2016年05月15日

# 350 SEAGULL DINER [大阪・百舌鳥八幡]




 大阪の店、だいぶ間が空いてしまい。大阪は大阪でも戦国時代の自由都市・よりカッコイイ店、SEAGULL DINER(シーガルダイナー)を。

 こちらは八尾の「香留壇」、京橋の「13Diner」に続き、大阪のバーガー愛好家・ふじじんさんお気に入りの一店。

 なおこの日は滋賀・大津の「AUNTY-MEE burger」さんがご同行下さり、「Rich Garden」→「Good Time」→「香留壇」、そしてシーガルダイナーと、1日で4店という過密な行程を一緒に回って下さった。堺に着いたのは夜である――。


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2016年02月26日

# 349 American Grill E.Y.'s [福井]




 昨年2015年の11月13日、福井着。前にも紹介・ご登場いただいた京都のS氏のクルマに揺られて大阪・高槻から片道3時間のクルマ旅。他に同乗者が二人いたが、個人情報云々うるさい昨今なので触れずにおく。ともあれ着いたのは夜だった。

 人生二度目の福井である。最初はもうだいぶ前、青春18きっぷを使い日帰りで一乗谷を訪ねた時。まだフィルムカメラの頃だった。まさかその折、福井へ、しかもハンバーガーのために再訪するとは思ってもみなかったし、その頃はAmerican Grill E.Y.'s(アメリカングリル・イーワイズ)も、その前身「ハンバーガーランド」もまだ存在すらしていなかったのである。そう考えると不思議なものだ。

 イーワイズはまだ無かったが、岩井さん一家が経営する飲食店は既にその頃から福井県内で営業していた。創業1988年。その歴史は三国(みくに)のテーマパークに遡る……。


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2016年01月13日

# 348 13Diner [大阪・大阪城北詰]




 最初に断っておく……十三(じゅうそう)にあるから13Diner(サーティーンダイナー)……ではない

場所は大阪・京橋駅のそば、片町。土佐堀通に面した路面店。京橋駅前のにぎわいからは離れたところで、以前から「この辺」に住んでいた店主・寺前(てらまえ)さんも店をやるまでよく「知らなかった」場所。最寄りで言うとJR東西線大阪城北詰駅が近いのだが、新しくできた線ゆえか(それでも開業からもう20年近く経つ)、あまり利用しない線ゆえか、出口2分の距離なのにその名が言われることはあまりない。

 してなぜ"13"か? ……例によって店主・寺前みかさんの話からしてゆこう。


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2016年01月10日

# 347 Rich Garden [大阪・なんば]




 いま大阪で勢いのある店、続いてはRich Garden(リッチガーデン)。場所は心斎橋「アメリカ村」にあると言うが、果たしてどこからどこまでがアメ村か、率直なところわかりにくい。

●アメリカ村

 「ここからここまでがアメ村」と線が明確に引ける場所でもなく、また公式サイトが示すこの区画の中のどこも一様に古着やスケボーやアメカジのテイストを呈しているワケではないので、「アメ村の……」と聞くと、いつも「アメ村のドコ?」と言いたくなる。

 店の最寄り駅を特定するのが難しいエリアだ。距離で言うなら地下鉄四ツ橋線なんば駅26-D出口から徒歩3分が最短だが、路線の利用頻度を考えれば、御堂筋線のなんば駅25番出口から徒歩5分の方が妥当だろう。



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2015年12月23日

# 346 香留壇 [大阪・近鉄八尾]




 「ハンバーガーとコーヒー」と言うと、当サイトでもこのような商品を売り出し中だが、大阪・近鉄八尾の珈琲店香留壇(かるだん)は本職の珈琲店。自家焙煎の店である。そんな店がなぜバーガー?

 もんじゃ焼きで有名な東京・月島には「喫茶パーラーふるさと」という創業1962年の店があって、創業者の孫・金子隆一さんの代になってから五反田「7025 Franklin Ave.(フランクリン・アベニュー)」仕込みの良質なハンバーガーを出すようになった。八尾の香留壇はそれと少し似ている。但しハンバーガーはどこで学んだものでもない、完全独自研究――。


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2015年12月18日

# 345 SOUTH BY SOUTHWEST CAFE [富山]




 人生初めて富山へ行った。北陸は福井へ一度、石川へ二度行ったことがある。石川は二度とも飛行機だった。そう思うとこの春、北陸新幹線が開通したのは大きい。何より行ってみたい気分が一気に増した。

 富山と言えば海の幸。白えび。昆布(こぶ)じめ。ほたるいか。氷見の寒ブリ。ますの寿司。イカの黒作りなんて料理もあって、どれもことごとくおいしいのだが、でも長期の滞在となると、連日魚ではさすがに飽きてくる。「なんで富山まで行ってバーガー?」と思う人もいるだろうが、いやいや富山でだってハンバーガーが食べたい時はあるのだ。その「食べられさえすれば」OKぐらいに思っているバーガーが、もしもとびきり上等で上質なものだったとしたら――。

 富山の店、SOUTH BY SOUTHWEST CAFE(サウス・バイ・サウスウエスト・カフェ)は、思いがけずも、そんなとびきり上質なバーガーと出合える店だ。


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2015年12月13日

# 344 BURGERLION [大阪・阿波座]




 大阪でいま話題沸騰のコノ店、BURGERLION(バーガリオン)の登場――。

 近畿のバーガー好きの誰もがコノ店の名を口にする。場所は阿波座(あわざ)。地下鉄千日前線なんばから3駅。今回初めて降りたが、店主・西村さんも店をやるまでは降りたことがない駅だった。

 開業にするに当たり、(うつぼ)公園周辺が「環境がよい」と聞き、見に行ったところが確かによくて気に入り、そこで友達の友達に当たる不動産屋に物件を探してもらうも、見つからず。そのうちに「ウチのココ使い」と言われ、不動産屋の事務所だった場所を明け渡してくれた――(笑)。

 当初居抜きで考えていたので、ガスも電気もイチから通して予想以上に費用がかかった。だから外装にお金をかけられず……という話なのだが、同ビル3階に移ったその不動産屋の真っ赤なテント看板がモノを言って、自前で用意する外装よりはるかにわかりやすいランドマークになっている。


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2015年12月03日

# 343 Good Time [大阪・本町]




 次はハンバーガー屋でなくサンドイッチ屋の話――。

 当ブログのタイトルは「ハンバーガーストリート」だが、サンドイッチも同様に取り上げることにしている。

 むしろサンドイッチは今すごく興味のある分野で、昨今アメリカ料理が大きく見直され、その紹介・導入が相次ぎ進む中で、サンドイッチにもアメリカ的なスタイルが取り入れられて、コンビニのサンドイッチでさえ以前のような「三角」「四角」だけでは済まなくなってきたことは、皆さまも感じておられる通り。

 だから「サンドイッチをサンドイッチとして」掘り下げる店は、ハンバーガーでないものをハンバーガーとして扱う例よりむしろはるかに積極的に、進んで・勇んで取り上げたいと思っている。

 ということで以下少し短い記事だが、大阪は西区・西本町にこの秋オープンしたGood Time(グッドタイム)について。



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2015年11月24日

# 342 ジャンク [神戸・三宮]




 神戸・三宮まで来た。何年ぶりだろう。ハンバーガー好きの以前に私はパン・スイーツ好きなので、神戸には過去何度も足を運んだことがある。

 だが今度訪ねた三宮駅と生田神社の間の辺りは歩いた記憶がほとんどない一帯だ。その馴染みの薄い歓楽街の一角で、神戸ではまだ数えるほどしか無いハンバーガー専門店のひとつが奮闘しているという。その店の名はジャンク

 「店名はカタカナですか?」と訊くと「"JUNK"ではしっくり来なかった。フォントもイメージに合うものを探して今の有料の字体に行き着いた」と、自ら「僕ポンコツなんで」と語る店主・村上さん。


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2015年11月18日

# 341 HAMBURGER&grill Flowers [兵庫・苦楽園口]




 2012年の「音楽劇"CALAMITY JANE"×"HAMBURGER STREET" ハンバーガーショップ&ダイナー スタンプラリー」開催の折に初めてご連絡し、ご参加いただいた店、兵庫県は西宮・苦楽園口のHAMBURGER&GRILL Flowers(フラワーズ)。「宝塚に最も近いハンバーガーショップ」という趣旨でお声掛けしたと記憶する。

 あれから3年――。

 フラワーズの「カラミティ・ジェーン・バーガー」についてはスタンプラリ開催中に記事を上げたが、店そのものについての記事は実は未だにアップしていない。当時撮影した写真が気に入らなくて、「撮り直しに行きたい」とずっと思っていたからである。今回やっとその機会がめぐってきた。2011年12月6日以来、約4年ぶりの再訪である。


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2013年01月19日

# 298 NICK&RENEE [大阪・桃山台]




 豊中市、それも「東豊中(ひがしとよなか)」と言えば、大阪を代表する高級住宅街の一つである。日本初のニュータウンである千里ニュータウンの一角にあって、高度経済成長期の1960年代よりステータスのある土地だ。大豪邸を囲む高壁が延々と続く通りもあり、緑豊かな公園も多い。

 そんな千里ニュータウンの南端の、街中よりやや外れたところにあるハンバーガーショップがコノ店、NICK&RENEE(ニック・アンド・レネイ、以下「N&R」)。どこの駅からも距離があるが、公式サイトでは北大阪急行桃山台(ももやまだい)を最寄駅の筆頭に挙げている。なお桃山台は吹田市の駅である。




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2012年10月17日

# 295 THE BURGER COMPANY [京都・北山]




 思い起こせば昨年冬、カラミティ・ジェーン・バーガーの過酷な遠征取材の最中だった。兵庫・西宮の「Esquerre」からその日の4番目にして最後の目的地である滋賀・大津の「AUNTY-MEE burger」へ大移動を遂げると、夜遅くであるにも関わらず、私の到着を待っていた人が居た――それが山本さんとお目にかかった最初である。

 そのふた月前、山本さんは京都市内にバーガー店をオープンさせたばかりだった。その店の評判はその後高く、「いま京都で最も注目される店である」といった噂もよく耳にした。それがTHE BURGER COMPANY(バーガーカンパニー)、「バガカン」である。


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2012年10月15日

# 294 GRAND BURGER [京都・出町柳]




 『カラミティ・ジェーン』ハンバーガースタンプラリーをやってみてつくづく思ったが、近畿一円は根っからの観光地である。「それを言ったら東京だって」という意見もあろうが、例えば東京と京都を比べた場合、観光地としての性質がまるで違うのは今さら言うまでもないことだろう。歴史ある寺社仏閣・景勝地のすぐ近くで、中には世界遺産のそばで店を構えるハンバーガーショップもある。

 というワケで京滋遠征の続き――古都京都の"偉大なるバーガー"、GRAND BURGER(グランドバーガー)。


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2012年05月22日

# 287 SAKURA BURGER [奈良・近鉄奈良]




 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

§ §

 あをによし……と詠むには季節が過ぎた。今ごろなら「春すぎて 夏来にけらし 白妙の……」だろう。というワケで昨日・京・奈良、"奈良"のお話。

 奈良の都と言えば阿倍仲麻呂「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」が有名だが、三笠と言えばどら焼きのこと。その形が三笠山に似ているのがその名の由来である。

 ウィキペディアに「大きな『三笠』を売」る店として「近鉄奈良駅近くのひがしむき商店街」の話題が出て来るが、さらに調べるうちこんな記事を見つけた――駅前に三笠を売る店が二店。一店の名は奇しくも「湖月」、そして昨年12月の遠征の折、旅のお供に私が三笠を買ったのは、やんぬるかな、その湖月を閉店に追いやったもう一店の京都の店の方だったのである!

 「あしびきの……」くらい枕が長くなった。というワケで当世・21世紀の奈良には"ハンバーガー"なる舶来の、三笠山よりさらにうず高き食べ物を出す店が存在する(笑)――近鉄奈良駅のそばSAKURA BURGER(サクラバーガー)。



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2012年04月26日

# 284 French Dog [京都・醍醐]




 2011年3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

§ §

 また西の店。今度は京都から――。

 舞台は伏見区は醍醐。醍醐と言えば「醍醐の花見」。西暦1598年、太閤豊臣秀吉が催した天下の大花見会。その会場が醍醐寺である。

●世界遺産・京都 醍醐寺

 414年を経た今でも醍醐寺は花見の名所である。4月1日の開白法要をはじまりに、21日まで「桜会」なるものが開かれ、第二日曜日(今年は8日)には「豊太閤花見行列」なる催しが盛大におこなわれる。

 二月には五大力さんなる力比べ、年に一度のご開帳は五月の半ば、八月は万灯会、秋は紅葉、暮れ大晦日は除夜の鐘、そして初詣と、とにかくイベントごとには尽きない。そもそもが観光地である。年中何かしら人の往来はあるだろう。

 そんな醍醐寺門前の町の一角にFrench Dog(フレンチドッグ)。音楽劇『カラミティ・ジェーン』ハンバーガースタンプラリーにも参加し、焼きトマトのバーガーで注目を集めた。店から醍醐寺の入り口まで15分という距離。諸行事の行き帰りに寄るとよいだろう。寺とバーガー……京都らしい、近畿らしい提案である。



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2012年04月16日

# 282 T's★Diner [大阪・高槻市]




 2011年3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

§ §

 今度は日本勢。しかも久々の"西"の店。音楽劇『カラミティ・ジェーン』ハンバーガースタンプラリーではガスバーナーを使ってチーズを炙るパフォーマンスを披露して沸かせた、大阪は高槻のご存知T's★Diner(ティーズ・スター・ダイナー)である。



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2011年11月12日

# 276 OX Diner [名古屋・新栄町]




 3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震、ならびにその後も起き続ける余震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

§ §

 縁は異なもの……とは男女の間でいう言葉か。まぁでもよし。中学高校来の友人HGが今は名古屋に勤務していて、その職場のすぐ近くにある「週に一度は昼を食べに行く店」というのがこのOX Diner(オックスダイナー)なのである。ハンバーガーのことがずっと気になっているものの、行くたびいつも日替わりランチばかり頼んで、ついぞバーガーを食べたことがない。そこで探偵さん、ぜひ調べて下さい――というのが依頼の内容。


●清洲越し

 HG曰く、店のある東区東桜(ひがしさくら)――駅で言うと東山線新栄町(しんさかえまち)ほか――はお寺が多く、それゆえ町並みも寿司屋とか、とんかつ屋とか、割烹とか、そんな店が多い。だからコノ店は存在自体がそもそも異質なのだと――。



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2011年11月03日

# 275 BIG BEN DINER [名古屋・比良]




 3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震、ならびにその後も起き続ける余震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

§ §

 去りゆく店あれば、新たに"くる"店あり――9年間の営業に幕を降ろした岐阜Sekky's Diner東海・近畿の5店が集結したその後、滋賀のAUNTY-MEE burgerさんとは岐阜でお別れ。K'S PIT大村さん先導のもと、KEN DINERさんと大阪・高槻T's★Dinerさんの残る3店で向かいたるは、名古屋市は西区比良(ひら)に今年2011年8月にオープンしたばかりの"new comer"、BIG BEN DINER(ビッグベンダイナー)。


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2011年10月28日

# 274 SMASH HEAD [名古屋・大須観音]




 3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震、ならびにその後も起き続ける余震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

§ §

 さぁそんなこんなで――大須の町の観音様の、本殿の脇を抜けた裏手……いかにも昔の町中らしい古い町並みで、お向かいは藤間流のお稽古場だったりするのだが、さぁそんな中、古びた赤レンガの味わいがむしろ町に溶け込むコノ店、SMASH HEAD(スマッシュヘッド)。赤いレンガ壁には店名のペイント。ペールグリーンの両開きの扉。店の前にバイクと言うかスクーター。


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2009年09月16日

# 212 BROWN FLAVOR [三重・桑名]



●その手は桑名の

 桑名というと東海道四十二番目の宿である。現在のJR東海道線は、豊橋−名古屋−岐阜−大垣−米原と進むが、かつては宮宿(熱田神宮の門前町)の次は海路伊勢湾を渡り、桑名だった。名古屋宿へ向かうのは美濃路


 桑名城は徳川四天王の一人、本多忠勝が築。築城とあわせて城下町も整備したとのことで、この広々スッキリした街の造りはその名残か……といった辺りで歴女対応、完了!

 名古屋流なのか、はたまたオレ竜か、それにしてもやけに道幅の広い歩道である。昼間は日差しを避ける場所無く、夜は逆に風が抜けて涼しい。


 路上を歩く人がほぼ居ない。人の気配がしたのは、かの高名なる居酒屋「てっぺん」の前を通ったときぐらいである。今年1月にオープンした新店「魚のてっぺん」の前に立つ店員に話し掛けたところ、つい先日東京渋谷は宇田川町の「男道場(てっぺんの店のひとつ)」から移ってきたばかりという。「じゃあGORO'Sさん知ってます?」「ハイ、吉澤さんの……」ってなんだ、世の中狭いな。桑名はてっぺん代表・大嶋氏の出身地、お膝元である。


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2009年09月02日

# 210 さくら咲くカフェ [愛知・半田]



 名鉄河和線(めいてつ こうわせん)の青山駅近く、K'S PIT大村オーナーに連れて行かれたもう1店(この後、オリバへ……)。私と見るとどうもハンバーガーを食べさせたくなるらしい……いえ、ふつうに地元の名物とかでいいんですよ。


●洋食屋跡

 店名は「さくら咲く」だが、出来たのは春4月でなく梅の雨降る6月5日。まだオープンしたばかり。チェーン店を思わせる立派な構えだが、まだこちらが1店目。


 さくら咲くと言うと今冬のキットカットのことを思い出す――TBSの裏に「赤坂サクラサク神社」なんてのも在りました。エスケールさんもお連れしましたが。こちらの店のネーミングの由来は、春になると咲き誇る青山武道館の緋寒桜(ひかんざくら)のことであったり、そもそもオーナーの好きな花であったり。

 倉庫のように大きな店構え、ココには以前「シェリールージュ」という洋食店が入っていた。地図ではまだシェリールージュのままになっているか。


 通りからは完全に入った所なのだが、店の前は抜け道になっており、案外と交通量多し。天井高く、席の配置にゆとりあり、またこどもが非常に多い立地であるため、キッズスペースをきっちりと確保。最近「倍」に拡張してさらに悠々と遊べるようになった。よく見れば実は各卓、椅子の種類が違っていたり。壁にコーヒー豆の袋が唐突に貼ってあったり。平日午前中の訪問ということもあり、店内女性客ばかり。


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2009年05月23日

# 209 Burger Boy Cafe [京都・亀岡]



 国境の長いトンネルを抜けると亀岡であった。


●丹波国

 話はまだ続く――桂川サイクリングロードの起点、嵐山からさらに川を遡ってゆくと、山谷険しくなり、やがて保津峡(ほづきょう)。トロッコ列車に川下り――新緑の候、イイ季節になってきた。


 保津川(桂川)の上に跨る保津峡駅は秘境駅として知られている。ココが京都市西京区と亀岡市との市境であり、古くは山城国と丹波国の国境であった。保津峡よりふた駅先、山陰本線(嵯峨野線)亀岡駅近くには明智光秀が築いた亀岡城の址がある。


 その亀岡駅のさらにひと駅向こう、並河(なみかわ)の駅前に、オーナー筧(かけい)さんが物件を買ったのは3年前のこと。4代住み続けた京都市内の土地家屋を手放して、こののどかな郊外に移り住んだ。


●整備士


 以前は自動車を診たり、戦車を診たり(?)、整備士の仕事をしていた。なので機械仕事はお手の物。店前に置いてあるラジオフライヤーや、店奥の壁に突っ込むミニクーパーは、すべて筧さんの手になる。ちなみにトランクの中は……宝箱!

 実にアメリカンな店内である。白黒チェッカー模様のフロアにターコイズブルーのダイナーチェア。かかる音楽はオールディーズに時折グレン・ミラーやベニー・グッドマンなど。片道2時間かけて尼ヶ崎のコストコに買い出しに通う成果が、店内の其処彼処をポップに賑わせている。


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