予選出場の8チームのうち、得点の高い上位2チームが決勝へ進みます。「Tokyo American Club」と「SHOGUN BURGER」ですね。得点は審査員4人による採点の平均点。それで、予選のスコアは決勝にも引き継がれるとのことで、つまり、予選ラウンド終了時点で「Tokyo American Club」と「SHOGUN BURGER」には既にけっこうな点差がついていました。小数点以下3位まで出していたので細かな数値は忘れましたが、「Tokyo American Club」が決して少なくないリードをつけていたことは確かです。そして一夜明けての決勝ラウンド。決勝には決勝のルールがあります……。
Tokyo American Club「Big Easy」の寸評……まず初めに、カメラの設定を間違えたため、しょぼいバーガーに写ってしまったことをお詫びします。で、多分レムラードソースだと思う……その「風味」が分かれ目。クセがあり、かぶりつくたびにその味がして、正直受け付けなかった。米国料理には前向きな理解があるつもりだが、この味わいは普段食べ慣れないもので、審査の場で即座に受け入れられるものではなく、その点がまず第一。
ここへ来てハンバーガーの「スタイル」というものを意識させられまして。まるで鉄壁の陣形を組んだかのような、ここまで統一感のあるバーガーを食べたのは初めてで、「Tokyo American Club」の底知れぬ実力には恐怖させ覚えます。片や「Field」のバーガーは甘いものと辛いものとが「やぐら」のように組み合わさったバーガーで。その両者の「スタイル」に着目して、私は「Tokyo American Club」に軍配。審査員4人の総合評価でも「Tokyo American Club」。この結果、予選ラウンド得点上位2チームは「Tokyo American Club」と「SHOGUN BURGER」に決定。決勝ラウンドに進出です。
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しかし予選の最後の最後に、「Tokyo American Club」には衝撃的な技と腕を見せつけられまして。こんな謎だらけの実力者、出来得ることなら予選のもっと早い段階で出て来て欲しかったですね。その辺りも含め、めぐり合わせと言うべきでしょうか。とにかく、途轍もなく「強くて」「謎な」チームが最後に出て来ました。↓予選2日間のまとめ映像もぜひご覧下さい!