び分けがあるのかも知れませんが、同一視してよいなら、計7回参加していることになります。これはけっこう上位の回数ですね。


 と言うことで、これまで9回おこなわれたグランプリに参加した店はのべ50店。今年新たに麻布台ヒルズから4店が参加したので、現在の"のべ数"は「54店」です。去年までだと50店。マイナビニュースにも書いたように、そのうち歴代優勝店(グランプリ)は「リゴレット」「37」「エーエス」「バルバッコア」「ヒルズ ダル・マット」の5店です。50店が参加して優勝経験ありは5店。1割。サッカーのワールドカップなどと比べて、多いのか少ないのか――。

【記録】

■参加回数
・エーエス クラシックス ダイナー 10回×2部門(唯一のフル参加)
■優勝回数
・リゴレット バーアンドグリル 7回(レギュラー部門5回、特別限定部門2回)
■殿堂入り
・37ステーキハウス & バー(レギュラー部門2018年〜、特別限定部門2024年〜)
■三冠達成
・バルバッコア 2019年の特別限定メニュー(グランプリ/インパクト賞/クリエイティビティ賞の3賞フル受賞)
■各賞受賞回数
・バルバッコア 4回(インパクト賞2回、クリエイティビティ賞2回)



 最後に――。2014年にグランプリがスタートした当初、「エラく金持ち趣味なイベントが始まったな」というのが私の素直な感想でした。バーガーの内容も贅沢で華やかで、そして価格もまた一般的なバーガー店と比べて"お高め"に映ったものですが、それから11年経った今、あらためて、その辺りの「金額に対する感覚の変化」について、ちょっと考えてみたいと思います。

 2014年にエントリーした全16バーガーの価格と、今年2024年の26バーガー(殿堂入り含む)の価格の平均値をそれぞれ出してみました。

【2014年と24年のエントリーバーガーの平均価格】

■2014年 1,447円
■2024年 2,737円


 約1.89倍に増えています。この「1.8」は、私にとって馴染みのある数字です。以前「BROZERS'」のチーズバーガーで同じ調査をしたところ、2024年の同バーガーの価格は04年と比べて1.76倍に値上がりしていました。約1.8倍です。「ビッグマック」も実は04年が262円で、現在が480円〜なので1.83倍。期間の違いはあれど、何か調べるたびに出て来るのが「1.8」前後の数値という……そんな感じです。


 今年の全26バーガーの平均価格「2,737円」は、高いと言えば高いですが、でも、「ちょっと豪華でプレミアムなハンバーガー」として考えた時、「もっと高くてもよい」気もします。普段は食べられない「スペシャルなものを食べている額」と考えると、もうちょい高くてもよいかなという。もちろん「額に見合った内容」であることが前提ですが。


 ↑この感覚は要するに、ここ数年の物価上昇の結果、世間のモノの値段がバーガーグランプリの価格に「だいぶ追い着いてきた」ということを意味します。「差がなくなった」と言いますか。

 と同時に、いわゆる「グルメバーガー」に対する金銭的感覚、ないしは"予算"の感覚が、ある意味「補正」されたのだと私は考えています。つまり、「このバーガーだったらこれぐらいするよね」という認識と言うか知識と言うか、ないしは「身構え」が、世間的にだいぶ広まった、定着した……ということですね。11年も続けていれば、その間にそんな変化も起きるということで……。

§ §

 これからも20年、30年と、是非やり続けて欲しいと思います。続けた分だけ、それは「歴史」になりますので――。 (おわり)

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2024 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills



2024.8.25 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 17:13| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月24日

# 「六本木グルメバーガーグランプリ」の10年を数字で振り返る 前編




 マイナビニュースにアップされた「六本木グルメバーガーグランプリ 2024」の解説記事の"補足記事"です……。

 「六本木グルメバーガーグランプリ」のスタートは2014年。今年で11年目ですが、コロナの影響で2020年は過去作が復活する特別開催="競うカタチ"ではおこなわれなかったので、だから「グランプリ」としては今年で10回目……と言うことで、「10年を振り返る」という↑のタイトルでまぁ間違ってはいないのかなと。

 ■マイナビニュース
“探求家”が語る六本木グルメバーガーグランプリの真価 - 注目の5品も紹介!


 そんな11年&10回目の節目を迎えた六本木グルメバーガーグランプリについて「あらためて振り返えってみよう」という記事です。「どんなバーガーがあったか」ではなく、あくまで「データ重視」で以下……。

§ §

 まずは各年の開催期間から。最初の6年は"7月半ば"からの開催でした。今のような7月1日スタートになったのは昨年から。最も短い開催期間は2014年の38日間。最長は2022年の66日間。コロナで通常のグランプリが出来なかった2020年も58日間やってます。20年・21年は9月下旬まで開催。

【開催期間】

■2014年
・2014年7月18日(金)〜8月24日(日) 38日間
■2015年
・2015年7月18日(土)〜8月31日(月) 45日間
■2016年
・2016年7月16日(土)〜8月31日(水) 47日間
■2017年
・2017年7月15日(土)〜8月31日(木) 48日間
■2018年
・2018年7月14日(土)〜8月31日(金) 49日間
■2019年
・2019年7月13日(土)〜8月31日(土) 50日間
■2020年 ※歴代受賞作が復活する形式の特別開催※
・2020年8月1日(土)〜9月27日(日) 58日間
■2021年
・2021年8月1日(日)〜9月26日(日) 57日間
■2022年
・2022年7月16日(土)〜9月19日(月) 66日間
■2023年
・2023年7月1日(土)〜8月31日(木) 62日間
■2024年
・2024年7月1日(月)〜9月1日(日) 63日間



 次は参加店数の推移を見ましょう。レギュラー部門と特別限定部門と「どちらにも参加している店」が毎年8〜9店あるので、そこの重複を整理しつつ合計すると、最も参加数が多いのは2016年の26店・32バーガー。次いで15年の24店・28バーガー。最少は14年の15店・16バーガー。過去9回の平均参加店数は「20.7店」です。特別開催の2020年も17店が参加しています。年を経るにつれて店の数が増えてゆくかと言うと、そうでもなくて、ある程度「運営しやすい店数」があるようですね。

【参加店数および品数】

■2014年
・レギュラーメニュー部門 5店
・特別限定メニュー部門 11店
・計15店・16バーガー
■2015年
・レギュラーメニュー部門 9店
・特別限定メニュー部門 19店
・計24店・28バーガー
■2016年
・レギュラーメニュー部門 9店
・特別限定メニュー部門 23店
・計26店・32バーガー
■2017年
・レギュラーメニュー部門 8店
・特別限定メニュー部門 19店
・計23店・27バーガー
■2018年
・レギュラーメニュー部門 9店
・特別限定メニュー部門 16店
・計21店・25バーガー
■2019年
・レギュラーメニュー部門 8店
・特別限定メニュー部門 16店
・計19店・24バーガー
■2020年※過去作が復活する特別開催※
・グランプリ受賞作 5店
・過去のエントリー作 12店
・計17バーガー
■2021年
・レギュラーメニュー部門 11店
・特別限定メニュー部門 16店
・計23店・27バーガー
■2022年
・レギュラーメニュー部門 9店
・特別限定メニュー部門 15店
・計19店・24バーガー
■2023年
・レギュラーメニュー部門 7店
・特別限定メニュー部門 15店
・計17店・22バーガー
■2024年
・レギュラーメニュー部門 9店
・特別限定メニュー部門 16店
・殿堂入り 1店
・計21店・26バーガー



 初回から参加している"皆勤賞"は「エーエス クラシックス ダイナー」「オーク ドア」「リゴレット バーアンドグリル」の3店。この3店が「バーガーグランプリを支えてきた」と言っても過言ではありません。もっと讃えねば! レギュラー部門と特別限定部門、両部門に各店がエントリーした回数を見てみると……。 (つづく)

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2024 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills


2024.8.24 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 15:00| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月20日

# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のバッファローチキンバーガー(再々食)




 9月1日まで開催中の「六本木グルメバーガーグランプリ 2024」。これまで5店を紹介して来ましたが、6店目はまたもRIGOLETTO BAR AND GRILL(リゴレット バーアンドグリル)……実はバッファローチキンバーガー¥1,980(税込)をもう一度食べました。

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2024 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills


 詳しい説明はこちらの記事を。前回は中身をスライドさせたような写真だったので、今回はきれいに積んでもらいました。

 二度目の感想……かぶりついた"ひと口目"で「スッ」と入り込んで来るおいしさと辛さ。明快! わかりやすい! そこが何よりいいところ。常に舌先がヒリヒリ。口の周りが熱い! そして分厚く切ったグリルドオニオンがホクホクのサクサク。この「ヒリヒリ」と「サクサク」のふたつの要素が安定感のあるチキンとバンズの味わいの間で躍動する……そんな一品。

§ §

 以前も書いたような気がしますが、リゴレットのバーガーには食べていて「ドラマ」がありますね。食べ始めから食べ終わりまで一辺倒な味でなく、途中に「展開」があり「変化」があり、何かしらの「解決」があって、そしてその流れに巧みに「乗せられる」ような……。一食の中にそんな「ドラマ」があるバーガー。その辺り「上手いな」と毎度思います。




# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のバッファローチキンバーガー(再食)
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のバッファローチキンバーガー
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] の松阪豚スペアリブのグリル
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] の国産鶏とマッシュルームのラグーソース ローズマリーとレモン
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のミガス
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のイベリコ豚と甘長唐辛子のプランチャ“ソルサ”
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のホット・チキントルティーヤロール
# 「食べログマガジン」――【じっくり食べたいハンバーガー】第23回「RIGOLETTO BAR AND GRILL」
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のリゴレット・バーガー
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のチポトレバーベキュー・ベーコンエッグバーガー
# SHIBUichi BAKERY [渋谷] の渋いちバーガーバンズ
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のBBQベーコンエッグバーガー
# 310 RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木]

― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-10-1
     六本木ヒルズ ウェストウォーク5F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-6438-0071
URL: http://www.rigoletto.jp/
オープン: 2008年5月12日
* 営業時間 *
月〜木・日祝: 11:00〜23:00
金土・祝前: 11:00〜25:00(フードLO24:00, ドリンクLO24:30)
定休日: なし(要確認)

2024.8.20 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 17:00| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月18日

# 鐵ちゃん [六本木] のまぐろ×牛 チーズスマッシュバーガー




 「六本木グルメバーガーグランプリ 2024」のレポートもこれで5店目……。今年から「デジタルスタンプラリー」が導入されているので、これで5つ目のデジタルスタンプをゲットです。5つ貯まると"次回以降使える本企画エントリーバーガーの¥1,000割引クーポン"がもらえます。昨年以前もグランプリのスタンプカードはありましたが、今年の"デジタル"の方がより一層「ラリー感」が増して、楽しいことになってます……。

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2024 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills


 5店目は鐵ちゃん(てっちゃん)――"マグロのすべてが味わい尽くせる専門店"です。場所はメトロハット/ハリウッドプラザ。地下鉄日比谷線六本木駅からヒルズへ行く際に乗る長〜いエスカレーター……あの吹き抜けの建物ですね。その地下2階に優秀な飲食店が集まってまして、そのうちのひとつが鐵ちゃんです。

 オープンは2019年。それまであった回転寿司の「ぴんとこな」がリニューアルして、カウンターで握る寿司屋「ぴんとこな」とマグロ専門店の「鐵ちゃん」という2店になりました。でも、入ると中は同じ店。昼夜で店名が変わる"二毛作"式などでもなく、両店ともに終日営業しています。


 経営はあの(キワ)コーポレーション。そう、あの「DEMODE DINER」で知られるキワグループなので、マグロ専門店のバーガーも期待出来るかも……というその読み通り、去年は「マグロカツバーガー」でグランプリ初参戦して、みごとインパクト賞を受賞。続く2年目の今年の作品はまぐろ×牛 チーズスマッシュバーガー¥1,680(税込)……おっ、これは去年以上にいいんじゃないですか?

 そう評価するのは、魚介類のバーガーというと「カツ」にするのが普通の発想で(つまり去年は普通)、それを今年は「パティ」にしたワケです。それもマグロと牛肉が50:50の――これは新しい!


 以前マグロのみのパティのバーガーは食べたことがありますが、今回のものはマグロの赤身と牛肉を「半々合わせているところ」が思いもよらぬ斬新さです。最初はマグロ100%から始めて、次にマグロと牛が2:8……3:7……と徐々に牛を足してゆき、「牛7まで試した」と調理部長の田口さん。結果、落ち着いたのが"fifty-fifty"、ないしは"half-and-half"と……どっちの呼び方がいいでしょうか。

 中挽きの牛挽肉と、それより細かいマグロのチョップ肉とを半々ずつ合わせ、さらに黒コショウ、ナツメグ、粗みじんに刻んだ玉ねぎ、そして長崎は五島列島の塩がパティの中に。これを1個100gに丸めたままの状態で鉄板に置き、上からスマーッシュ! 今風に「スマッシュバーガー」のスタイルで出す辺りも新しさですね。


 この日のマグロは長崎の上五島で水揚げされたもの。バンズはグループ店「DEMODE DINER」より調達。当初は「ふわふわ」のものを使っていましたが、途中で「もっちり」バンズに変更。ヒール(下バンズ)にマスタード。バーガーの中ほどにケチャップ、チェダーチーズ、白い多量のソースはわさびマヨネーズ。野菜はレタス、きゅうりのピクルス、そして生のピーマン×3。パティは100g×2枚のダブルパティ。


 短く感想……わさびマヨが利いている。すりおろしたわさびが「ツン!」と利くところへ粗く刻んだオニオンの辛味。そして生ピーマンの苦味……これが絶妙! ケチャップ&マスタードもわかりやすーく派手にかかって、全体ににぎやかな味付け。"出力"高め。そんな中、"ハーフ&ハーフパティ"は食べ口・味わいともにやわらか。ちょっと「ふんわり」。安定感あるおいしさ。いろいろな味が派手に押し寄せる中、コゲの風味がピンと利いている。

 意外な食べやすさ。なじみの好さ。そしてインパクト! しかも熱いほうじ茶と劇的な相性……いや、本来は、何かドリンクを頼むべきところですが、でも、各卓に備え付けのほうじ茶がミョ〜においしくて。こんなにお茶と合うバーガーは初めて!

§ §

 いわゆる"ガチ勢"的な意見を言えば、ナツメグと玉ねぎ「ナシ」で味わってみたいな……という思いはあります。両者が入ると、どうしてもハンバー「グ」っぽくなるので。ですが同時に「ハデな味付け」としても機能しているので、まぁこれはこれで一個出来上がりかなと。そんな一品。いずれにせよ画期的かつ斬新です! よく思いついた!




― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-4-1
     六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザB2F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩4分 地図
TEL: 03-6804-6099
URL: https://kiwa-group.co.jp/tecchan/
オープン: 2019年10月29日
* 営業時間 *
平 日: 11:00〜15:00(LO14:30), 17:00〜23:00(LO22:00)
土日祝: 11:00〜23:00(LO22:00)
定休日: 施設休業日(要確認)

2024.8.18 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 13:09| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月16日

# La Brianza [六本木] の黒毛和牛の煮込みとブッラータチーズ、トリュフのバーガー




 7月1日から9月1日まで63日間の長期開催「六本木グルメバーガーグランプリ 2024」。今年は麻布台ヒルズから4店が参加して計21店・26バーガーがエントリー。殿堂入りの「37」、大人気のグローサリー「GRAND FOOD HALL!」、優勝回数最多7回「RIGOLETTO」と来て、4店目の紹介はLa Brianza(ラ ブリアンツァ)。アリーナ横の橋を渡った向こう側、レジデンス3階のお店です。

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2024 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills


 こちらは「ミシュランガイド東京」2017〜2022まで6年連続でビブグルマン選出、2024年もまた選出というイタリアンの名店。ビッグネームです。ビブグルマンとは「価格以上の満足感が得られる料理」のこと。つまり「お、ねだん以上。」「高コスパ」といったところでしょうか。奥野義幸シェフ率いるブリアンツァグループは現在7店を数え、昨秋麻布台ヒルズに「DepTH brianza」がオープンして、今まさに勢いに乗りまくっている感じです。


 そのブリアンツァグループの3店目に当たる「ラ ブリアンツァ」が六本木ヒルズにオープンしたのは2016年5月。同年7月のバーガーグランプリにいきなり参加して、それ以来、今年が2度目の参戦になります。特別限定メニュー部門にエントリーしたのは黒毛和牛の煮込みとブッラータチーズ、トリュフのバーガー¥3,000(税込)。ラ ブリアンツァを代表する人気メニュー「トリュフと卵のオーブン焼き」「和牛ラグーのスパゲッティ」の"いいとこどり"をしたような、あるいは"集大成"的な一品。1日限定15食。平日のみ提供。


 バンズは全粒粉。粉の配合からいろいろ試して某パン店に試作を依頼。結果、全粒粉らしい素朴で「ザラッ」とライトな良バンズに。そこへ乗るのは「和牛ラグーのスパゲッティ」と同じ黒毛和牛の煮込み肉。部位はモモ。肉と同量の玉ねぎ+トマトとともにグツグツ3時間。圧力鍋でなく普通の鍋で煮込みます。ハーブ&スパイス、ニンニクなどは一切使わず。だからクセのないスッキリ自然な味わい。量にして約60gほど。大きめにカットしてバンズの上に。


 その上の純白のソースはブッラータチーズの中の「とろ〜っ」とおいしいところだけを刳り貫いてかけたもの(=ストラッチャテッラ)。マイクロリーフを散らし、EVオリーブオイルを上からバッと回しがけて、とどめはイタリア産のサマートリュフ……これは目の前で削ってくれます。さすがに「STOPと言って下さい」式ではありませんが、それでも、卓上に香りが満ちるぐらいトリュフたっぷり。


 短く感想……非常によく出来たサンド。煮込み肉はやわらかく、しっとりほぐれて、でも「敢えて残した」という"繊維感"が心地よい噛み応え。グッと呑み込む感じもまた好し。後から全粒粉バンズの粉の風味。さらに牛の旨味がじんわり。

 バンズは上下とも裏にディジョンマスタード。炭の香りもほんのりと。スパイス不使用のラグーは玉ねぎの自然な甘味が「ふんわり」。全体に重たくない・大袈裟でない造りで、スッキリと自然な味わいに統一されています。すごくナチュラルに素朴にまとめ上げた感じのさわやかなイタリアン。夏の風のようにさわやか。

 なお、いわゆる"バーガー袋"の用意はありません。久しぶりに"フォークとナイフで"いただく一皿。

§ §

 「素朴に素朴に」作っていった中身に対して、だからこそ、リーンな(シンプルな)全粒粉バンズなんですね。そこにストーリーと一貫性を感じます。バーガーと言うよりはサンドイッチ寄りな内容ですが、でも、非常によく出来た贅沢なサンドです。食べ口も後味も軽やか!




― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-12-3
     六本木ヒルズレジデンスC棟3F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩8分 地図
TEL: 03-6804-5719
URL: https://la-brianza.com/
オープン: 2018年9月13日
* 営業時間 *
ランチ: 11:30〜15:30(LO14:00)
ディナー: 17:30〜23:00(LO21:30)
定休日: なし(要確認)

2024.8.16 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 22:28| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月14日

# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のバッファローチキンバーガー(再食)




 9月1日まで63日間の長期開催、「六本木グルメバーガーグランプリ 2024」。今年は麻布台ヒルズからも4店が参加。さらに「デジタルスタンプラリー」も初導入されて、より一層楽しいグランプリになっています。今日は「37」と並ぶ強豪、RIGOLETTO BAR AND GRILL(リゴレット バーアンドグリル)を。優勝回数は最多の7回!

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2024 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills


 リゴレットについては「食べログマガジン」に詳しく書いたことがあります。広い店内に164席+個室2室。フードメニュー108品という、その壮大なスケールは相変わらず。特に夏休みのこの時期は子連れ・家族連れもバンバン利用していて、ある意味"ファミレス"的な使い勝手のよさを存分に発揮しています。

 リゴレットのバーガー/サンドメニューは計7品。この品数も以前と変わらずです。そのうちの看板メニュー「リゴレット・バーガー」が22年・23年とレギュラーメニュー部門を2連覇して、今年3連覇=殿堂入りが懸かっていますが、一方、特別限定メニュー部門にエントリーしているのがこちらのバッファローチキンバーガー¥1,980(税込)……おや、コレ食べたことありますね。前回最後に食べたのがまさにコレでした。


 聞くと、レギュラーメニューだったのは割りと短期間だったそうで。今は代わりに「フライドチキンバーガー」が置かれてます。もう一品「ホット&スパイシー チキンサンド」とチキン系は計2品。

 詳細は前回記事に書いた通り。フライドチキンをバッファローウィングのソースに絡めた一品ですが、以前との大きな違いは……辛い! とんでもなく辛い!


 辛さのもとはハバネロソース。以前のソースはタバスコ。そこが大幅にバージョンアップ。おかげで辛い! でも同時においしい。かぶりついた"ひと口目"からおいしい。そして辛い! 非常にわかりやすい明快なおいしさ。そこが一番のポイント。やはり「バーガー」であるからにはわかりやすくないと。


 大ぶりなチキンはモモ肉230〜250gほど。マリネして下味を付けつつ、同時に水分を抜いてギュッ! と旨味を凝縮。カリッと揚げたのちオーブンへ。絡めるホットソースはハバネロとともに加わる「溶かしバター」がミソ。このバターの存在が薄っぺらい辛さでない、奥行きと深みの味わいをもたらしている。チキンの下に"辛くないタルタル"、上にゴルゴンゾーラ入りタルタル。そのブルーチーズのクセのある風味がホットソースと合わさって一層「奥行きのある辛さ」に。


 逆に"辛さの救い"はグリルドオニオン。分厚く切った「ホクホク」「サクサク」食感がみずみずしく辛さを中和。救いその2は系列店「SHIBUichi BAKERY」作のミルクバンズ。ほんのり甘く働いて、大ぶりなチキンともども手堅く、しっかりバーガーの"ベース"を支えている。

§ §

 「メチャクチャなものを作ったな」が第一感想。「してやられた」感のある辛さですが、でも、同時にわかりやすく美味――そんな一品。私、3年前の記事で「これはヒットです。パンチも迫力もインパクトもあり、意外性もあって、こんなメニューこそグランプリ向きではないでしょうか」と書いてるんですね……だとしたらその通り!




# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のバッファローチキンバーガー
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] の松阪豚スペアリブのグリル
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] の国産鶏とマッシュルームのラグーソース ローズマリーとレモン
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のミガス
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のイベリコ豚と甘長唐辛子のプランチャ“ソルサ”
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のホット・チキントルティーヤロール
# 「食べログマガジン」――【じっくり食べたいハンバーガー】第23回「RIGOLETTO BAR AND GRILL」
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のリゴレット・バーガー
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のチポトレバーベキュー・ベーコンエッグバーガー
# SHIBUichi BAKERY [渋谷] の渋いちバーガーバンズ
# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のBBQベーコンエッグバーガー
# 310 RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木]

― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-10-1
     六本木ヒルズ ウェストウォーク5F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-6438-0071
URL: http://www.rigoletto.jp/
オープン: 2008年5月12日
* 営業時間 *
月〜木・日祝: 11:00〜23:00
金土・祝前: 11:00〜25:00(フードLO24:00, ドリンクLO24:30)
定休日: なし(要確認)

2024.8.14 Y.M
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2024年08月12日

# GRAND FOOD HALL! [六本木] の100%ビーフパテ×3XローストビーフのSPECIALバーガー




 今年も絶賛開催中の「六本木グルメバーガーグランプリ 2024」。10回目の開催を記念して、今年は麻布台ヒルズから4店が参加。計21店・26バーガーがエントリーしています。王者「37 Steakhouse & Bar」に続いて訪ねた2店目はGRAND FOOD HALL!(グランドフードホール)。通称「グラホ」。場所はヒルサイドエリアの地下2階=最下階。店の前は席数豊富な広場になってます。

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2024 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills


 オープンは2018年。なんと「VOGUE JAPAN」が報じてます。というワケで、グラホはレストランに非ず。成城石井北野エース明治屋のような高級食品スーパーです。1号店は兵庫の芦屋に2014年オープン。社長は女性です。自らバイヤーとなって全国を駆け巡り、見つけた「安心、安全で本当においしいもの」ばかりを店内狭しと並べたハイセンスな"グローサリー"ですが、しかし、グラホの魅力はそれだけに留まらず……。


 もうひとつの見どころはデリカテッセン=惣菜部門の充実ぶり。中でも「ローストビーフ」は別格で(このページの4番目の項目)、特定加熱食肉製品の厳しい認証を受けて、この六本木の店内で加工・製造しています。さらに50品近いディナーメニューを提供するイートインスペースもあって、おかげで店は大繁盛。皆さん吸い込まれるかのように続々と店内へ。

 そんなグラホが2022年以来2度目のグランプリ参戦。今年は自慢のローストビーフを擁した100%ビーフパテ×3XローストビーフのSPECIALバーガー¥3,800(税込)で挑みます。1日限定10食。


 常時数種類のローストビーフを販売するグラホですが、今回のバーガーのローストビーフは非売品。店頭では売ってません。宮崎県産の和牛を使用。「3X(スリーエックス)」というのは「治療用化学薬品不使用」「抗生物質不使用」「成長ホルモン剤不使用」で生産された「安心・安全な牛肉」という意味。なお、普段は「飼料に遺伝子組み換え穀物不使用」の条件も加わった豪州産「4X(フォーエックス)ミート」をメインに使っています。

 仕込みはまず塩漬け1日。常温に戻して表面を焼き固めたのちにオーブンでロースト数時間。これを冷蔵庫で一晩寝かして、3日目に使えるようになるという3日がかり。寝かさず真空パックすると「旨味が出ちゃう」ので休ませる時間は大事と。


 こうして出来た和牛のローストビーフ約80gが国産牛120gパティの上に乗る"Wビーフ"のバーガーです。パティはビーフ100%+たまご。グリルで両面を焼いてからオーブン(いわゆる"スチコン")で仕上げ。そのパティに対してレホールソース、ローストビーフの方にマヨベースのバーガーソースを"逆"に配置。試した結果「こっちの方がおいしかった」とグランシェフの星野さん。バンズはグラハム。オニオンはグリルド。トマト、グリーンカール、そして紫キャベツのラペが乗る……という内容。


 短く感想……見た目は派手だが、かぶりつきやすいバーガー。ローストビーフも薄くスライスされており、噛み切れないなどのストレスなし。スパイスの香りは紫キャベツと和えたクミンか。芳ばしいコゲの風味はグリルドオニオンか。はたまたバンズか。全体に香り豊か。スパイスフル。それだけに「肉」にじっくり向き合うにはやや刺激多め。それをまろやかに中和するのが添えられた黄色いソース。チェダーチーズをホワイトソースでのばしたもので、本来はポテト用らしいが、バーガーに使うと途端に味わいが和んで食べ口なめらかに。

§ §

 いかにもグランプリらしい「にぎやか」なバーガーです。一方でパティは100gぐらいでもよかったかも知れません。よく利くスパイスがいくつも重なっているので、もうちょい抑えて味わいを整理するか、単純にソースの量を減らすかすると、自慢のローストビーフがもっと顔を出してくれたかも。丸いポテトは「インカのめざめ」。ボイル→カット→フライしたものにトリュフ塩で味付け。これが甘くて美味! 気になるものがいろいろ売ってる、なかなか気になるお店です。いい〜「引力」持ってます。




― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-10-1
     六本木ヒルズ ヒルサイド B2F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-6455-5470
URL: https://www.grand-food-hall.com/
オープン: 2018年9月13日
* 営業時間 *
[食品物販] 11:00〜21:00
[レストラン]
11:00〜14:30(LO14:00), 14:00〜18:00 ※カフェタイム,
18:00〜21:30(LO21:00) ※金土祝前〜22:00(LO21:30)
定休日: 月曜日(祝日の場合は営業、要確認)

2024.8.12 Y.M
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2024年08月10日

# 37 Steakhouse & Bar [六本木] の21日間熟成ブラックアンガスビーフのハンバーガー カポナータと生ハム、モッツァレラチーズを燻製BBQソースで




 そろそろ上げてゆきましょう……今年の「六本木グルメバーガーグランプリ 2024」。まずは"圧倒的王者"、37 Steakhouse & Bar(サーティーセブン ステーキハウス&バー)の今年のバーガーから。

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2024 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills


 まぁ強いんですよ。去年エントリーした「 21日間熟成ブラックアンガス×赤城牛のハーブ&ガーリックチーズと夏野菜バーガー オリジナルスパイス添え」(コレ好きでした)も優勝して、2021〜23年の特別限定メニュー部門3連覇を達成。3年続けて優勝すると「殿堂入り」ルールが発動するので、2015〜17年のレギュラーメニュー部門3連覇に続き、特別限定メニュー部門もこれで殿堂入り。両方殿堂入り。

 だから今年は賞レースには参加せず、"殿堂"の高みから21日間熟成ブラックアンガスビーフのハンバーガー カポナータと生ハム、モッツァレラチーズを燻製BBQソースで¥3,300(税込)一品のみを提供しています。相変わらずの長い品名です。アメブロは入り切らないんじゃないかな。


 今年のパティは21日間熟成のUSブラックアンガスとオージービーフを合わせたサイズ180g。どちらも"リブロース"のようなステーキに使う部位の"端材"を集めて使用。挽きは7mm。成形後ひと晩寝かせてからグリル。下味は付けず、焼く際に「粟国(あぐに)の塩」と黒コショウを振るのみのシンプルな味付け。グリルは炭火の上で。↑ものすごく熾った写真ですが、普段からずっとこんな強火なワケではありません。


 このしっかり丁寧に焼いた大判パティの上に、今年は「カポナータ」「生ハム」「モッツァレラチーズ」をトッピング。カポナータはイタリアのシチリアやナポリの煮込み料理。そこへ「ピペラード」というスペインはバスク地方の料理の「煮込みの上に生ハムを乗せる」食べ方などもヒントにアレンジしています。

 生ハムはイタリア産の"燻製生ハム"。モッツァレラはオリジナルシーズニングを利かせてパンチを増したものがスライスチーズ約4枚分の大量。別添えの燻製BBQソース(赤)は"オリーブオイルにスモーク"をかけて各種調味料と合わせたもの。もうひとつのソース(白)は「37ソース」と呼ばれる創業以来の定番タルタルソースで、クンと香るヒトクセはエストラゴン……という内容。


 短く感想……夏らしい。全体に夏らしい味わい。存在感・安定感抜群のしっかり確かなパティの上に、燻製生ハムの塩気とカポナータのほんのり"明るい甘味"。迫力を有しつつも重苦しくならず、ライトにまとめ上げているところが実に夏らしく。味わいに「余裕」や「ゆとり」を感じる一品です。但し、去年に引き続いて今年もけっこうな水気がありました。そこは変わりなし。

§ §

 このバーガー、審査・投票は出来ませんが(殿堂入りしているので)、スタンプラリーのスタンプはゲット出来ます。「グランプリの回り始めの1店目は『37』から」と決めている客もいるそうで。サーティーセブンは今やすっかり「聖地化」しています。そんなグランプリには欠かせない一店……まぁ"最強王者"ですよ。




# 37 Steakhouse & Bar [六本木] の21日間熟成ブラックアンガス×赤城牛のハーブ&ガーリックチーズと夏野菜バーガー オリジナルスパイス添え
【六本木グルメバーガーグランプリ2016】 37 Steakhouse & Bar [六本木] の37クラシックバーガー TOPPING アボカド

― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-15-1
     六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り2F(けやき坂テラス)
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-5413-3737
URL: http://www.37steakhouse.com/
オープン: 2010年3月15日
* 営業時間 *
ランチ(平日): 11:30〜15:30(LO14:30)
ランチ(土日祝): 11:30〜16:00(LO15:00)
ディナー: 17:00〜23:00(LO22:00)
定休日: 無休(要確認)

2024.8.10 Y.M
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2023年08月05日

# KOREAN BBQ 水剌間 [六本木] の特撰和牛プルコギバーガー




 7月1日から8月31日まで真夏の2ヶ月たっぷり開催! 「六本木グルメバーガーグランプリ 2023」! 今年は本職のバーガー店"じゃない"店のバーガーも鋭意レポートしています。と言うことで4店目はKOREAN BBQ 水剌間(スラッカン)――韓国料理のお店です。

 こちらのリリースにある通り、代官山の韓国料理店「李南河(リナンハ)」が始めたプルコギ専門店が「水剌間」のスタート。最初のスラッカンは2005年、恵比寿にオープン。六本木ヒルズに出来たのは2021年3月のこと。同年のグランプリに初参加して今年で3年連続3度目のエントリー。


 六本木ヒルズの水剌間は頭に「KOREAN BBQ」と付きます。各店それぞれにコンセプトがある模様。なお、スラッカンの意味は「厨房」。それも、王様の食事を作るような「いい厨房」であると。なお、水剌間の真ん中の漢字は「剌」です。「刺す」ではなく、溌剌の「剌(らつ)」。であれば、「水(すい)・剌(らつ)・間(かん)→スラッカン」と読めなくはないですね……この辺の知識は私は全く弱いのでイチイチ面白いです。もうひとつ、「李南河」というのはオーナーシェフのお名前です。フルネーム。


 その「李南河」を"よりカジュアルな雰囲気"にしたのがスラッカンとのことですが、それでもなおフォーマルな趣きがあります。個室も大小5部屋を完備。入口通路にある無数の瓶詰めは焼酎にフルーツを漬け込んだ果実酒。10種類近くありますか。さらに店内にはソムリエの資格を持つスタッフが複数名いて、ワインも豊富。韓国料理とワインの組み合わせは思ってもみなかったので、文字通り「意外」ですね。


 普段のメニューはこんな感じ。写真は平日限定のランチメニュー「煮込みキムチチゲ」¥1,300(税込)。御飯・ナムル盛6種付き。真夏のキムチチゲはまぁ〜辛いのなんの! 汗を掻くこと掻くこと! 専門店の辛さは表面的なチリチリしたものでなく、「ズドーン!」ともっと低い位置から来ますね。だから、舌がヤラれるようなダメージはなくて、その場の暑さと辛さだけでスッキリ完結する感じです。私の知る限り、大久保辺りの町の韓国料理屋で味わうキョーレツな感じとはまた違う、上品で丁寧に作られた味に思えます。

 という店なので、普段のメニューにハンバーガーはありません。ですから、今回出品の特撰和牛プルコギバーガー¥2,500(税込)は、まさに特別限定メニュー。1日10食限定。ランチタイムのみ提供。


 タイトル通り、黒毛和牛のプルコギを主軸に据えた一品です。牛肉は信州プレミアム牛肉。そのバラ肉に特製のプルコギのタレを揉み込み、味を吸ったところでフライパンで炒め。量にして110g前後。その上にキムチとゴルゴンゾーラ。これらともに発酵食品。プルコギの下はザワークラウト(シュークルート)=キャベツの漬け物。これも発酵食品。


 で、その下……トマトのように見えるのはトマトでなく「ソーセージ」。ハムぐらいの直径がありますが、ハムではなくて「ソーセージ」です。かなりの厚切りですね。だからこのバーガーに「パティ」はありません。さらにその下にサンチュの葉が1枚来て、トマトソースを塗ったヒール(下バンズ)……という順。バンズは生地の目が細かく詰まった感じ。

 これがかぶりつくと……甘い! ベタベタに甘い! そして辛いッ! 強烈な甘さと辛さ。プルコギ全開! かなり振り切った味。"強い個性に負けない素材として"選ばれたゴルゴンゾーラチーズも完全に力負けしています。


 「ズーン!」とボディに来るヘヴィな辛さなので、それを「中和・緩衝」するものが私の好み的には欲しいかなと……。バーガー的に発想すれば、例えばフライドエッグとか(両面焼き)。ゴルゴンゾーラでなくクリームチーズとか。サイドのポテトもマッシュポテトなんかが来ると、すごくホッとする気がします……あっ! メニューにマッシュポテトあるじゃないですか。

 さすが専門店の"面目躍如"な一品。一方向に思い切って味を寄せたバーガー。ちょっと「人を選ぶかな」という気もしますが。

§ §

 六本木グルメバーガーグランプリにおいて、韓国料理の店は水剌間が実は「初」ではないかという……私の調べですが。コリアンスタイルのバーガーは分野としては有望、「大アリ」なジャンルなので、今年、さらには来年の10周年大会も視野に「ぜひ活躍して欲しいな」と強く期待しております。ポテンシャル的にはもっと行けるっしょ!




― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-10-1
     六本木ヒルズ ウェストウォーク 5F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-6434-7818
アカウント: https://www.instagram.com/suragan_roppongi/
オープン: 2021年3月31日
* 営業時間 *
平日・祝前日: 11:00〜15:00(LO14:30), 17:00〜23:00(LO22:00)
土日祝: 11:00〜15:30(LO15:00), 17:00〜23:00(LO22:00)
定休日: 無休(要確認)

2023.8.5 Y.M
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2023年08月04日

# BARBACOA [六本木] のホットブラジリアンロデオバーガー




 8月31日まで開催中! 六本木ヒルズを舞台に17店・計22バーガーが"熱戦"を繰り広げる「六本木グルメバーガーグランプリ 2023」! 3店目の紹介はBARBACOA(バルバッコア)……シュラスコの専門店です。「シュラスコ」はブラジルの肉料理、肉の串焼きのこと。つまり、肉を扱うのが"本業"の店なので、必然、ハンバーガーへの期待も高まるワケですが、事実、最近のバルバッコアは「強い」です。

 グランプリ初参戦は2016年。2019年に特別限定メニュー部門で初のグランプリ受賞。しかも「TASTE」「IMPACT」「CREATIVITY」の3項目すべてで最高得点をマークする「3冠」達成のグランプリで、料理長の「ダヨ」さんも大喜び。2021年にはレギュラーメニュー部門でもグランプリ獲得。今年3度目の受賞を狙います。


 本店はブラジル・サンパウロ。公式サイトのストーリーによれば、従来のシュラスカリア(シュラスコを提供するレストラン)は庶民的な店が多かったところを、ハイクラスにグレードアップさせたのが「バルバッコア」であると。創業は1990年。ブラジル・イタリア・日本に店がありますが、今や日本の方がブラジルより店舗数が多いそうで、東京に7店・大阪に2店を構えます。日本上陸は1994年。1号店は東京・青山。六本木ヒルズ店のオープンは2014年12月。


 ハンバーガーはランチメニューに「クラシックチーズバーガー」¥2,800(税込)が1品。これは2021年にグランプリを獲ったバーガーとは別物です。そして、今年の特別限定メニュー部門にエントリーしているのがホットブラジリアンロデオバーガー¥3,200(税込)。1日限定10食。昼夜とも食べられます。180gパティの上にコステーラ・デ・ボイ="ショートリブ"が乗る一品……。


 カナダ産ビーフのショートリブ(バラ肉)をシュラスコ専用のロティサリーで4時間グリル。下準備は岩塩を振る程度。あとはひたすら遠火で火を入れ、4時間後にはホロホロのジューシーに焼き上がっているという。

 このロティサリーは「シュラスケーロ」と呼ばれています。バルバッコアでは高級外国車が1台買えるほどの値段の特注のシュラスケーロを使用。横幅7〜8mはある巨大な機器が壁一面に埋まっています。これを使いこなしてシュラスコが焼けるのは認められた指折りの"職人"のみ。彼らは「パサドール」と呼ばれており、1店舗に必ず1人はブラジルの本店から本場のパサドールが派遣されているそうです。


 そんな特製のショートリブが乗り、さらにベーコン、スモークチーズ、グリルドオニオン、チリコンカン、サルサ、サウザンソース、ピクルスが重なる一品。最初は「乗せ過ぎかな?」と思ったのですが……このバーガーも「パティが確か」。

 パティはUS産ブラックアンガスのイチボ(ピッカーニャ)と鹿児島産の和牛を合わせた180g。鉄板で焼いたのちオーブンで仕上げ。適度な粗挽き肉の「ザラザラ」とした粒立ち。「ほろほろ」とほぐれる食べ口。さまざまな味が飛び交う中、しっかりとした"足腰"で立ち続ける安定感。大変優秀! それを助けるバンズはグラハムか。こちらも安定感よし。


 パティの上にとろけるスモークチーズのクリーミー。そして、ショートリブがまぁ〜やわらかくてジューシー! これは"ヤバい"おいしさ! 乗っているのはひと切れ=40〜50gほどですが、食べた感じはソレ以上。その数倍は乗っているような圧倒的な存在感。パティの下のグリルドオニオンもジューシー。

 さらにソース系が3つも来ますが、それぞれに機能して「ごちゃっ」と濁らず。「実は肉にも合う」という特製サウザン。ライム果汁とパクチーが入ったサルサもさわやか。強めに焼いたベーコンも「カチッ」とその食感を利かせています。そして「乗せ方がザツだな」と最初は思ったピクルスがまた優秀! 暴れる肉やソースをそのコリコリ食感でビシッ! とまとめ上げています。


 ハデな要素をこれだけ山盛りに背負いながら、みごとに乗りこなすその手綱さばき! それを叶えているのは、ひとつはてっぺんのピクルス。ひとつはバーガー内の各パーツがバラバラにならぬよう繋ぎ止めるスモークチーズ。そして何より、パティとバンズの抜群の安定感・存在感。とにかく、これだけの内容を支え切れるパティのおいしさに尽きます。それがあってこその、この「暴れ牛」の乗りこなし! Yee-Haw!

§ §

 好成績と高評価の理由がなるほど、よ〜くわかりました。これは強い! なお、料理長ダヨさんの出身地はなんと、アフリカのモーリシャス。このダヨシェフの感性とイマジネーションはちょっと計り知れませんね……ぜひまた別の機会に深く探ってみたく思ってます。ブラジル料理の専門店でモーリシャス人のシェフが作るテキサススタイルのハンバーガー……それだけでもぉ〜十分ユニーク!




― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-10-1
     六本木ヒルズ ウエストウォーク 5F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-5413-3663
URL: https://barbacoa.jp/
オープン: 2014年12月12日
* 営業時間 *
平日: 11:30〜15:00(LO14:00), 17:00〜23:00(LO22:00)
休日: 11:00〜16:00(LO15:00), 17:00〜23:00(LO22:00)
定休日: 無休(要確認)

2023.8.4 Y.M
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2023年08月02日

# Obica Mozzarella Bar [六本木] のブッラータバーガー




 7月1日より開催中の「六本木グルメバーガーグランプリ 2023」。続いてはObica Mozzarella Bar(オービカ モッツァレラバー)……モッツァレラチーズの専門店です。小売店でなくレストラン。グランプリには2015年から参加。

 本店はローマです。2004年の創業。イタリアの他にイギリス・アメリカ・日本・ポルトガルに展開。日本国内は東京・横浜・大阪に計6店。その国内1号店が六本木ヒルズ店。オープンは2008年11月。当初は「ヒルサイド」エリアのB1F、けやき坂に面した場所にありましたが、2018年に現在地へ移転。「メトロハット」横のこの一角は、地上を行き来する際にヒジョーに目立つ場所で、ゆえに午後も夕方も終日にぎわう人気店!


 今回訪ねてよーくわかったのが、ただのオシャレなイタリアン「じゃない」ことです。まず、モッツァレラチーズだけで「5種類」もあります。水牛(ブファラ)のミルクで作ったモッツァレラ、それをわらで燻製にしたもの等々。そしてピッツァ然り、パスタ然り、ラザニアもミラノ風カツレツも、フードメニューの多くがモッツァレラを使った料理であるという――そんな専門店です。

 なお、ピッツァは近年イタリアで大人気の「ピンサ」をベースにしたオリジナルスタイル。ブランド統括料理長の漆屋シェフによると「ピンサの要素を日本に持ち込んだのはオービカが最初じゃないか」と。


 さらにフードメニューはすべて「にんにく・玉ねぎ」不使用。五葷のようですね。ブイヨンやだしなどの旨味を足すこともあまりせず、素材の味そのままを提供するのがオービカ流と。ワインはほぼオーガニックワインで、ほぼイタリア産。

 そんなメニューの中にバーガーがあります……。ランチ&ブランチメニューに水牛モッツァレラを使った「O'バーガー」が、そしてディナーメニューにあるのが、今回レギュラー部門にエントリーしているブッラータバーガー¥2,800(税込)。夜のみならず終日注文可能です。


 これが噂の「ブッラータ」。名産地であるイタリア・プーリア地方から空輸したもので、細かく裂いたモッツァレラを生クリームと和えたもの=「ストラッチャテッラ」を袋状のモッツァレラで包んだフレッシュチーズです。写真は300g=5,500円のブッラータ。

 水牛の乳でなく牛乳で作ったブッラータです。冷たい水の中から取り出して包丁で切ると、モッツァレラの袋の中から「おぼろ豆腐(寄せ豆腐)」のような質感のものが、流れ出すでもなく、「でろり」と……。


 そのまま食べたり、トマトや生ハム、フルーツなどを添えたりしますが、常温に戻すとチーズ本来の風味がより味わえるので、冷蔵庫から出してすぐでなく、「ちょっと待ってから」食べるのがポイントと。

 この300gのブッラータの4分の1=約80gがパティの上に乗るのがブッラータバーガー調べたら本国イタリアのオービカにも同じ名前のメニューがありました(内容は多少異なります)。六本木ヒルズのブッラータバーガーは、国産牛のもも肉に黒毛和牛のスネなどを合わせた120gパティに特注バンズ、その裏にアンチョビバター、野菜はルッコラ、そして80gのブッラータ……という内容。シンプルです。


 推定8mm前後の粗挽きパティをガスの直火でグリル。振り塩はせず、塩はすべてパティの中に。同じグリラーでバンズもトースト。そもそも焼き色濃いめな表面に、ピザを思わせるほどの黒いコゲを何ヶ所も作って、かなり強めのトースト具合。色のきれいなルッコラは茨城産。

 感想……まずはその"よく焼き"バンズおよびパティが放つ強いコゲの風味。続いてチーズのねっとり……これが強く粘るでもなく、融けて流れてしまうでもなく、冷めて固まるでもなく、淡い塩気と微かなミルクの風味をまとって、バーガーの間に留まっているという……その"何とも言えない存在感"がこのバーガーの最たる特徴。何とも不思議な一品です。


 上下バンズの裏のアンチョビバターがちょっと利き過ぎかな。塩気が強いので、私の味覚ではもうちょっと穏やかに抑えてもよいかと。ピザを意識したような芳ばしいコゲの風味とブッラータの「とろ〜り」が二大特徴。その対極的な味覚の間を行ったり来たりしつつ、味わう……そんなバーガー。シンプルでストレートなようでいて、案外尖がってます。アクセントにフルーツなど入れたものも食べてみたいな……などとも思ったり。

 もう一品、特別限定メニュー部門にエントリーしている「タルタルステーキバーガー」¥3,800(税込)はなんと! 生の馬肉120gのバーガー。こちらはストラッチャテッラが乗ってます。

§ §

 ハンバーガーにおけるモッツァレラ(のスライス)はかなり重要なチーズで、先日の「カレーシャック」の例のように、味と味とを繋ぐ「ジョイント役」をさせたら右に出るものがないほどの適役です。そんな"繋ぎの名手"を主役に据えたバーガーということで、その辺からしてそもそも面白い、モッツァレラ専門店のチーズバーガー!




― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-4-1
     六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ 1F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩3分 地図
TEL: 03-5786-6400
URL: http://www.37steakhouse.com/
オープン: 2008年11月25日
営業時間: 11:00〜23:00(LO22:00)
定休日: 無休(要確認)

2023.8.2 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 19:05| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月01日

# 37 Steakhouse & Bar [六本木] の21日間熟成ブラックアンガス×赤城牛のハーブ&ガーリックチーズと夏野菜バーガー オリジナルスパイス添え




 7月1日より開催の「六本木グルメバーガーグランプリ 2023」……お待たせしました、ようやく記事アップです。六本木ヒルズを舞台に17の飲食店の計22バーガーがエントリーして、8月31日まで"熱戦"が繰り広げられます。食べた人による"投票"でグランプリを決定。こちら、37 Steakhouse & Bar(サーティーセブン ステーキハウス&バー)は優勝5回の強豪中の強豪!

 2014年の第1回大会から参加を続ける"最初期メンバー"のひとつで、2015・2016・2017と3年連続でレギュラーメニュー部門グランプリを達成して"殿堂入り"。2018年以降はレギュラー部門のエントリーは「ナシ」で、特別限定メニュー部門のみ参加という。要は「強すぎ!」と認定されたワケです。


 通常メニューのハンバーガーは1品のみ。「21日間熟成ブラックアンガスビーフ×オーストラリアビーフのクラシックバーガー」というメニューが平日ランチおよび週末・祝日のブランチメニューにあります。平日はパティ100g ¥2,000(税込)、180g ¥2,600(税込)でスープ・ドリンク付き。3連覇中の2016年に食べた際には「37クラシックバーガー」という名のバーガーがレギュラーメニューでした。殿堂入りしたのもそのバーガー。


 なお、「37クラシックバーガー」は2020年のグランプリで一度復活しています。この年はコロナの影響で通常開催でなく「2014年〜2019年の受賞バーガー復活」という変則開催だったため、一年限りの"カムバック"を遂げた次第。以上がレギュラーメニューのお話です。ここからがいよいよ本題……。

 今年のグランプリにエントリーしているのは特別限定メニュー部門の21日間熟成ブラックアンガス×赤城牛のハーブ&ガーリックチーズと夏野菜バーガー オリジナルスパイス添え¥3,400(税込)。名前長いです。ランチのみ提供。平日はスープ・ドリンク付き。そして平日のみパティのサイズを100gに変更可。


 炭火で焼いてます。これは参加店中でも少数派。「粟国(あぐに)の塩」という沖縄の塩と黒コショウを振ってグリル。パティは豪州産ブラックアンガスと群馬の銘柄牛「赤城牛(あかぎぎゅう)」を合わせた180g。レギュラーパティとは別仕様、このグランプリのための"スペシャル"なパティ!

 アンガスはリブロース、赤城牛はポーターハウス(=サーロイン+フィレ)を使用。ステーキには使えない"端材"を活用しているワケですが、それこそがステーキハウスならでは出来る「特権」。おかげで実にいい〜肉! クセのない素直な味わいで、ふっくら厚みを持たせたパティはバンズともどもサックリ食べやすく、口の中にスッと滑り込んで来る食べ心地のよさ。この時点で既に十分美味。


 そこへ乗る「ブルサンチーズ」……そのガーリック味の活躍ぶりがみごと! 各種野菜には特に強い味付けをしていないため、このバーガーの味はブルサンチーズのガーリック味が「一手に握っている」と言って過言ではないです。言うなれば、このバーガーの司令塔……それがこのブルサン。

 基本のパティとバンズ+チーズ……この3点で十二分においしいので、まずは何も乗せずに「野菜なし」で味わうことを強くおすすめします。ステーキハウスが作るパティのクオリティをまずは存分にご堪能いただきたく……。


 野菜を乗せると、食べるには現実的でないこの高さ。レッドオニオン、厚切りトマト、ミックスリーフの生野菜3点にグリルした米茄子、ズッキーニ、パプリカの夏野菜3点。正直やや乗せ過ぎなバーガーですが、しかし、かぶりついてみると、パティとバンズの基本がしっかりしているので味がブレません。

 散々乗せているようでいて、食材それぞれの間に「隙間」があり、個々の風味・食味が自由に発揮されるだけの「余地」が確保されているところがミソ。特にセルバチコは風味がきれいに抜け出て美味。その「詰め込まない」造りがみごと。


 おそらくこれもブルサンチーズの威力。ソースや調味料をいくつも使わず、ほぼすべての味付けをブルサンのみに任せたことで、味わいがゴチャつかず、ぐぢゃっと混ざり合わずに、きれいに整理されて感じられる。実際バンズの裏も何も塗ってません。ブルサンチーズの味「一発」でこのバーガーは形成されているという……「こんなチーズの使い方もあるんだ」という新鮮な驚きです。

 そこへ「味変」要員として前評判の高いオリジナルスパイスをかけると……これまたイイ〜抜け感! 気持ちよく味を利かせます。ケイジャンスパイスのヒリッとした辛味にレモンスパイスの甘味と酸味。それぞれにキリッとよく利いて、最後まで気持ちのいい一品。但し、野菜から出る水気がやや多いのが難。

§ §

 なるほど、グランプリ5回の実力ですね。横綱相撲的な安定感。これが出て来るなら「そりゃ〜勝つでしょ」というバーガー。バンズも生地感しっかり、ブリオッシュ的なコクがあって好アシスト。パティのキャラとよく合ってます。何はともあれ良質・上質なパティのおいしさ……それに尽きる!




【六本木グルメバーガーグランプリ2016】 37 Steakhouse & Bar [六本木] の37クラシックバーガー TOPPING アボカド

― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-15-1
     六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り2F(けやき坂テラス)
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-5413-3737
URL: http://www.37steakhouse.com/
オープン: 2010年3月15日
* 営業時間 *
ランチ(平日): 11:30〜15:30(LO14:30)
ランチ(土日祝): 11:30〜16:00(LO15:00)
ディナー: 17:00〜23:00(LO22:00)
※ハンバーガーの提供はランチのみ
定休日: 無休(要確認)

2023.8.1 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 18:49| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月29日

# 今年も開催中〜六本木グルメバーガーグランプリ 2023!




 今年は7月1日から8月31日まで丸々2ヶ月間開催の「六本木グルメバーガーグランプリ 2023」……取材してます。もうすぐアップ出来ると思いますので。お待ち下さい。

 今年は17店・22バーガーがエントリー。「TASTE」「IMPACT」「CREATIVITY」の3項目を5点満点ないし3点満点で評価する方法は例年と変わらず。それと「スタンプカード」がありまして、エントリーのバーガーを3つ食べると500円分のチケットになるという。これは去年もやってましたね。ではとりあえず、歴代グランプリ受賞店をおさらいしておきましょう。こんな感じです……。

2014年:
レギュラー「リゴレット バーアンドグリル」
特別限定メ「エーエス クラシックス ダイナー」

2015年:
レギュラー「37ステーキハウス & バー」
特別限定メ「リゴレット バーアンドグリル」

2016年:
レギュラー「37ステーキハウス & バー」
特別限定メ「リゴレット バーアンドグリル」

2017年:
レギュラー「37ステーキハウス & バー」
特別限定メ「エーエス クラシックス ダイナー」

2018年:
レギュラー「リゴレット バーアンドグリル」
特別限定メ「ヒルズ ダル・マット」

2019年:
レギュラー「リゴレット バーアンドグリル」
特別限定メ「バルバッコア」

2020年:
※歴代受賞作が復活する形式による特別開催

2021年:
レギュラー「バルバッコア」
特別限定メ「37ステーキハウス & バー」

2022年:
レギュラー「リゴレット バーアンドグリル」
特別限定メ「37ステーキハウス & バー」


と言うことで、通算のグランプリ獲得回数は「リゴレット バーアンドグリル」が6回、「37ステーキハウス & バー」が5回になりました。この2店がずば抜けて強いですね。あとは「エーエス クラシックス ダイナー」と「バルバッコア」が2回、「ヒルズ ダル・マット」が1回……グランプリ経験のある店は以上「5店」です。

 「37ステーキハウス & バー」は、2015・2016・2017とレギュラーメニュー部門「3連覇」を達成したために「殿堂入り」になりまして、今年もレギュラーメニューのエントリーは「なし」、特別限定メニュー部門のみの参加です。

§ §

 さて今年はどうなりますやら……。既に開始から1ヶ月近く経ってしまいましたけれども、いい加減に記事を上げて参りますので、「楽しみにしている方」はどうぞお楽しみに……。

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2023 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills




2023.7.29 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 16:29| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月17日

# THE OAK DOOR [六本木] のカリビアン スマッシュ バーガー




 「六本木グルメバーガーグランプリ 2022」――今年もやってます。7月16日(土)〜9月19日(月)までたっぷり2ヶ月間開催。ただ……ちょっといつもの面々過ぎるかな? 驚くような新手の登場など、もうそろそろ欲しいところです。そんな中、「グランド ハイアット 東京」のステーキハウス、THE OAK DOOR(オーク ドア)の、これは特別限定メニュー部門参加作。1日10食限定、カリビアン スマッシュ バーガー¥3,080(税込・サービス料別)。


 ひと言で言うと、面白いバーガー。料理長ティムさん自身もかつて食べたことがないような一品。完成までにテストを繰り返した。シーフード、海老、フルーツなど挟んだ末に、結局落ち着いたのがビーフパティ2枚=220g。ジャークスパイス……唐辛子、パプリカ、オールスパイス(コレ大事!)、生姜、コショウ等々……で強く味付けされており、これを熱い鉄板の上でスマッシュ。よく焼けて硬そうに見えるが、中はやわらか。きめ細かな牛肉が、でも、ベシャッと潰れることなく、ザラッと粒感を保ちつつ詰まっている。この挽肉の「ザラッ」が美味。「この味わいがあってこそ、このバーガーは成立している」と断言出来る存在感。

 バンズも"ケイジャンポテトバンズ"の名の通り、ケイジャンスパイスとジャガイモが生地に練り込まれていて、けっこうな味付き。"ジンジャージャークスプレッド"はヒール(下バンズ)の上。こちらはドライなスパイスでなく、"フレッシュ"なジャークスパイス。


 正直においは好きじゃない。スプレッドの青いにおいにパティのコゲのにおい。ひとクセあり。でも、かぶりつけばイイ味。冷静に味わうといろんなものがピリピリ辛い。それを中和するのがマンゴー。"甘い"とか"フルーティー"とか言う形容よりも、このマンゴーは「マイルド」。通常チーズがやる役を、このバーガーではマンゴーが担っている。が、このメキシコ産マンゴーにもハバネロなどで味付けが。そうは感じないけれども。とにかく甘いの、辛いの、味が多いバーガー。付け合わせのエスカベッシュピクルス(平たく言い直せば、南蛮漬けテイストの野菜の酢漬け)、プランテンフライ(プランテンとは料理に使われるバナナのこと)と、どちらもやや甘め。辛いバーガーの箸休めにほどよい糖分。

§ §

 まとめると、甘くて辛いバーガー。"甘いだけ"とか"辛いだけ"とか言うのでなくて「甘くて辛い」。どっちもです。その多彩な味わいを同時並行的に食べ進んでゆくと"exciting"するという。そんなバーガー。公式サイトにはおすすめドリンク「白ワイン」と出て来るけど、この"exciting flavor"にはやっぱりビールかな? 夏らしい一品ですよ。ご堪能を。




# THE OAK DOOR [六本木] のダブルデック チーズバーガー
# THE OAK DOOR [六本木] のミネソタ バーガー
# THE OAK DOOR [六本木] のオクラホマ フライドオニオン バーガー
# THE OAK DOOR [六本木] のコネチカット スチームバーガー
# THE OAK DOOR [六本木] のコネチカット ブロイルバーガー
# THE OAK DOOR [六本木] のメキシカン バーガー
【最新情報】「食楽web」掲載――通常サイズ何個分!? 高級ホテルの超巨大ハンバーガーが登場!
# THE OAK DOOR [六本木] のMr. & Mrs. チョコレートバーガー
【クリスマスのバーガー2016】 THE OAK DOOR [六本木] のホリデーホワイトバーガー
# 321 THE OAK DOOR [六本木]

― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 6F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩6分 地図
URL: http://restaurants.tokyo.grand.hyatt.co.jp/oak-door-restaurant/
TEL: 03-4333-8784
オープン: 2003年4月25日
 * 営業時間 *
ランチ: 11:30〜14:30(土日祝 〜15:00)
アフタヌーン: 15:00〜17:00
ディナー: 18:00〜22:00
バー: 11:30〜22:00
定休日: 無し(要確認)

2022.8.17 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 11:55| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月07日

# 六本木グルメバーガーグランプリ 2021 結果発表!




 8月1日から9月26日まで開催された「六本木グルメバーガーグランプリ 2021」の結果発表!

 実は私、結果発表のボードを見たのはこれが初めてです。グランプリが終わって六本木ヒルズへ行かなくなれば当然見ることもないワケで、こんなボードが各所に立つこと自体初めて知りました。こんなちゃんとした終わり方なんだ……。

 2021の特別限定メニュー部門グランプリは「37ステーキハウス & バー」。レギュラーメニューの「37クラシックバーガー」は3年連続グランプリに輝いて殿堂入りしています。ですので、今年もレギュラーメニュー部門にはエントリーしてません。ところが、特別メニュー部門でまたまたグランプリを獲ってしまったという。受賞を記念して10月31日まで販売延長とのこと。

 レギュラーメニュー部門は「バルバッコア」。さらに、大相撲で言うところの「三賞」的ポジションの"インパクト賞"と"クリエイティビティ賞"は「とんかつ 豚組食堂」と「レグリス」がそれぞれ受賞。豚組食堂は2019年に「チーズ in メンチかつバーガー」を食べてます。レグリスというお店は初めて聞きますね……あ、今回が初参加かな?

 ということで以下簡単ではありますが、各年のグランプリ受賞店です。

2014年:
レギュラー「リゴレット バーアンドグリル」
特別限定メ「エーエス クラシックス ダイナー」

2015年:
レギュラー「37ステーキハウス & バー」
特別限定メ「リゴレット バーアンドグリル」

2016年:
レギュラー「37ステーキハウス & バー」
特別限定メ「リゴレット バーアンドグリル」

2017年:
レギュラー「37ステーキハウス & バー」
特別限定メ「エーエス クラシックス ダイナー」

2018年:
レギュラー「リゴレット バーアンドグリル」
特別限定メ「ヒルズ ダル・マット」

2019年:
レギュラー「リゴレット バーアンドグリル」
特別限定メ「バルバッコア」

2020年:
※歴代受賞作が復活する形式による特別開催

2021年:
レギュラー「バルバッコア」
特別限定メ「37ステーキハウス & バー」


グランプリ獲得回数で行くと、「リゴレット バーアンドグリル」が5回、「37ステーキハウス & バー」が4回、「エーエス クラシックス ダイナー」と「バルバッコア」が2回。但し「37ステーキハウス & バー」は殿堂入りしたことにより、2018年以降のレギュラーメニュー部門に参加してません。もし参加していれば、「リゴレット」と「37」の回数が逆転していたかも……。

§ §

 去年も今年もあまり行けなかったので、また来年ですね。↓の専用ページはもう見られません。いつも消すの早いんですよね(笑)。残しておいて欲しいなぁ……。

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2021 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills




2021.10.7 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 17:00| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月18日

# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のチポトレバーベキュー・ベーコンエッグバーガー




 8月1日〜9月26日まで開催中、「六本木グルメバーガーグランプリ 2021」。広い館内至る所にこのような看板が立てられ、専用の冊子が置かれています。前回の「AS CLASSICS DINER」に続いて、今日はウェストウォーク5FのRIGOLETTO BAR AND GRILL(リゴレット バーアンドグリル)へ。王道な流れですが。食べたのは特別限定メニュー部門参加作、チポトレバーベキュー・ベーコンエッグバーガー¥1,815(税込)。

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2021 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills




 去年は「BBQベーコンエッグバーガー」を食べました。2016年のグランプリ受賞作です。説明等々見る限り、今年の「チポトレバーベキュー……」も、内容は大体同じです。パティはUSブラックアンガスに国産牛を合わせた130g。店内で自家挽きして鉄板でグリル。水分不使用のミルクバンズはグループ店の「SHIBUichi BAKERY」作。ソースはチポトレソース&BBQソース、下にサウザンソース。チーズはチェダー。オニオンはグリルド。レタスはグリーンカール。チーズやソースに多少の違いはありますが、大体一緒。大きく違っていたのは、そこまで「辛くなかった」点でしょうか。辛さよりも味わいに重きを置いているように感じられました。


 ひとことで言うと、若干「過積載」気味のバーガーです。エッグが片面焼き=目玉焼きであるのも一因しているでしょう。食べてすぐに黄身が決壊して、なかなか汁気の多い状態に持ち込まれますが、一方でこのソースの洪水を味の上で止めるものが、ベーコンのコゲ味のほろ苦さや食感であったり、チーズであったり。そしてもう一点、ミルクバンズの表面いっぱいに付けられたケシの実ですね。こいつが食べている間中、常に「つぶつぶ」と感じられて、洪水の中にもペースを保ち、テンポをキープする役割を果たしています。こういう「つぶつぶ」食感のバンズも世間的には少ないので、なかなか独特な存在感です。リゴレット「ならでは」のバンズであり、「武器」であるとも言えるでしょう。裏に塗られているのは「からしバター」。パティの振り塩はスモークソルト。

§ §

 若干やり過ぎなバーガーですが、 まぁでもそういう"お祭り"なので、それぐらいのにぎやかさでよいと思います。今回あらためての収穫はバンズの個性ですね。ケシの実だらけの独自な食感。食べ口。この"テンポキーパー"の存在なしに、ソース豊富なこのバーガーは成立していなかったと思います。その辺すべて総合しての「リゴレットらしさ」ということで。




# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のBBQベーコンエッグバーガー
# 310 RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木]

― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-10-1
     六本木ヒルズ ウェストウォーク5F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-6438-0071
URL: http://www.rigoletto.jp/
オープン: 2008年5月12日
* 営業時間 *
月〜木: 11:00〜翌2:00(LO翌1:30)
金土・祝前: 11:00〜翌4:00(LO翌3:30)
日・祝: 11:00〜23:00(LO22:30)
11:30〜22:00(LO21:30)
定休日: なし(要確認)

2021.9.18 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 16:11| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月05日

# AS CLASSICS DINER [六本木] のAS “FAT PATTY” CHEESE BURGER




 今さらですが今年もやってます、「六本木グルメバーガーグランプリ 2021」。去年は過去の受賞作・ノミネート作が復活・再登場する特別編でしたが、今年は例年通りの「グランプリ」が復活。8月1日(日)〜9月26日(日)まで開催中!

 ■六本木グルメバーガーグランプリ 2021 | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills



 去年に続いて今年もヒルサイドB1FのAS CLASSICS DINER(エーエス・クラシックス・ダイナー)へ。常に優勝候補でありながら(ハンバーガーは本業ですから)、それゆえにライバルである他店からのマークも偵察も常に「厳しい」というエーエスさんの、今年の特別限定メニュー部門参加作はAS “FAT PATTY” CHEESE BURGER¥1,650(税込)。1日30食限定。


 どれぐらい「FAT」かと言うと、パティサイズが1.5倍。通常120gなので、つまり、180gパティを挟んでいるバーガーと。肉はオージー。チョップ肉に挽肉をプラス。ちなみに移転前、メトロハットの地下に店があった時代は挽肉オンリーのパティでした。これを直火で(移転前は鉄板)、焼き目を付けて芳ばしくグリル。バンズも通常サイズより大きい120g。新宿「峰屋」作。これらが合わさると、とんでもない分厚さに。積み重なった結果の分厚さと言うより、パーツひとつひとつが分厚い。特にバンズは底が厚い。だるまのようなバーガー。


 この分厚いパティの上にチェダーチーズ2枚、フライドオニオン&辛味を抜かない生オニオン(普段はグリルドオニオン)、そしてディルピクルス。甘いソースはスイートBBQソース。その元となっているケチャップは自家製。クラウン(上バンズ)の裏に塗られたマヨネーズも自家製。付け合わせのポテトも生から湯がいて揚げた自家製。ヒール(下バンズ)にタルタルソース。

 しっかり振った塩味。コリコリの肉の「噛ませる」食感とコゲのにおい。そしてピクルスのフレーバー。奇妙・珍妙な、トリッキーな味でなく、「あ、食べたことあるな」と思ってもらうことが狙いの「王道」がテーマのバーガー。ストレートで単純な味なのだけれど、但し、相当ゴツい。とんでもない剛速球を投げつけられたような質量と迫力。誰憚ることなくエーエスらしさを全開に出しまくってます。女性も「ぺろり」と聞きましたが、本当かな?コーラは1杯じゃ足りず。2杯は必要かな?

§ §

 そう、特に夏場は「ドリンクもっと大きいサイズで出して欲しい」とよく思います。ゴクゴクと喉を鳴らして飲みたいクチなので。何にせよ、気合の入った一品です。どんな時でも「ブレないAS」を実感出来ます。直球勝負!




# AS CLASSICS DINER [六本木] のアメリカンクラシックバーガー
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のオニオンマッシュルームバーガー(再食)
【六本木グルメバーガーグランプリ2016】 AS CLASSICS DINER [六本木] のチリチーズバーガー
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のコーンビーフ&チーズ
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のハンバーガー(再食)
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のベーコンチーズバーガー(再々食)
【スタンプラリー#08】 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のカラミティ・ジェーン・バーガー
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のハンバーガー
【最新情報】 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] も被災地支援実施中
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のバーベキュースモークベーコンチーズバーガー
【最新情報】 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] でGAO NISHIKAWAさんのイラスト展示会開催
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のグリルドパイナップルバーガー
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のスモークバーベキューポークバーガー
# ロコモコ ◆ vol.3 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のASCロコモコ
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のチレ・チポトレ・スパイシーチーズバーガー
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のスモークド コーンビーフ バーガー
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のホット&サワーバーガー
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のショルダーベーコンチーズバーガー
# Christmas'09 ◆ vol.2 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のベイクドアップルバーガー
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のホットメキシカンバーガー TOPPING チーズ
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のオニオンマッシュルームバーガー
【最新情報】 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] は明日1月6日(火)営業、7日(水)は18時から営業
【最新情報】 本日12月17日、AS CLASSICS DINER [駒沢大学] が3周年
# Halloween'08 ◆ vol.4 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のパンプキンタルタルバーガー
【どーでもいい話】 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] が『33分探偵』に登場
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のベーコンチーズバーガー(再食)
# テリヤキバーガー ◆ AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のテリヤキバーガー
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] の黒ゴマライ麦バンズによるチーズバーガー
# Christmas'07 ◆ vol.3 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] の
ジャークターキー&クランベリーソースバーガー

【おしらせ】AS CLASSICS DINER [駒沢大学] の全国「ハンバーガーショップ&ダイナーTシャツ」が出来上がりました
【おしらせ】 AS CLASSICS DINER [駒沢大学]の2周年企画「ハンバーガーショップ&ダイナーTシャツ」制作のおしらせ
# Halloween'07 ◆ vol.2 AS CLASSICS DINER [駒沢大学]のかぼちゃバンズ
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のベーコンチーズバーガー
【最新情報】 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] の撮影のお手伝いをさせていただきました
# 136 AS CLASSICS DINER [駒沢大学]

― shop data ―
●ROPPNOGI
所在地: 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド B1F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-6721-1581
URL: http://asclassics.com/
オープン: 2013年4月19日
営業時間: 11:00〜20:00
定休日: なし(要確認)

2021.9.5 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 21:48| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月29日

# RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木] のBBQベーコンエッグバーガー




 9月27日まで開催中の「六本木グルメバーガーグランプリ 〜六本木グルメバーガー 2014年〜2019年の受賞バーガー復活〜」。二つ目のバーガーはRIGOLETTO BAR AND GRILL(リゴレット バーアンドグリル)より……。

 こちらグランプリの"常勝"店でして、どれくらい常勝かと言うと、2014年、2018年、2019年のレギュラーメニュー部門グランプリ、2015年、2016年の特別限定メニュー部門グランプリにそれぞれ輝いた――高校野球で言えば、大阪桐蔭? 昔のPL学園? ――まぁそれぐらいの超強豪なワケです。でもその割りには、私はあまり店を訪ねていません。それは「雰囲気があまりに良過ぎるから」でして、↓この雰囲気の中でガチャガチャやるのも「申し訳ないな……」ということで、ついつい足が遠のいていた次第です。しかしこのたび、6年半ぶりにお邪魔しました。


 食べたのはBBQベーコンエッグバーガー¥1,870(税込)。2016年の特別限定メニュー部門グランプリ受賞作にして、このたび復活中の期間限定メニューです。普段はバーガー5品とサンド1品を提供しています。以前、私が食べたのは基本の「リゴレット・バーガー」でしたが、その後だいぶ様変わりしたようで、あらためてご紹介します。

 まず、大きな変化は「ALL NATURAL」を目指すようになったこと。「化学調味料不使用」「低温圧搾抽出法油、トランス脂肪酸ゼロ」「自然製法の塩使用」「オーガニック砂糖使用」――。よって、既製品の多くが使えず、ゆえに手作りの要素が増えています。このバーガーに使われているチポトレBBQソース、サウザンアイランドソースはもちろん自家製。パティはUSブラックアンガスに国産牛の部位と牛脂をプラスした130g。こちらは以前より、ブロック肉を挽くところから店内で手作業。バンズは店内ではありませんが、系列のベーカリーが焼いた特注品で、水分不使用のミルクバンズです。

 それらパーツを擁したBBQベーコンエッグバーガータイトルだけ見ると、よくある定番的なものを想像しがちですが……これが容赦なく辛いっ!


 向こうから攻め込んでくるようなチポトレBBQソースの辛さ。そのインパクトがあまりに強くて、あとの食材はどうでもよく思えるくらいまで、開始早々畳みかけて来ます。中で唯一異質なのはケシの実だらけのバンズでしょうか。その軽さを活かし、辛いソースの洪水から「ふわっ」と浮き上がるような存在感。

 それが中盤になると、別展開が訪れます。ほどなくして、フライドエッグがソースの辛さを馴染ませる役であることに気付きます。温まったトマトのおいしさ。ねっとり粘るチェダーチーズとスモークゴーダチーズ。そして終盤、バーガー全体を下支えするビーフパティがようやくオモテに登場。グリルドオニオンの歯ごたえもサクッと利いて、粗挽きコショウと合流してビリビリ辛いベーコンなどが活躍します。


 チポトレBBQソースの先制パンチに始まり、中ほどはフライドエッグなどによるマイルドな展開、終盤はパティやベーコンといった「肉」の活躍で締める――。ただおいしいだけでなく、ひとつのバーガーの中に「ドラマ」がある、「展開」がある、そんなエンタテインメントに満ちたバーガーに思いました。グランプリにふさわしい「お祭り感」があります。さすが強豪。「なるほど」という試合運び。

§ §

 けっこう汁気が多いので、ポテトにかけて食べると尚好し。あと、じゃこと鰹節を振ったサラダがおいしかった。このドレッシングもイチから自家製でしょう。派手できらびやかであると同時に「オールナチュラル」を目指しているという、その辺りが大きなポイントです。平日ランチはサラダ・ドリンク付き。9月27日までの期間限定!

 ■六本木グルメバーガー 2014年〜2019年の受賞バーガー復活〜 特設ページ




# 310 RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木]

― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-10-1
     六本木ヒルズ ウェストウォーク5F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-6438-0071
URL: http://www.rigoletto.jp/
オープン: 2008年5月12日
* 営業時間 *
月〜木: 11:00〜翌2:00(LO翌1:30)
金土・祝前: 11:00〜翌4:00(LO翌3:30)
日・祝: 11:00〜23:00(LO22:30)
11:30〜22:00(LO21:30)
定休日: なし(要確認)

2020.8.29 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 16:57| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月05日

# AS CLASSICS DINER [六本木] のアメリカンクラシックバーガー




 今年は過去6年間の受賞作・ノミネート作によるエキシビション的な内容で開催する「六本木グルメバーガーグランプリ 〜六本木グルメバーガー 2014年〜2019年の受賞バーガー復活〜」。特設ページはこちら。六本木ヒルズとその周辺施設のレストラン・飲食店全17店舗が参加して17のハンバーガーを提供する企画です。今年はグランプリではありませんが、まぁ、十分に「お祭り」でしょう。バーガー祭り。期間は8月1日(土)〜9月27日(日)まで。たっぷりあります。

 ■六本木グルメバーガー 2014年〜2019年の受賞バーガー復活〜 特設ページ

§ §

 ということで早速行ってみましょう。2014年の特別限定メニュー部門グランプリ受賞作です。AS CLASSICS DINER(エーエス・クラシックス・ダイナー)アメリカンクラシックバーガー¥1,400(税込)。


 エーエスさん、以前のメトロハットB1Fから、ヒルサイドのB1Fに引っ越されました。"B1F"と言っても地上です。地下から陽の当たる"地上"へと大移動されて、しかも、ゆったりとしたテラスが付いてきたという、大栄転な感じですね。

 それでこのグランプリ受賞作は、オーナー水上氏自らの発案です。内容はチーズバーガー。例のチョップ肉(産地は以前はメキシコだったが今は?)の120gパティに新宿「峰屋」の酒種バンズ。レタス、トマトと来て、グリルドオニオンは入らず、代わりにピクルス4枚。BBQソースも入らず、代わりに自家製ケチャップ。チェダーチーズはたっぷり2枚。上下バンズの裏のタルタルソースは入らず、代わりにマヨネーズ――という内容。シンプル。王道。オーソドックス。


 かぶりつけば、チョップ肉のパティの「コリッ」まで行かない「ぷにっ」とした噛みごたえ。食べづらくない絶妙の弾力。2枚重ねのチェダーチーズはコクと芳ばしさと塩気を利かせまくっている。その「塩辛いんだけど、辛過ぎるまではゆかない」塩加減が絶妙! 絶妙と言えば、峰屋のバンズも誠に絶妙。「峰屋でござい」的な味の利かせ方は一切しないんだけど、でも確実に、バーガーの旨味の醸成に一役買っているという「目立たぬ大活躍」ぶりが凄まじい。自家製ケチャップはどちらかと言えばトマトソース寄りで、トマトの旨味成分がよく利いた、イタリアンタッチなおいしさでもある。

 何にせよケチャップを使ったバーガーと言うことで、ご存知「マクドナルド」のハンバーガーに通じるクラシカルでストレートなおいしさ。ピクルスがなお一層マクドナルド感を強調している。「マックのバーガーを思いっきりグレードアップさせるとこうなるんだ」という感じの一品。

§ §

 高級食材を駆使したきらびやかな創作バーガーが居並ぶ中、この「余計なことしないでかなりおいしい」一品を敢えてぶつけて来たことを評価したい。見た目は地味に思えるかも知れないが、これこそハンバーガー。「おいしいもの」である以前に、まず「ハンバーガーである」ことをきちんと押さえてきた、その点を高く高く評価したいです。




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ジャークターキー&クランベリーソースバーガー

【おしらせ】AS CLASSICS DINER [駒沢大学] の全国「ハンバーガーショップ&ダイナーTシャツ」が出来上がりました
【おしらせ】 AS CLASSICS DINER [駒沢大学]の2周年企画「ハンバーガーショップ&ダイナーTシャツ」制作のおしらせ
# Halloween'07 ◆ vol.2 AS CLASSICS DINER [駒沢大学]のかぼちゃバンズ
# AS CLASSICS DINER [駒沢大学] のベーコンチーズバーガー
【最新情報】 AS CLASSICS DINER [駒沢大学] の撮影のお手伝いをさせていただきました
# 136 AS CLASSICS DINER [駒沢大学]

― shop data ―
●ROPPNOGI
所在地: 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド B1F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩5分 地図
TEL: 03-6721-1581
URL: http://asclassics.com/
オープン: 2013年4月19日
営業時間: 11:00〜23:00(LO22:00)
定休日: なし(要確認)

2020.8.5 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:59| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月30日

# 六本木グルメバーガーグランプリ2019〜あす8月31日(土)まで!




 告知記事と実食レポートを書かせていただいたご縁から、「六本木グルメバーガーグランプリ2019」、開催は8月31日まで。この週末でいよいよ終了です!

 「レギュラーメニュー部門」「特別限定メニュー部門」の2部門で覇を競うグランプリ。採点式の「投票」でグランプリは決まります。エントリーは全19店の24バーガー。どれも「六本木ヒルズクオリティ」を満たす良品ばかり。そんな「へんてこりん」なバーガーは出て来ません。国内でも稀有な、「六本木ヒルズ」というハイブランドを活かしたバーガーイベントです。ぜひ皆さんご参加・ご体験を!

 以下、私が書いた「六本木グルメバーガーグランプリ2019」の関連記事です。

■食楽web
 # ハンバーガー評論家が解説! 「六本木グルメバーガーグランプリ2019」の注目バーガーはコレ!
 # 「六本木グルメバーガーグランプリ」に参加してわかった最強のハンバーガー4選

 # ヒルズ ダル・マット [六本木] のフォアグラ+A5ランク山形牛ジューシーバーガートリュフ風味メニュー
 # ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー [六本木] の黒ごま和牛炭火バーガー アリッサソース
 # シェイクシャック [六本木] のシャックスタック
 # とんかつ 豚組食堂 [六本木] のチーズ in メンチかつバーガー



2019.8.30 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 12:44| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月09日

# とんかつ 豚組食堂 [六本木] のチーズ in メンチかつバーガー




 8月31日まで「開催期間50日間」で開催中、「六本木グルメバーガーグランプリ2019」。その実食レポートを「食楽web」にアップしております。全19店・24バーガーがエントリーする中「特に気になった」バーガーを4つピックアップしてご紹介しています。その"補足"記事の第4弾――とんかつ 豚組食堂チーズ in メンチかつバーガー¥1,800(税込)を今日はご紹介。

 ■「六本木グルメバーガーグランプリ」に参加してわかった最強のハンバーガー4選

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posted by ハンバーガーストリート at 17:59| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする