2014年01月18日

# 314 HOLLYWOOD BURGER [代官山]




 HOLLYWOOD BURGER(ハリウッドバーガー)とは、これまたド派手な名前のハンバーガーショップだ。その響きの大きさでは都内一、二を争うのではないだろうか。

 店は東京・代官山にある。西口。猿楽町・並木橋に向かう通りの途中。ちょうど配達に出る前で、あまり話を聴けなかったが、アメリカ好きな店主が自己流で始めた店というところまでは判った。

 「手軽に食べられるハンバーガー」を目指し、バーガー類全10品はどれもポテト付きで1,000円を超えない価格で出している。角地の1階・2階を使ったこじんまりとしたその店の構えといい、佐世保辺りにでもありそうなバーガースタンドの雰囲気を感じる。要は観光地っぽいのだ。実際、週末は観光客で溢れかえるという。




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2014年01月05日

# 310 RIGOLETTO BAR AND GRILL [六本木]




 今回はいつものように店に話を訊いて書いた記事では無い。久しぶりに黙って食べに行ったものである。たまにはそれも好いかと思う。今後もっと詳しく書ける機会があるかも知れないが、それはそれ、今は自分で調べた限りのことを書いてゆく。

 店の名前をRIGOLETTO BAR AND GRILL(リゴレット バーアンドグリル)という。『リゴレット』とはヴェルディが作曲した有名なイタリアオペラのタイトル。中でも最もよく知られているのは「女心の歌」。「乾杯の歌」は同じヴェルディの作曲だが『椿姫』。所蔵のCDをあらためて調べてみたが、『リゴレット』は持っていなかった。

 というワケで、スペインのバールやタパス、イタリアのナポリピッツァや生パスタなど、両国の"おいしいところ"を組み合わせた「スパニッシュイタリアン」なるスタイルの店で、経営は株式会社HUGE(ヒュージ)

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2013年12月29日

# 309 ROTI ROPPONGI [六本木]




 ケイジャン ソード フィッシュバーガーの折に登場したこの店、東京・六本木のROTI ROPPONGI(ロティ六本木)について語っておこうと思う。

 私にとってロティという店は非常に敷居の高い店というイメージだった。都内在住の外国人たちが夜な夜な集まっては宴を催す、半ば秘密クラブめいた社交場――長らく私はそんな"勝手な"イメージに思っていた。


●ほとんどアメリカ

 実際オープン当初は来店数に占める外国人率が8割とも9割とも。現在ロティを経営するブランドパートナーズの運営本部長・宇佐美さんは、オープン直後にロティに加わった当時のマネージャーだが、その頃の様子について、店内は「ほとんどアメリカだった」と語っている。留学するかどうか、ちょうど迷っていた時だったので、お蔭でその必要が無くなったと、宇佐美さん。


 神楽坂「MARTINIBURGER」のエリオットさんは、東京に居ながらにして「海外に居るような気分になれる店」と評している。ロティとはそんな店である。

 無料誌『メトロポリス』のハンバーガー特集には必ず登場する店だった。だから紹介はもっぱらそちらの"筋"に譲ったようなつもりでいたのだが、最近この私にとってもついに「避けては通れない店」になった。私の中では所在地すら不詳だったこの外国人の社交場に、やっと足を踏み入れるべき時が来たのである。


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2013年12月26日

# 308 Red Tail [赤坂]



 昨月11月、「ついに世の中ここまで来たか」とちょっと驚くような店が東京・赤坂にオープンした。Red Tail(レッドテイル)というその店は「シーフードバーガー」の専門店。牛肉も豚肉も鶏肉も扱わず、あるのは魚介類のみという"バーガー"店である。「世界初」と謳っているが、こればかりは私にも判らない。が、少なくも日本国内でそんな店の噂を聞いたことは一度も無いし、都内でシーフード系のサンドイッチを探すと、ごくごく限られた店にしか無いのが現状である。


●ジーノ

 「シーフードバーガー」という呼び方・考え方については前回序編を設けて詳しく書いたので、今は省く。

 また何で、かつて誰もやったことが無いようなニッチな、あまりにニッチなファストフード店を、しかも赤坂などという一等地に繰り出したのか――私でなくとも不思議に思うだろう。「いよいよそんな時代になったか」と誰もが驚くに違いない。さらに言うと、これがただの「流行りに乗った商売」であるとは思えないものを私は感じたのである――訊けば全くその通りだった。

 事の起こりはおよそこうである――。




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2013年12月06日

# 305 Union Square Tokyo [六本木]




 昨月中頃、東京・六本木のUnion Square Tokyo(ユニオンスクエア東京)を訪ねた。東京ミッドタウンのグランドオープンが2007年3月30日だから、開業から6年半を経て、これが初めての訪問である。「やっと行くことができた」というのが率直な感想だ。「ハンバーガー」という食べ物に焦点を当てたとき、確かに敷居の高い店であるには違いない。この日は4人で会食をした。

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2013年06月23日

# 301 Cafe&Bar brave [金町]




 大変長らくお待たせいたしました……コンフェデレーションズカップもひと息ついた2013年6月の下旬、今日は葛飾は金町(かなまち)にあるスポーツバーのお話を。

§ §

 寅さんでお馴染み、柴又(しばまた)の隣が金町。京成金町線の終点。JR常磐線は各駅停車のみ停車。そのJR金町駅北口の商店街「金町一番街」を抜けた先にCafe&Bar brave(ブレイブ)がある。



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2013年05月15日

# 300 VASHON/Seattle's Best Coffee Shiba-Koen [芝公園]




 "The Japan Times"に載せていただいたり、『ON THE ROAD MAGAZINE』の巻頭特集を書かせていただいたり、アラスカシーフードマーケンティング協会フィッシュバーガープロジェクトに加えていただいたりなどで、最近の私はアメリカづいていると言うか、あるいは新たな視野が広がりつつあると言うべきか、新しい要素や風景が常に常に目の前に現れ出てきて、とにかく面白い。飽きることを知らない。

 そんな視界と興味が程好く広がったところで頃好く遭遇したのが、VASHON/Seattle's Best Coffee Shiba-Koen (ヴァション/シアトルズベストコーヒー芝公園)という店である。オープンは今年の4月1日。それまではPIKE PLACE bar&grillという店名だった。

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2013年01月24日

# 299 ZEST PREMIUM BURGER [後楽園]




 都内で少し時間が出来たので、何とは無しにLaQua(ラクーア)へ向かってみたところがなんと、ZEST PREMIUM BURGER(ゼストプレミアムバーガー)が2013年1月31日(木)の営業をもって閉店するとの貼り紙……。記事を一度も上げないうちに店が無くなってしまうというのは、私にとってやはり大いに"不覚"である。

 実は一度食べているが、その時は記事にしなかった。「次また行ったときに」記事にしようと思い、要するに閉まるとは考えていなかったワケである。それでも辛うじてこのギリギリのタイミングで再訪出来たのは、一種の「巡り合わせ」と言うべきか。

 私はコノ店のある点に大いに注目していた。以前訪ねた理由もソレである。何かと言うと「ブラックアンガス」を使っていることである。


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2012年05月10日

# 285 WHITE SMOKE [麻布十番]




 2011年3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

§ §

 日本の首都・東京で食べられるアメリカ人オーナーの店のハンバーガー。今回はテキサス出身クレイグ・ホワイト(Craig White)さんの店、WHITE SMOKE(ホワイトスモーク)。

 われわれ日本人にとってテキサスと言えば、古くは『太陽にほえろ』のテキサス刑事(笑)、最近ではやはりMLBテキサスレンジャーズへ移籍したダルビッシュ投手の話題だろう。その野球には「テキサスヒット」なる言葉もある。ちなみにホワイトさんが東京港区は麻布十番(あざぶじゅうばん)に店をオープンしたのは2011年11月11日――11.11.11。ダルビッシュが日ハム時代から付ける背番号が「11」なのは単なる偶然である。


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2012年04月22日

# 283 Locofee [大森町]




 2011年3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

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 何ですか、NHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』は蒲田が舞台なんですね? というのを久々に蒲田に行って知った次第。その蒲田の近くに今回ご紹介するお店――。

 スタンプラリーの際にも触れたが、JRと東急の蒲田駅から京急線京急蒲田までは約850m。街中を歩くのでそこまで距離は感じない。京急蒲田から上り品川方面の隣駅が梅屋敷(今回のドラマにふさわしい駅名)、その隣が大森町駅。読みは「おおもりまち」。駅歩0分の好立地に既にお馴染みのLocofee(ロコフィー)が在り。音楽劇『カラミティ・ジェーン』ハンバーガースタンプラリーにおいては終始上位争いに絡んで、健闘した。

 なお、京急沿線のハンバーガーショップというと、グッと下って横浜市、金沢文庫に「JAFFE JOFFER」、その一駅手前、能見台に横浜高校ゆかりの「サンテオレ」、そして横須賀市に入って汐入および横須賀中央にヨコスカ ネイビーバーガーの各店。京急線に乗るとネイビーバーガーの宣伝が盛んにされているので、京急利用客のバーガー認知度は案外と高いかも知れない。



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2011年11月17日

# 277 GRILL BURGER CLUB SASA [代官山]




 3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

§ §

 たい〜へん長らくお待たせいたしました――幹書房『THE BURGER MAP 首都圏版』掲載の56店中、実は最後の登場の大トリ! 東京・代官山の若き名店GRILL BURGER CLUB SASA(グリルバーガークラブ ササ)。

●トレインビュー

 東急東横線渋谷の一駅となり、代官山駅のホームからものすごくよく見えるお店。電車を待っている人は確実に見ているに違いなく、そうした意味では店のみならずプレミアムバーガーのよき広告党でもある。

 つまり店からも駅は丸見え。実にトレインビューな店である。好きでなくとも日がな一日ぼーっと座っていれば、この上り下りの電車の姿に飽きることはないだろう。


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2011年10月15日

# 273 Sun2Diner [中目黒]




 3月11日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震、ならびにその後も起き続ける余震におきまして被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

§ §

 本年2011年7月20日、奇しくも「ハンバーガーの日」にオープンした、中目黒の新しいダイナーのご紹介。オーナーは三宿FUNGOの元店長。パティは自家挽き。バンズは峰屋。コーヒーは下馬NOZY COFFEEの焙煎豆を使用。

●ナカメ

 例によって、まずは中目黒(なかめぐろ)なお話から……。略して「ナカメ」。"オシャレ"な若者を中心に人気が高いエリアだが、それゆえ私には全くと言ってよいほど無縁な街であった。隣駅・祐天寺(ゆうてんじ)の「フローラ」さんなら大好きだが、中目黒に特段の用は……無いなぁ。「今まで」は。


目黒銀座

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2010年09月09日

# 239 Lauderdale [六本木]




 続きましても六本木。ご存知六本木ヒルズの外縁、けやき坂テラスに在る"ビストロ×ダイナー"、Lauderdale(ローダーデール)にて、秘伝のビーフバーガー(Untitled Beef burger)¥1,400。ランチタイム(月〜金、11:00〜15:00)の「自家製100%ビーフパティのハンバーガー」も内容は一緒と聞いております――そちらは¥1,200。

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2010年09月04日

# 238 ROTI Tokyo Midtown [六本木]




 ややご無沙汰しております。続けます――。

 東京もど真ん中、六本木の東京ミッドタウンに在るアメリカンワインバー&ブラッセリー、ROTI Tokyo Midtown(ロティ東京ミッドタウン)にて、ロテイオリジナル レッドワインバーガー\1,800。ランチ〜カフェタイムは\1,500。


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2010年06月03日

# 232 suji's [六本木一丁目]




 全国ハンバーガーショップ&ダイナー スタンプラリーvol.1も先月で終了。通常営業に戻ります――。

 ちなみにプレゼント応募者は6月3日現在53名――ありがとうございます! 6月6日(日)締め切りですので、まだ応募されてない方、お急ぎ下さい!

 あとTwitterも、とりあえず何だかんだペース落ちずにやってますので。私に用のある人、待ち伏せしたい人、追っ手を差し向けたい人など、どうぞご利用下さい――。

§ §

 韓国人Sujiさんが単身ニューヨークで暮らていた時、ふと母親の作る温かい手料理が食べたくなった経験から、アジアに住むアメリカ人のために温もりあふれるお袋の味を提供しようと、韓国に帰国後、ソウルのイテウォン(梨泰院)に始めたのが、コノ店suji's(スージーズ)1号店。東京六本木は2号店。

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2010年05月16日

# 230 TOP DOG [都立大学]




 全国ハンバーガーショップ&ダイナー スタンプラリーvol.1と同時進行、めくるめくバーガー探求の旅――いっそ誰かにダーツでも投げてもらいたい。

 Twitterやってます。「今日どこ行く」「今どこ居る」「今度何する」、あと「今日はどこのお店が休み」なんて情報が逐一コチラに上がってますので、ご活用下さい。参加34店のショップデータが観られる携帯専用サイトもあります。あわせてご利用を。

§ §

 80年代・90年代を渋谷で遊んだ人であれば「誰もが知ってる」というレベルの伝説的名店、TOP DOG(トップドッグ)。

 創業は30年前の1980年。渋谷、自由が丘、そして夏期は軽井沢でも営業していた人気店は、2002年に一度閉店。6年? 7年? のブランクを経て柿の木坂に復活したのが2008年。どんな店であったかは「生き証人」たちの証言お読みいただきたく。私ごとき小僧の出る幕ではない――。

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2010年04月23日

# 225 Burger 5 [銀座]




 先日とある熱心な読者の方から「記事が短くなってさびしくなった」とご意見いただいたのですが、いや、違うんですよ。今まであらゆる情報を全部いっぺんに一度の記事に詰め込んでいたんですが、それを「謎は徐々に探ってゆきましょ」というスタイルに変えた、ということなんですネ。だから何回分かの記事を合わせると、以前のような情報量になるという……頑張ります(笑)。

§ §

 銀座と言えばコノ店、Burger 5(バーガーファイブ)。銀座五丁目銀座ファイブの地下1階。駅から濡れずに行ける立地ですね。バーガー9品、中からチーズクラシック1/4LB(パウンド)¥1,100。1/3LBが¥1,200で値段に差なく、お得。

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2009年02月25日

# 206 SUNNY DINER [北千住]



 東京観光に来た人から、「北千住(きたせんじゅ)ってどんな街?」ともし聞かれたなら、「『金八先生』に出てくる町だよ」と説明すると通りが早いと思う。

●裏千

 かつての日光街道である「宿場町通り」の一本西隣の通りに、2005年の11月にオープンにしたコノ店。千住の「一本裏通り」ということで「裏千」を自称している(笑)。すぐ近くにはこんなトマソン予備軍的電柱も。


 お向かいは千寿本町小学校という、たいそう立派な小学校(えっ? 温水プール?!)。下校時、店の様子をちょいちょい覗きに来るこどもたちは、休みになると両親を伴って食べに来てくれるそうだ。


 少し歩くと千住本氷川神社(せんじゅもとひかわじんじゃ)。氷川ラジオ体操の会場でもある(年中無休)。

 さらに少し歩くと「サンロード」と交わる。右に折れると程なく「蜂の巣」、左に折れると『3年B組金八先生』撮影時、武田鉄矢氏が宿泊したという古い旅館がある。じゃらん曰く「数人の芸能人も来館した事のある穴場の宿」――って何だよ、その中途半端な説明の仕方はよ。

 ただそれも、最新設備のビジネスホテルが近くに建った今となっては昔の話だろうか。今ならば間違いなくそちらを使うだろう。ひょうたん池の鯉が自慢の老日本旅館も、最早時代の波に呑まれゆく運命にあるのか。いやでも私なら「舞鶴」を選ぶ――興味津々、機会があれば泊まってみたい宿ランキング、第1位!

●都内最"狭"を競う

 コノ店が出来て以来、ただの通学路だったこの通りには、偶然か、美容室や飲食店などの開店が続いた。地域振興に貢献するハンバーガー店がココにもまた1店――。


 7坪弱、都内でも指折りの狭さを誇る(?)店である。この間までココと最"狭"の座を競っていたが、昨年ココが出来て、両店とも大きく引き離された。

 カウンター5席、テーブルがギュウ詰めの4人掛け×2組で合計13席。

 なにしろ面積は限られているので、工事の際にはモノの配置を「1mm単位で考えた」。サイズに合わせて椅子テーブルは特注せねばならず、費用を要したという。「同じ目線の高さでお客さんと話がしたかったので」、キッチンの高さと揃えるべく、カウンターはガコンと一段高く上がっている。そんな力業のおかげで、店と客のハートの距離はグンと近付いた。




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2008年09月05日

# 201 TRUST SALOON [大井町]



 交通の便が良くって、静かで住みやすい。今やすっかり住みたい街の上位にランクされる[要出典]、大井町――。西口、京浜東北線に沿って大森方面に少し歩くと、程なく道は下り坂に。ちょうどその下りかけた辺りにコノ店はある――もちろん、店の運気は上り坂。

●大井町(Oi, Shinagawa City)

 この大井町、都心へのアクセス良好、人気の街ではあるのだがしかし、西口は、改札出ると再開発の申し子が如き人工地盤がデンと幅を利かしているワケでもなく(ペデストリアンデッキと呼んだ方がわかりよい?)、航空障害灯が赤く明滅するタワーマンションが厳(いか)つくそそり立っているでもなく、従来の「大井町」の規格を守りながら、商店街あり飲み屋街あり、無理なくまとまったその程好いサイズが、この町最大の魅力である。ひと言で言うなら……住みたい!


 さてこの店、トラストサルーン――前はJR、後ろに住宅街を従え、「帰る前にもう一杯」という使い勝手の立地である。外観は最低限のアイキャッチ、かなり抑えた感じだが、「ホントは(店内に)バイク入れちゃいたかった」というオーナー中山さんは大のハーレー好き――愛車はFXST。スペースさえ広ければ、シルバージュエリーや自作のレザークラフトの売り場も設けたかったという、長年アパレル業界で活躍していた人である。

●鉄馬の友(Dutch Oven)

 デザイナーとして渋カジ全盛の頃を経験。ときには売り場にも立ったが、「洋服屋さんって、100人お客さん来たら10人買うかどうか」という、その「売れるか分からないストレス」というものが「すごくイヤで」、片や飲食業という、目の前のお客さんに全身全霊を挙げて臨めば、それが必ずや結果へと繋がる商売(「飲食店は来たお客さん全員注文をする」)に、職業としての魅力をより強く感じていた(同様のことを「LATINO HEAT」田辺さんも言っている)。


 父は中華の料理人だった。門前の小僧、料理は昔から得意で、特にキャンプにおいてその遺伝子は発揮される。

 HDO、「ハーレーとダッチオーブン」なる会に所属するダッチオーブンの使い手である。鍋を片手に『クラブハーレー』なる専門誌(我らがエイ出版刊)の表紙を飾ったこともある。特集タイトル「鉄馬に乗った旅人へ、ダッチ・オーブンのススメ」――割れ鍋に綴じ蓋、鉄馬に鉄鍋。

 キャンプにおける本式は、まず炭を作り、その上に鍋をかける。圧力釜と同様の効果により、おいし〜いローストビーフやチキンや何やが、ただ放って置くだけで出来てしまうという手間要らず、まさに男の料理の至上。「ローストチキン」¥2,000(ゲームヘン使用。要予約)はこのダッチオーブンによる自信作。「ニンジンがまたおいし〜い!」と自慢されたが、何だよ話だけかよ、こちらも要予約(泣)。

●ジェダイ(Jadeite)

 バーがやりたかった。


 実家の建て替えに乗じ、その一角を間借りしてバーにしようと思っていたのが場所柄、深夜に酒類が提供できない地域であったため、食事も合わせて出すべく方針転換。父は中華、じゃあ僕はヌーベルキュイジーヌ……だけどちょっと待てよ。どうせやるんならキラーコンテンツを――ということで、己の趣味と経験の延長線上に結ばれた"交点"にはハーレーがファイヤーキングが、そしてハンバーガーが燦然と輝いていたのである。


 店内は米南西部、メキシコ風なエッセンスを盛り込みつ、田舎風。ペンダントの下にはビリヤード台が似合いそうだ。テーブル8席にカウンター5席という目の届く空間に、売るほど置いてあるファイヤーキングだジェダイだ何だは、eBayで少量ずつ買い集めていった成果。棚にはホントの売り物あり、アドマグあり、佇立するmomokoドールあり、その書割はトミー・ボーリンの『The Ultimate...』であり(←限定盤)。ハンバーガーに合う「かも」との話から登場したジャックダニエルのグラスもコレ、60年代に生産されたヴィンテージもの。



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2008年03月09日

# 192 Burger Mania [白金高輪]





前回記事:【最新情報】 2月26日、白金に「Burger Mania」がオープンします

●北里研究所前

 外苑西通りと桜田通りを結ぶバス通りの中ほど。向かいは北里(きたさと)研究所病院、すぐヨコが「北里研究所前」バス停。最寄駅は南北線・三田線の白金高輪(しろかねたかなわ)か白金台(しろかねだい)、ないしは日比谷線の広尾だが、いずれからも14、15分は歩く。交通の便のあまり良くない場所である。渋谷駅東口ターミナルから出ている都営バス・田87系統「田町駅前行」でも同15分。恵比寿からなら5、6分――バスが最も便利だ。


 参考:「北里研究所前」停留所 時刻表 渋谷駅前行 田町駅前行



 古くからの商店街である。俗に「隠れ家」と呼ばれる、ちょっとイイ感じのイタリアンやら創作料理やらバーやらが点在していて、庶民的な風情の中にも場所柄、ちょっと敷居の高い空気を漂わせている。この街の雰囲気に受け入れてもらえるかどうか――それがこのバーガー店にとって、まず最初の関門だった。

 向かいが大きな病院である点、駅から離れた住宅街である点は駒沢大学「AS CLASSICS DINER」の立地によく似ている。目白台の「base」にも条件が近い。店の側面は、天井から床まで及ぶ大きなガラス窓になっている。だからバス停から丸見え――その辺りを意識して、キッチンもあえて縦長の店舗の中ほどに配置した。

●ボランチ


 オーナー守口駿介君は高校時代、サッカー部の副部長を務め、ボランチとしてゲームをよく壊……組み立てた。憧れの選手はパブロ・アイマール。ポジションは違いますが。

 大学進学後、牛角のアルバイトで接客に目覚め、わずか1年のうちに店長代理に昇進。この仕事が何より自分に合っていると気付き、本腰入れて「活きた社会学」を学ぶべく、大学はスパッと1年で中退。ちなみに守口"父"は「一切心配しなかった」とコメントしている。この頃から自分の店を出そうと思うようになった。


 「いいカフェないか」と原宿辺をぶらぶらするうち、偶然降りた地下で見つけたのが「*ease」だった。カッコ良さにゾッコン惚れ込み、即バイト。「料理も出来るようにならないと」と、ここでホールからキッチンにコンバートする。オーナーシェフ・車田(くるまた)氏を除き、当時、*easeのアノ膨大なフードメニューを全て作りこなせるスタッフは唯一、守口君だけであった。

●未来の巨匠

 さて、で、守口君の「歓迎会」が開かれたのである。その会場として連れて行かれたのが、本郷の「FIRE HOUSE」(以下「FH」)だった。コレが彼のバーガーマニア人生を決定付ける。


 この時点ではまだ「カフェやる上での目玉メニュー」くらいにしか思っていなかったそうだが、すっかり「世界」にはまり込み、気付けばFH入り。佐藤健(たけし)マネージャー(現「Authentic」オーナー)の熱血指導のもと、その愛弟子として主にデリバリーショップで活躍。

 この頃'05年11月26日放送のTBS「チューボーですよ!」の取材があり、「本郷の巨匠」として佐藤健マネージャーが(モヒカン頭で)、そして守口駿介君は「未来の巨匠」として共に取り上げられ、ゲストの井川遥から「駿介君……頑張って」と激励の言葉を贈られている――のだが、言い終えた井川遥は完全にうつむいてしまう。贈った井川自身も相当なダメージをこうむった、まさに「捨て身」の激励であった。

 この「未来の巨匠」の出演が、彼の夢をさらに後押しすることとなる。

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2007年07月17日

【二ッ目!】 Authentic [赤坂] のテリヤキバーガー EXTRAチーズ




 『チューボーですよ!』'05年11月26日放送「チーズバーガー」の回で、本郷の巨匠、FIRE HOUSEの佐藤健さんが披露したテリヤキソースがかかるチーズバーガーを、佐藤さんの今のお店Authentic流にアレンジしたテリヤキバーガー\970+EXTRAチーズ\105で\1,075(ちょと説明長い……)

 片栗粉のとろみが効いて、みたらしのようなとろりとした甘辛さの濃厚テリヤキソース。オーロラソース(ケチャ+マヨ)の毎度いとおしい酸味と出会えば、チョー後引くおいしさ!止め処なく流れ出す怒濤のソースに、上から下まで食材すべてが巧く絡み合い、ひとつとなって、ノドの奥にストンと収まるこのノド越し。"溶けない"チェダーチーズはゴツッと力のあるおいしさでアピール。

 柔和なバーガーにヘヴィなテリヤキソースの組み合わせは、思わずもう一個いきたくなる誘惑の甘辛味――クセになるね。


# 163 Authentic [赤坂]
【二ッ目!】 Authentic [赤坂] のブロッコリーチーズバーガー
【二ッ目!】Authentic [赤坂] のベーコンチーズバーガー
# 056 FIRE HOUSE [本郷三丁目]


毎週土曜 夜11:30〜12:00放映
TBS 『
チューボーですよ!

TBS

'05年11月26日「チーズバーガー
"堺巨匠の過去のレシピ"から遡れます


― shop data ―
所在地: 東京都港区赤坂2-18-19 赤坂シャレー1F
      東京メトロ千代田線 赤坂駅5a/b 出口より徒歩5分 地図
TEL: 03-3505-8584
オープン: 2006年11月
* 営業時間 *
平日: 11:00〜22:30(22:00LO)
ランチ: 11:00〜16:00
日曜: 11:00〜20:00(19:30LO)
定休日: 不定休(要確認)


2007.7.17 Y.M

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2007年07月11日

# 180 tk Hamburger Inn [西麻布]



 はじめに――今回、私のような青二才が地理や歴史の先生が如く、まるで見てきたような話を繰り広げて参りますこと、何卒ご容赦願いたく……

●六本木は"スタイル"

 都内某ダイナーの店主は、「六本木のハンバーガーはスタイルだ」と語った(六本木KENTO'Sにて)――。

 創業1950年、日本で最初のハンバーガーショップ――"と言われている"。当のお店の記事でこんな書き方も何ですが、「最初」と断定するについては、相当に綿密な調査と照合作業が必要と思われるので、今はあえて言い切らずにおきます。

 少なくとも言えるのは、今の経営者である老川さんがその昔、浅草からHarley-Davidsonにまたがり青山界隈まで仕事に通っていた頃、ハンバーガーと言えばベース(米軍基地)へ行くか、ハンバーガーインで食べるかしかなかった――そんな時代があったということである。


 サイトにもあるように、戦後の六本木は大使館の街であり進駐軍の街であり、その異国≒米国のニオイに魅せられた若者達がロカビリーを踊り、ジャズに酔い、ソウルを歌い――そしてその合間々々にハンバーガーを頬張った。

 今なおそうであるが、特に戦後のコノ時代、六本木は常に新しいものを発信し続けるトレンドの中心地であった(と言うと横浜の人に「コッチの方が先だよ」と返されそうだが、横浜は「中継地」と呼ぶ方がふさわしいように思う)。六本木に遊ぶ人は誰よりも先にハンバーガーと出会い(この辺も断言はし難いが)、嗜んでいた。

 '01年頃まで「Johnny Rockets(ジョニーロケッツ)」という、アチラのハンバーガーチェーンの国内唯一の店舗もあったりで、六本木にハンバーガーがあること――それ自体即ちスタイルでありステイタスであり、常に時流を先行く六本木という街の象徴のような存在だったのである。

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posted by ハンバーガーストリート at 12:52 | TrackBack(0) | 東京編◆東部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする