東京・学芸大学の416GRILLING(ヨンイチロクグリリング)――。ご存知「Baker Bounce」のNo.2="片腕"として創業者の渡邉さんを長きにわたり助け、活躍された小出さんと、ホール担当の安田さんのお店です。平日も週末も昼も夜も、どんなに忙しくてもメンバーはこの2人きり。2015年創業なので今年1月で祝! 10周年!
"GRILLING"の名の通り、炭火で焼いたグリル料理が自慢の「ダイナー」です……ハンバーガーショップでなく。だから「オーストラリア産サーロインのステーキ」や「オーストラリア産ラムチョップ」「BBQスパイシーチキンステーキ」こそまず食べるべきなのですが、それらは次回に取っておきまして、今日もハンバーガーの話題を。
ランチタイムのバーガーメニューは1品、夜も同じく「ホームメイドハンバーガー」1品のみ。価格は変わります。昼の方がお得です。"REGULAR"140gと"SMALL"70gの2サイズのパティあり。あとはトッピングが全部で10種類――という構成。中から今日はレギュラーサイズ140gパティのホームメイドハンバーガー¥1,300にテリヤキソースのトッピング¥200で〆て¥1,500(税込)。ランチ価格。フレンチフライ・コールスローサラダ付き。
テリヤキの時のみ積み上げた状態でハンバーガーを出して来ます。その他のオーダーの時は上下開いた状態=オープンフェイスで提供。パティはUSとオージーの3つの部位を手切りして粗挽き肉を加えた140g。バンズは「サンワローラン」。クラウン(上バンズ)にタルタル。野菜はトマト・レタス・オニオンの3点ですが、テリヤキの時はオニオンがグリルドに。
テリヤキソースは古巣「ベーカー」伝統の昆布だし・かつおだしを加えて作る自家製。そしてココが一番のポイント……炭火でじっくり焼き上げたパティを小さなフライパンに移して、テリヤキソースを絡めながら短時間「煮込んで」ます。これをやってる店は「稀」でしょう。
感想……まずはバンズが「バリッ」と。続いてチョップ肉のパティの噛みごたえと存在感――このバーガーはコレに尽きます。テリヤキの最初の印象は「辛い!」。このピリピリとした辛さが厚切りの豊かなトマト&タルタル味と和して、そこまで尖らぬマイルドな味わいに帰着。グリルドオニオンの甘味も利いて、出過ぎたところのない、よくまとまったテリヤキに。
例えば元祖「モスバーガー」のソレのような、グイグイ差し込んで来るような強烈なテリヤキ味でなく、パティとソースが絡み合って「ひとつになった」食べ口が独特なテリヤキバーガー。「仕上げにソースをかけて終わり」なテリヤキが多い中、パティとソースを煮込んで「馴染ませてから」サーブするスタイルは、非常に丁寧であり、個性的ですね。
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そのパティにソースを絡めるシーンは今度撮って来ます。他にも情報が多々あるのですが、長くなったのでまた次回!
→ # 416GRILLING [学芸大学] のホームメイドハンバーガー TOPPING 自家製ベーコン、スイスチーズ
― shop data ―
所在地: 東京都目黒区五本木3-26-7 岡田ビル1F
東急電鉄東横線 学芸大学駅歩7分 地図
TEL: 03-3714-4166
アカウント: https://www.instagram.com/416grilling/
オープン: 2015年1月9日
* 営業時間 *
月金土日: 11:30〜14:30LO, 17:00〜21:00
火木: 17:00〜21:00
定休日: 水曜日(要確認)