2017年12月03日

# 374 WOLFGANG'S STEAKHOUSE




 2014年に日本に上陸したNYのWOLFGANG'S STEAKHOUSE(ウルフギャング・ステーキハウス)、記事が増えてきましたので、通し番号「#374」を付けてまとめます。一番詳しい記事はこの記事かなと思いますのでご覧下さい。その他の記事は↓以下に。


# WOLFGANG'S STEAKHOUSE [二重橋前] のプライムビーフ100% クラシックバーガー
# WOLFGANG'S STEAKHOUSE [二重橋前] のニューヨークスタイル ベーコン&チーズバーガー
# WOLFGANG'S STEAKHOUSE [六本木] のドライエイジド ステーキバーガー
# WOLFGANG'S STEAKHOUSE [二重橋前] のプライムビーフ&フォアグラバーガー 湘南野菜のコールスロー添え
# この日は「WOLFGANG'S STEAKHOUSE」のメディア試食会


― shop data ―
●丸の内店
所在地: 東京都千代田区丸の内2-1-1
     丸の内 MY PLAZA 明治生命館 B1F
     東京メトロ千代田線 二重橋前駅3番出口直結、歩1分 地図
TEL: 03-5224-6151
URL: http://wolfgangssteakhouse.jp/
オープン: 2014年12月8日(六本木店 2014年2月1日)
営業時間: 11:30〜23:30(LO22:30)
定休日: 無休(要確認)

2017.12.3 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 22:56| ステーキハウス編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月16日

# 363 格之進Nikutell [六本木一丁目]




 あの熟成肉の格之進(かくのしん)がさる2月9日、六本木一丁目駅直結の六本木グランドタワー1Fに通算10店目の店舗となる格之進Nikutell(かくのしんニクテル)をオープンさせた。

 10店目ニクテルはカジュアルレストラン。有名な「格之進 R」などとは趣向を一転、そう広くない簡易な造りの店内で、タワー上階のビジネスマンなどが気軽にランチを楽しむ――といった趣きの店である。"簡易"とは言ったが、でもちょっとラグジュアリーなインテリア。特にランチが好評で、女性はハンバー「グ」、男性はハンバーガーを頼むことが多いそう。お弁当も売っている。オフィスビル1Fに入る軽食堂といった使い勝手で重宝されているようだ。


 バーガーと付くのは2品。ひとつは「メンチカツバーガー」でもう一方がこの肉汁たっぷりハンバーガー¥1,250。

 人気の「金格ハンバーグ」を使用。サイズ150g。厳選された岩手県産牛に岩手花巻の銘柄豚「白金豚(はっきんとん)」、同じく岩手産の鶏卵と牛乳、さらにオリジナルのパン粉を合わせている。牛豚の比は常に最適に調整。肉は「オールいわての塩麹」に漬けてあり、この自家製の天然調味料が味付けのすべて。これを専用の「包餡機」を使い「肉汁が逃げにくい」よう成形。急速凍結したのち真空密封することにより、保存料・食品添加物を使わずに180日間の賞味期間が保証される。


 その自慢の「金格ハンバーグ」がバンズの間に。下にサニーレタス、上にチェダーチーズ、トマト、ベーコン。コロンと厚みのあるハンバーグは品名通り肉汁豊か。しっとりと内部に肉汁が封じ込められて潤い豊かな食べ口。肉の挽きが細かく口当たりもなめらかだ。

 そんな良質・上質なハンバーグをデミグラスソースでなく、ケチャップとマスタードで食べるという、敢えてポップな食べ方の一品。

§ §


 ハンバー「」サンドイッチとしておいしくいただいたところで、格之進さんにぜひお願いしたいことがある……。

 このメニューのさらに上位版として岩手県産黒毛和牛100%・つなぎなしのパティをぜひ作っていただき、それを挟んだハンバー「ガー」を出していただきたいのだ。

 やはりハンバーガーと言うからには「ビーフ100%」でないと、ハンバーガー「を」食べた気がしない。↑はハンバー「グ」サンドイッチとして確かにおいしいものだったが、それとハンバー「ガー」はやはり別物である。食べた感じも違えば、受けるおいしさもまた違う、別種の食べ物だ。

 そこは格之進さん一流の技術と理論で、国内最高の黒毛和牛による国内最高の黒毛和牛ハンバーガーをぜひ世に出していただきたい。格之進さんなら作れると思うし、格之進さんなら食べてみたいと思う。

 これはこれでおいしいハンバーグサンドとして、次はぜひハンバーガーを。




― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー1F
     東京メトロ南北線 六本木一丁目駅歩2分 地図
TEL: 03-6441-0629
URL: http://kakunosh.in/
オープン: 2017年2月9日
営業時間: 11:30〜14:00, 17:00〜23:00(LO22:00)
定休日: 日曜日(要確認)

2017.3.16 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 21:53| ステーキハウス編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月14日

# 334 BLT STEAK ROPPONGI [六本木一丁目]




 「ワケあり!レッドゾーン」に出演した際、番組から「都内近郊でまだ行けていなくて行ってみたいバーガー店はありますか?」と訊かれて挙げた店のひとつがこちら、BLT STEAK ROPPONGI(ビーエルティーステーキ六本木)だった。こんな機会でもない限りなかなか行けないだろうと真っ先に思いついた店である。

 昨年2014年の9月19日、日比谷線六本木一丁目駅直結の「泉ガーデン」にオープン。次いで今年15年4月25日に日本2号店「BLT STEAK GINZA」がオープン。本店(旗艦店)は米国NYCに04年オープン。「BLT STEAK」は米国を中心に世界14店。他にも「BLT PRIME」「BLT FISH SHACK」など全10ブランド約30店のレストランを世界に展開している。



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2014年01月20日

# 315 37 Steakhouse & Bar [六本木]




 「サーティーワン」と言えばアイスクリームだが、「サーティーセブン」と来れば、ヒルズ族の間ではステーキのこと――。

 東京・六本木の37 Steakhouse & Bar(サーティーセブン ステーキハウス&バー)に、「ステーキハウスのおいしいハンバーガー」をテーマに訪ねた。今回も店の人の話はほとんど聴いていない。いずれきちんと聴く機会もあるだろう。

 場所は六本木ヒルズ・けやき坂テラス2階。経営はスティルフーズ。ハンバーガーはランチとブランチのみ。食べたのは37 クラシックバーガー(フレンチフライ付き)180g、¥1,700。サイズ100gは¥1,200。肉のサイズが大小ある時、私は必ず大きい方を頼むことにしている。理由は火の通り方が違うから。

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2010年05月10日

# 228 GOTHAM GRILL [恵比寿]




 全国ハンバーガーショップ&ダイナー スタンプラリーvol.1と同時進行で、新たな探求の日々――。

 「日本一高いパンを作る」店、今をときめくかの「VIRON(ヴィロン)」を経営するル・スティルが、昨年2009年3月に始めた"肉"の店、GOTHAM GRILL(ゴッサムグリル)。

 グリルだ、ステーキハウスだ言うより、「肉の店」という形容こそ最もふさわしいように思う。ニューヨークの俗称である「GOTHAM」という言葉も、語感の上でコノ店の持つ「さぁ、肉食べさせるぞ!」という気概に通じるように感じられ、これぞまさに名は体を表す――。

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2005年12月01日

# 101 東京全日空ホテル チャコールキッチン 炙 [溜池山王]




 ココの店の宣伝が気になっていたのである。なにせ炭火焼の専門店ですから。肉の専門店がつくるハンバーガーならきっと美味しいに違いない――とは毎度言ってますが。東京全日空ホテルの3Fにある店ながら「ホテル編」として括られる、ロビーのカフェラウンジとは切り分けて考えたく。パンも美味しいと定評あるホテルなので、新御三家……(以下略)。

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2005年02月12日

# 036 ステーキくに 市ヶ谷店 [市ヶ谷]




 久々の肉弾編。「ステーキの店」などと聞くと、否が上にも期待は高まらざるを得ない。なにしろ肉の専門店である。専門店のつくるハンバーガーならきっと美味しいに違いない。

 一口坂と言った方が適当な立地。店は一口坂にあるけれど、ステーキは一口ではない――ナンチャッテ……。定食メインのお手頃ステーキ店。肉っ気求めてのっそりやってきたサラリーマンが、黙々と貪り食らって独り静かに帰って行く、そんなお店。中央のカウンターを背の高い椅子が取り囲むさまは「さぁ飢えし者どもよ、がっつくがいい!」と言わんばかりの迫力を帯びている。このカウンター席がメイン、さほど大きな店ではない。ステンドグラス風ランプ、白黒タイルの市松模様、こげ茶を基調にした昭和懐古趣味的内装。要はペッパーランチに昭和レトロを振りかけた感じ?

 しかしさすがはステーキ店、カウンターよりさらに一段高く「和牛サーロイン1g¥20」などと貼られたショーケースがいと誇らしげに客席を見下ろす。チーズバーガー¥1,100、サラダ・カップスープ付。焼き加減を選ぶことができる。いちげんさんルールに従いミディアム。サラダとスープは案外な食べ応えで肉の焼き上がりを待つには良い暇つぶし。

 ココも上下パカッとオープンフェイススタイル。バンズの下にレタスどっさり――レタスというよりサンチュな盛り方だ。シュレッドオニオンはあまり味せず。トマトの下に水っぽくて独り味の浮いてるピクルスを挟み、次にとろけたチーズが2枚重ね。が、2枚でもなお味弱く――。そして本日の主役中の主役、パティ黒胡椒で味付け。コノ黒胡椒はまるで計算し尽したかのような緻密な味をパティに添えて、柔らかく、クサミのない上質なパティをひたすらサポート。常に眼鏡の奥を光らせつ、パティのコンディションを冷静に管理しているかのような伴走ぶりである。が、その裏返しとして、このバーガーはガツンとしたパンチに欠けているように思う。

 質だけ見れば今まで登場した中でも一、二を争うパティかも知れない。しかしそれがバーガー的インパクトに直結するかと言うと、それはまた別の話のようで……。もちろん美味しいには違いない。何もかけずに柔和な肉の旨味を楽しむべきパティ。穏やかな風味に満足したら、後半は調味料の応援を。バンズ裏面のカリカリは好い感じ。ただ下のバンズ(heel)は滴る肉汁とレタスの水分を受け止めるには直径が足りず、見るからに決壊寸前という感じだった。

 ランチメニューでいうと「角切りステーキ130g」¥1,400「霜ふりステーキ150g」¥1,400「和風ハンバーグ150g」¥1,000 (以上サラダ・みそ汁・ライス付)、「ビーフペッパーライス」¥900 (サラダ・みそ汁付)――「ハンバーガー」¥950&「チーズバーガー」¥1,050は、価格的にはこの辺りと同価値というのがコノ店の判断。さぁ、あなたなら――? BGMはジャズ。向島・吾妻橋・両国などにもグループ店あり。


※追記:いやー全く調査が甘かった! コノ店の経営は株式会社ペッパーフードサービス――そう、かの「ペッパーランチ」の会社なのだ!!! さらに言えば'70年、向島に開業した「ステーキくに」こそがペッパーランチの原点となった店なのである……。てなワケで、ペッパーランチのヒットに乗じて今風に変えたステーキ屋……という私の見立てはもろくも費え去ったのであった。大変失礼致しました……。(2005.2.16)


2005.2.12 Y.M

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2004年07月28日

# 010 OUTBACK STEAKHOUSE



 アウトバック――"ボブ・サップお気に入り"というこのステーキハウスはオーストラリア出身……ではなく米フロリダ州タンパが発祥……オットット、「豪州の産」と信じ込んで危うく「南洋編」に加えるところだった! 急遽このページのトップバッターに変更。どおりで「本格的なアメリカの美味しさ!」なる文言が繰り返し出て来るワケだ。そのクセ「オージービーフ100%!」って……ややこしいゾ!

 「88年、当時のオーストラリアブームを受けて」オープンしたとのこと、それってひょっとして『クロコダイル・ダンディー』辺りのことを指すのか? (映画未見)――店の内外にはカンガルーワニのイラスト(なかなか秀逸なデザインなので、ぜひHPも見て欲しい)、さらには壁にブーメランなど飾ってあったりして(どーゆー店だ)、言われてみれば確かにある種の"エセ"振りが感じられなくもない。そうした"妙なオージーテイスト"を除けば、この店の内装はまるっきりアメリカンである。

 うんと照明を落とした広い店内には4人掛けのボックス席が無数にあり、各席に1つずつ、大きなカサ付きの電球が頭上低くぶら下がっていて、暗がりの中、机の上だけが黄色く照らされている。もちろんネオン輝く巨大バーカウンターあり。そこに流るるは黒人好みなダンス/ソウルナンバーと白人好みなアメリカンロック――いかにも食が進みそうな選曲だ。にしても"Daner Zone"はあまりにストライク過ぎないか? さらに注文をつけるなら、オーストラリア出身のアーティストの曲も随所に散りばめていただきたく(どうせ有線流してるだけなんだけどネ……)。

 全世界に800店以上を誇るこのステーキハウスの記念すべき日本1号店は、なんと南町田――ご近所でした! ステーキ屋であるからして、当たり前のようにステーキがメインメニュー。ハンバーガーは2品だけ「パスタ&バーガー」というくくりの中で扱われる……しかもその2品のうち1品は、何を間違えたか「バーベキュー・チキンバーガー」。したがってもうひとつの牛肉の方を頼む……その名もマッド・マックス¥1,039!! ウ〜ム……さすが"エセ"オーストラリア(映画は未見)。

 要は特大ベーコンチーズバーガー。フライドポテトとともに皿に乗って登場。大き目。バンズの裏側がよーく焼かれており、こんがりキツネ色に焼けた朝のトーストの食感――それがこのバンズの裏面に来る。かぶりつくと、まずこの"こんがりキツネ色"に当たってサックリ心地好い。次にオージー産パティ。タテに分厚い。これまた表面にしっかり焼き目アリ。固いというのとは違う、肉がギュッと詰まった感じの高密度な食感で、歯を立てるとタテに裂けてゆくような感覚がある。ステーキ屋らしく、ガーリックソースを効かせてある。

 ベーコン――これがまた余計な塩辛さを与えず旨味だけを提供するナイスアシスト! ピクルスも旨味は効いているけれど辛くない……かくあるべし! レタスは私の嫌いな細切り……理由:ポロポロこぼれるから――ちょっと粗めに刻んだオニオンと合わせてマヨネーズで和えてある。そして輪切りトマト(但しこちらは厚さ薄目)にチーズ。

 しっかりしたバンズ+しっかりしたパティ+しっかりしたベーコン――という手堅い構成で、バーガー全体としても必然的にしっかり(≠固い)引き締まった感じのシャープな印象。食も後半に進むと、それこそステーキ屋らしくパティの肉汁をバンズが吸い込んで……という実に好ましい関係も楽しめる。アメリカンスタイルであっても意外や散漫でない、堅実で信頼できる味のバーガーである。

§ §

 最初行ったときはボックスシートを独り占めして雰囲気を堪能したのだが、いかんせん暗過ぎてまるで撮影にならず、2度目は撮影のためにわざわざ外の席を選んで汗を流しながら上の画像を撮り収める。暑〜いテラス席で飲む冷た〜いピニャコラーダは最高!


# OUTBACK STEAKHOUSE のブルーミン・バーガー
【フィッシュバーガープロジェクト】 OUTBACK STEAKHOUSE のグリル・サーモン
# OUTBACK STEAKHOUSE のベーコンチーズバーガー
# OUTBACK STEAKHOUSE のグリル・オニオン&チーズバーガー

2004.7.28 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 13:30 | TrackBack(0) | ステーキハウス編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする