実はこれが我が令和初のバーガーである。なぜこうなったか以下説明を……。
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これまで私はコンビニのバーガーをほぼ食べずに来た。そこへ東京・潮見「Skippers'」さんから「ローソンのハンバーガーはいい」と平成の最後に薦められたのである。そう言われると気になる。果たしてそれほどのものなのか。そこへ来て、たまたま食べたカップ麺が「超絶」においしかった。
私はラーメンそのものを普段あまり食べない。即席めんも同じくほぼ食べないのだが、しかし、昨今のインスタント食品技術の目覚ましい進歩・発展ぶりについては耳にするので、試みに買って食べてみたところ……これが想像以上! 「これで200円ならもうこれでいい」とさえ事実ちょっと思ったのである。さすがラーメンは五歩も十歩も進んでいる。「ではハンバーガーは?」……というのがここまでの流れ。
ということで"チームSkippers'"の薦めるままにローソンのハンバーガーを食べてみた。時期的なものか新発売のプレミアム ベーコンチーズバーガー¥276(税込¥298)ばかりが売られている。商品ページこちら。製造者はサンデリカ。
以前、ローソンのバーガーについては"未遂"に終わったことがあるので、今回仕切り直し。説明書きに反して「開封せず」に、家の電子レンジで60秒間500Wで温めたところ、途中で「パン!」と袋が破れた。その後もう一度、今度は初めから封の隅を少し開けて温めたところ、開封するのと・しないのとではチーズの融け具合が違う。開封して加熱した方がチーズがよく融けた。
500W・60秒でもう持てないぐらいにアツアツである。漂うにおいはベーコンのにおい。そこそこ厚みのある、弾力があるベーコンが2枚入っている。このベーコンの歯ごたえが食感の良きアクセント。牛革のようにソフトなバンズは甘さ抑え目。町のパン屋が作る「甘々な」生地の惣菜パンよりもよほど心得ている。その点好印象。
パティは薄い肉の板が3枚重ねられているような不思議な造りで、しっかりとした歯ごたえがあるが、しかしカチカチし過ぎず、ましてグンニャリやわらかくもなくて、とにかく「食感」を出して来ている。食品表示には「ハンバーグ」とのみあり、何が使われているかはわからない。たっぷり塗り込んだマスタードの辛味がその正体不詳のパティの風味を上手く飛ばして、バーガー全体の味を支配。パティの上にはおだやかな味わいのピクルス入りトマト野菜ソース。後味に薄っすらピリピリ黒胡椒。野菜はナシ。
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個体差か、2個食べた2個目の方はマスタードの塗りが強過ぎて(だから目分量なのだろう)、そうなるとシューマイのような、肉団子のようなテイストになる。こういう袋詰めの調理パンを食べる際、口に残る「後味」がいつも気になるのだが、それも危惧していたほどでなく、これで298円なら「手が打てるかも知れない」と思った。
という想像より健闘の一品。少なくとも「もうええわ」とは思わなかった。だから作戦「継続」ということで――。 (つづく)
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2019.5.8 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 14:04|
コンビニ編
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