2005年12月01日

# 101 東京全日空ホテル チャコールキッチン 炙 [溜池山王]



 ココの店の宣伝が気になっていたのである。なにせ炭火焼の専門店ですから。肉の専門店がつくるハンバーガーならきっと美味しいに違いない――とは毎度言ってますが。東京全日空ホテルの3Fにある店ながら「ホテル編」として括られる、ロビーのカフェラウンジとは切り分けて考えたく。パンも美味しいと定評あるホテルなので、新御三家……(以下略)


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2005年07月16日

# 077 牛豚鶏Body Dining [田町]



 またしても[最寄駅]の難しい店。「駅から遠くても、なんのそのJR田町駅東口から徒歩13分」とは店のチラシ。ゆりかもめ芝浦ふ頭駅なら「徒歩5分」、断然近いのはコッチ――熟考の末、今回は距離より知名度を採ることに。このチラシ、田舎的とでも言おうか、アピールしたいことがとにかく思いつくまま何でもかんでも書いてあり、雑然としてかつ極めてとりとめ無い。一体どんな人が作ってんだろ……と再びチラシに目をやると「会社概要」の項があり、そこには「オーシャンキングジャパン 飲食事業部」と。どうやら同じフロアにあるらしい。とりとめの無さは店名にも及び、同じチラシの中で「牛豚鶏Body Dining」「ウットリBody Dining」「牛豚鶏ボディダイニング」の3種類の表記、まるで統一がとれていない。14項目にわたる「店舗案内」の1番目「ディナー店名は牛豚鶏《ウットリ》とランチ店名は魚禽姫《ウットリヒメ》と親しみある店名を採用」から容易に推察できるように、自分の世界を強烈に持った店――と言うことができようか。SINCE 2004。



 ステーキ&ハンバーグ料理専門店。白い壁、白い椅子にゴージャスなベルベットブルーのカーテン、青い床。ライティングをウンと落とし、国道246沿い・三宿〜三茶辺りによくある感じの店。一見「高級感」だが、イスやテーブルをよく見ると年季入ってたり新品だったり……この辺りもとりとめ無し。海岸通りに面した倉庫を利用。トイレなんか何処ぞのクラブみたく、無意味に広い殺風景な空間の真ん中におもむろに便座だけ置いてあって、エラク簡易的かつ美しくはない造りだった。店に入るとイガ栗アタマに口髭のイカツイ兄ちゃんが出て来て、バーガー頼むと「少々お時間かかりますが……」と。こっちはハナからそのつもりなので「よろしく!」と返すと、厨房からペタペタ肉を捏ねる音、続いてジュー……と焼く音。皿が運ばれるまで都合20分弱、かなり丹念につくっている様子で嬉しい限り!UTTORI 特製チーズハンバーガー\700、半ツヤのバンズ、表面ちょっと白ゴマ。フカ系かな?中は真っ赤なトマ、サニレタ、とろけたチーズは存在薄。で何てったって主役のパティ――はハンバーグだった。表面のコゲ香ばしく、帝国ホテル……とまではゆかぬが、分厚い中から肉汁がジュワーッ!ナツメグがやたらと効きまくっている。マヨ&ケチャなど調味料特になく、パティの塩味とひたすらナツメグのみ……いや、パティにちょっと醤油ベースのソースでも絡んでたかな?そんな味もした。付け合せはパセリを振ったフレンチフライ。



 マッチョな牛のキャラと店内各所に置かれた牛のぬいぐるみは、この時期エラク暑っ苦しく目に映って、正直如何なものかと……。ビル自体貸しスタジオ/レンタルスペースなのだが、コノ店とは無関係か。金土・祝前は遅くまでやっているそうなので、深夜クルマで乗り付けてガッツク……なんて使い方はやっぱり三宿的ですかな。BGM――いまどきなソウル/ダンス系がお店の雰囲気にマッチ。
 さて帰りがけ、店を出てふと振り返るとオモテの塀に建築計画の掲示。地番表示なので店の住所と一致はしていなかったが、普通に考えればコノ敷地が計画の対象に違いない。着工予定9月1日――てコトは去年オープンして一年もしないでもう無くなっちゃうの?そう考えると、ははぁ〜と頷けなくもない店のつくりだったような……


2005.7.16 Y.M

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2005年02月12日

# 036 ステーキくに 市ヶ谷店 [市ヶ谷]



 久々の肉弾編。「ステーキの店」などと聞くと、否が上にも期待は高まらざるを得ない。なにしろ肉の専門店である。専門店のつくるハンバーガーならきっと美味しいに違いない。



 一口坂と言った方が適当な立地。店は一口坂にあるけれど、ステーキは一口ではない――ナンチャッテ……。定食メインのお手頃ステーキ店。肉っ気求めてのっそりやってきたサラリーマンが、黙々と貪り食らって独り静かに帰って行く、そんなお店。中央のカウンターを背の高い椅子が取り囲むさまは「さぁ飢えし者どもよ、がっつくがいい!」と言わんばかりの迫力を帯びている。このカウンター席がメイン、さほど大きな店ではない。ステンドグラス風ランプ、白黒タイルの市松模様、こげ茶を基調にした昭和懐古趣味的内装。要はペッパーランチに昭和レトロを振りかけた感じ?しかしさすがはステーキ店、カウンターよりさらに一段高く「和牛サーロイン1g¥20」などと貼られたショーケースがいと誇らしげに客席を見下ろす。チーズバーガー\1,100、サラダ・カップスープ付。焼き加減を選ぶことができる。いちげんさんルールに従いミディアム。サラダとスープは案外な食べ応えで肉の焼き上がりを待つには良い暇つぶし。



 ココも上下パカッとオープンフェイススタイル。バンズの下にレタスどっさり――レタスというよりサンチュな盛り方だ。シュレッドオニオンはあまり味せず。トマトの下に水っぽくて独り味の浮いてるピクルスを挟み、次にとろけたチーズが2枚重ね。が、2枚でもなお味弱く――。そして本日の主役中の主役、パティ。黒胡椒で味付け。コノ黒胡椒はまるで計算し尽したかのような緻密な味をパティに添えて、柔らかく、クサミのない上質なパティをひたすらサポート。常に眼鏡の奥を光らせつ、パティのコンディションを冷静に管理しているかのような伴走ぶりである。がその裏返しとして、このバーガーはガツンとしたパンチに欠けているように思う。質だけ見れば今まで登場した中でも一、二を争うパティかも知れない。しかしそれがバーガー的インパクトに直結するかと言うと、それはまた別の話のようで……。もちろん美味しいには違いない。何もかけずに柔和な肉の旨味を楽しむべきパティ。穏やかな風味に満足したら、後半は調味料の応援を。バンズ裏面のカリカリは好い感じ。ただ下のバンズ(heel)は滴る肉汁とレタスの水分を受け止めるには直径が足りず、見るからに決壊寸前という感じだった。



 ランチメニューで言うと、角切りステーキ130g \1,400、霜ふりステーキ150g \1,400、和風ハンバーグ150g \1,000(以上サラダ・みそ汁・ライス付)、ビーフペッパーライス\900(サラダ・みそ汁付)――ハンバーガー\950/チーズバーガー\1,050は、価格的にはこの辺りと同価値というのがコノ店の判断。さぁ、あなたなら――?BGMはジャズ。向島・吾妻橋・両国などにもグループ店あり。



追記:いやー全く調査が甘かった!コノ店の経営は株式会社ペッパーフードサービス――そう、かのペッパーランチの会社なのだ!!!さらに言えば'70年、向島に開業した「ステーキくに」こそがペッパーランチの原点となった店なのである……。てなワケで、ペッパーランチのヒットに乗じて今風に変えたステーキ屋……という私の見立てはもろくも費え去ったのであった。大変失礼致しました……(2005.2.16)


2005.2.12 Y.M

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2004年11月16日

# 018 TONY ROMA'S



 "リブ"で有名なお店。'72年1月フロリダ州マイアミに1号店オープン……なんだか71年とか72年とかその辺創業の店って多いネ。きっとそういう時代だったのだろう(ますますもって興味深い)。日本上陸25周年――だそうなので、つまり'79年から在るってコト……えっ、トニーローマってそんな昔から在ったんだ……世ノ中知ラナイコトダラケ。と言うか名前を知ったの自体、当サイトの常連(←多分)佐渡倉氏の情報提供によるもので、ごくごく最近の話なのである。エイベックスビルB1Fにある青山店を訪……エイベックスビルってぇからどんなインテリジェンスビルだろうと思って行ったら、かつて住友生命青山ビルと呼ばれてた建物じゃないの。それなりに年喰った年月を経たビル。よってB1Fも「味の名店街」とでも付きそうな、褪せかけたトーンの佇まい。トニーローマも此処の古株なのだろうか。ちなみに六本木店はハードロック・カフェ真下にある。と言うのも両チェーンの経営は同じWDIという会社だからである。あのカプリチョーザ巨牛荘もWDIの経営……う〜ん、外・食・産・業!!って感じですか?



 ローマバーガー\1,350に\105でチーズをトッピング。当企画初!ココのバーガーはレア、ミディアム、ウェルダム……そうパティの焼き方が選べるのだ。最初なのでミディアムで注文。付け合わせが豪華――ピクルス、フレンチフライに加えオニオンフライにコールスローまで付いてくる。それぞれソロでも十分美味しいお味で、ビールのつまみに持ってこいなんだけど、バーガー食べ終わってなお両フライがどっさりあるというコノ量の多さというものは、食後感としてはいただけませんな。だって口のなか油だらけになっちゃうもの。せっかくのバーガーの余韻が……。
 バンズはアンミラフライデーズに続き、またまた温かくなかった。温かくないのはまだ良い――このバンズ、持つ指先に軽く力を入れるだけでモロモロと崩れてゆくのである。ひょっとして……冷凍庫から出してそのまま焼いた??中身は申し訳程度のオニオンスライスの輪っか1枚(ま、オニオンフライがたんまり外にありますから)、トマト、豊富なレタス、追加のチーズ、そしてミディアムで頼んだパティ。食べ始めは特に何とも思わなかったのだが、食べるほどにこのパティは美味しくなる。トニーローマのパティは柔らかいのだ。舶来系では標準たる、硬さを通り越したあのゴワゴワ感――そのレベルは完全にクリアしている。しかしそれはモスの匠味の繊細な柔らかさともまた違う、ゴワゴワ感を適度に残した、米国産らしいワイルドさとの中間をゆく食感……。例によって調味料は加えられていないので、後半はHEINZ のケチャップを振ることになる。これまで食べてきた味無しバーガーは、ケチャップをかけるとケチャップの味しかしなくなってしまうのが常だったが、このバーガーはケチャップ&マスタードとの相性が実に良い。こんなにケチャップの合うパティもまた当企画初めてかも。



 「明るく楽しい“これぞアメリカのレストラン!”というカジュアルな雰囲気……」この辺の謳い文句はアンミラともフライデーズともウェンディーズとも一緒だが「ディナータイムには照明を抑え、各テーブルにキャンドルを灯し……」ココらの演出は他店にない(あるいは前面に押し出していない)かな。"明るく楽しい"と言うよりは、"カジュアル"と言うよりは、落ち着きある、ちょっとリッチなムード。イメージ的には(リッチな)家族連れか、髪染めて口ひげはやした、いかにも金持ってるヨ……てな感じのオジサンが女のコ連れて来てるか、そんな感じ。独り者はあるいはツライかも……ってナニが?BGMも落ち着き澄ましたアダコン、ブラコン……独り者はますますツライかも……ってナニが?一方で外国人の入りは思ったほどでもない。と言うよりお客の入り自体さほどでないかな。いやきっと週末には青山・赤坂界隈のリッチな家族たちで賑わうのだろう。フライデーズ辺りは夜な夜な派手にドンチャンやってるイメージがあるんだけど、それと比べてしまうとだいぶ淋しいか……あちらはレストランと言うより居酒屋で、こちらはリブの専門店という住み分けなのだろう。……あっ、そうそう!さすがリブを手掴みで食べる店らしく、食後にはレモンを浮かべたフィンガーボールが出て来る。しかもご丁寧にぬるま湯――指洗う水温めるヒマあったらバンズ温めろヨ……なんて言うより先に、次は素直にリブいってみようかな?甘辛〜いタレの匂い……タマラーン!!


2004.11.16 Y.M

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2004年07月28日

# 010 OUTBACK STEAKHOUSE



 アウトバック――"ボブ・サップお気に入り"というこのステーキハウスはオーストラリア出身……ではなく米フロリダ州タンパが発祥……オットット、「豪州の産」と信じ込んで危うく「南洋編」に加えるところだった! 急遽このページのトップバッターに変更。どおりで「本格的なアメリカの美味しさ!」なる文言が繰り返し出て来るワケだ。そのクセ「オージービーフ100%!」って……ややこしいゾ!

 「88年、当時のオーストラリアブームを受けて」オープンしたとのこと、それってひょっとして『クロコダイル・ダンディー』辺りのことを指すのか? (映画未見)――店の内外にはカンガルーワニのイラスト(なかなか秀逸なデザインなので、ぜひHPも見て欲しい)、さらには壁にブーメランなど飾ってあったりして(どーゆー店だ)、言われてみれば確かにある種の"エセ"振りが感じられなくもない。そうした"妙なオージーテイスト"を除けば、この店の内装はまるっきりアメリカンである。

 うんと照明を落とした広い店内には4人掛けのボックス席が無数にあり、各席に1つずつ、大きなカサ付きの電球が頭上低くぶら下がっていて、暗がりの中、机の上だけが黄色く照らされている。もちろんネオン輝く巨大バーカウンターあり。そこに流るるは黒人好みなダンス/ソウルナンバーと白人好みなアメリカンロック――いかにも食が進みそうな選曲だ。にしても"Daner Zone"はあまりにストライク過ぎないか? さらに注文をつけるなら、オーストラリア出身のアーティストの曲も随所に散りばめていただきたく(どうせ有線流してるだけなんだけどネ……)。

 全世界に800店以上を誇るこのステーキハウスの記念すべき日本1号店は、なんと南町田――ご近所でした! ステーキ屋であるからして、当たり前のようにステーキがメインメニュー。ハンバーガーは2品だけ「パスタ&バーガー」というくくりの中で扱われる……しかもその2品のうち1品は、何を間違えたか「バーベキュー・チキンバーガー」。したがってもうひとつの牛肉の方を頼む……その名もマッド・マックス¥1,039!! ウ〜ム……さすが"エセ"オーストラリア(映画は未見)。

 要は特大ベーコンチーズバーガー。フライドポテトとともに皿に乗って登場。大き目。バンズの裏側がよーく焼かれており、こんがりキツネ色に焼けた朝のトーストの食感――それがこのバンズの裏面に来る。かぶりつくと、まずこの"こんがりキツネ色"に当たってサックリ心地好い。次にオージー産パティ。タテに分厚い。これまた表面にしっかり焼き目アリ。固いというのとは違う、肉がギュッと詰まった感じの高密度な食感で、歯を立てるとタテに裂けてゆくような感覚がある。ステーキ屋らしく、ガーリックソースを効かせてある。

 ベーコン――これがまた余計な塩辛さを与えず旨味だけを提供するナイスアシスト! ピクルスも旨味は効いているけれど辛くない……かくあるべし! レタスは私の嫌いな細切り……理由:ポロポロこぼれるから――ちょっと粗めに刻んだオニオンと合わせてマヨネーズで和えてある。そして輪切りトマト(但しこちらは厚さ薄目)にチーズ。

 しっかりしたバンズ+しっかりしたパティ+しっかりしたベーコン――という手堅い構成で、バーガー全体としても必然的にしっかり(≠固い)引き締まった感じのシャープな印象。食も後半に進むと、それこそステーキ屋らしくパティの肉汁をバンズが吸い込んで……という実に好ましい関係も楽しめる。アメリカンスタイルであっても意外や散漫でない、堅実で信頼できる味のバーガーである。

§ §

 最初行ったときはボックスシートを独り占めして雰囲気を堪能したのだが、いかんせん暗過ぎてまるで撮影にならず、2度目は撮影のためにわざわざ外の席を選んで汗を流しながら上の画像を撮り収める。暑〜いテラス席で飲む冷た〜いピニャコラーダは最高!


【フィッシュバーガープロジェクト】 OUTBACK STEAKHOUSE のグリル・サーモン
# OUTBACK STEAKHOUSE のベーコンチーズバーガー
# OUTBACK STEAKHOUSE のグリル・オニオン&チーズバーガー


2004.7.28 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 肉弾編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする