学研GetNavi web(ゲットナビウェブ)にアップした「クリスマスのバーガー特集」の店。最後は東京・銀座のBISTRO MARX(ビストロ・マルクス)です。場所は「GINZA PLACE」7階。この秋9月24日にオープンしたばかりの話題の新店。
「マンダリンオリエンタル パリ」の二つ星レストラン「Sur Mesure par Thierry Marx」総料理長、ティエリー・マルクス氏監修の2店が「GINZA PLACE」にオープンしました。自身の名を冠した「THIERRY MARX」は、自宅に客を招いてもてなすかのような感覚の、隠れ家的なガストロノミーレストラン。世界初出店の新業態「BISTRO MARX」は幅広い層が楽しめるカジュアルなビストロ&カフェ、バーです。どちらも7階の同じフロアにあります。分かれてあります。
世界初出店の場所がなぜ日本なのか。マルクスさんは親日家、日本がすごく好きで、愛着があり、興味があり、そして「武道」にも精通しているそうです。料理人が武道……世界最強のコックはあるいはマルクスさんかも知れません。
そんな説明はともかく。百聞は一見に如かず……まずは7階へお上がりください。テラスからの眺めに言葉を失うことでしょう。あの和光の時計塔が目の前! きらびやかな銀座通りを眼下に食事が楽しめる絶景の店です。
なお、和光は"時計台"ではなく「和光の時計塔」が正式な呼び方です。和光自身がそう呼んでいるとのことで。
さて、ビストロのテーマは「料理とパンの融合」です。魚の下にパン、肉料理の下にもパン。パン職人でもあるマルクスさん。料理に使うパン5、6種類はすべて店内で焼いており、ブリオッシュの販売もしています。マルクスバーガー¥2,900(税サ別)はまさにそのシグニチャー的存在の一品。
ブリオッシュバンズは国産小麦の中からフランスの小麦に似たものを探して使っています。フランスは硬水、日本は軟水、水の硬さも違います。そうした条件の違いを越えてのパン作り。サイズは80g。
約100gあるパティは国産の黒毛和牛を使用。肩6mm・もも9mmのカット幅でカットしたもの。下にサニーレタス。上にゴーダチーズ。さらに上からフォンドボーをさっとかけ、ソテーしたマッシュルーム、ベアルネーズソース。オニオンはアーリーレッド。仕上げにエストラゴンをひとふり。
パティはア・ポワン=ミディアムレア、中にほどよく赤の残る焼き加減。食感を重視したおだやかな味わい。その抑えたビーフ味の上におだやかな表情のゴーダが好い相性。オニオンも辛味を抑え、ベアルネーズは酸味さわやか。エストラゴンが甘い香りを添えます。きめ細かな生地のブリオッシュバンズはクラスト(表皮)が香ばしく。
添えられた鉢は自家製のピクルス、トマトフォンドュ(赤)、ベアルネーズソース(白)。フレンチフライは注文が入ってからカットして揚げる自家製アツアツ! トゲやカドのない細やかな作りにフレンチらしい整った味わいを感じます。おとなしめな味ですが、でも食後は満腹。充実の食べごたえ。
§ §
ブリオッシュバンズを中心に「肉」を食べさせる一品。ぜひ素手で持って「ガブリ!」と豪快にかぶりついてください。マルクスさんも推奨の、これぞバーガーの醍醐味!
マルクスバーガーはレギュラーメニューです。通年・終日食べられます。が、一年の終わりのこの特別な時季にこそふさわしい、豪華で贅沢な一品です。銀座の街を足元にガブリ! とゴージャスに行ってみませんか? 行ってみましょう!!
― shop data ―
所在地: 東京都中央区銀座5-8-1 GINZA PLACE 7F
東京メトロ銀座線 銀座駅歩1分 地図
TEL: 03-6280-6234
URL: http://www.bistromarx.jp/
オープン: 2016年9月24日
* 営業時間 *
ビストロ: 11:00〜23:00
バー: 23:00〜26:00 ※日祝休
定休日: 年中無休(要確認)
2016.12.20 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 11:03|
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