やっと記事が上げられます……3月4日深夜放送、フジテレビ「いたジャン!」でご紹介したバーガーのご紹介。まずは東京・学芸大学OVERWHELM HAMBURGER & BAR STAND(オーバーウェルム ハンバーガー&バースタンド)のこちらが大傑作……ビーフ&ブロッコリーチーズバーガー¥1,980(税込)!
USアンガスビーフの肩ロース(チャックロール)を店で細かく手切りにした「ハンドチョップ」のパティを使用。サイズは115g。肉は1.5cm角ほどにカット。てっぺんに十字の切れ込みが入ったバンズは高田馬場「馬場フラット」作の特注。ヒール(下バンズ)に自家製マヨ。チーズはチェダー。オニオンはグリルド。あとはトマト。
そこへブロッコリーが4房……。世の中にブロッコリーバーガーは存在しなくはありません。大概は茹でてますね。そこをオーバーウェルムの店主・佐藤さんは茹でずに揚げました。秘伝のタレに漬け込んだ房にコーンスターチをまぶして油で「揚げてます」。竜田揚げのような調理法ですね。さらに茎と葉っぱでブロッコリーソースを作り、揚げた房の上に……という内容のバーガーです。詳しくは初回の記事・2回目の記事もご覧下さい。
3回目の感想……まずは手につくバター(笑)。バンズに澄ましバターを塗ってオーブンで焼いています。つまり、「バタートースト」。これが美味! 表皮が「シャリッシャリ」にトーストされて歯ごたえ軽快! そこへ房に滲み込んだニンニク味が来て、バター味が来て、チョップ肉で作ったパティは「クニクニ」「ぷにぷに」と、ほぼ「ステーキ」のような肉感……おいしくないワケがない組み合わせ! その芳ばしさ! 堪らず!
最後まで興味が尽きないバーガー。絶えないバーガー。好奇心のエンジンが食事の中盤でブルン! と入って、そのまま最後までそのテンションを維持して突き進む感じの興奮度合でしょうか。そういうバーガーは決して多くはないです。
大抵の場合、ひと口目の出会い頭のインパクトがクライマックスで、それ以上の盛り上がりはないか。同じ味がずーっと続くか。いわゆる「中だるみ」するか。そんなケースが多くみられて、最後まで味に抜けたところのないおいしいバーガーは「ごく限られた存在」であると言えます。
茎と葉で作ったブロッコリーのソースはちょい甘。かすかに苦味も感じられて、このソースが最後はやわらかく締めます。ガーリックの芳ばしさやらステーキの食感やら、さまざまな"刺激"と"興奮"が過ぎ去った後、最後は「ふんわり」と軟着陸……そんな一品。
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そしてポテトがやはり美味! 小イモを茹でて→半分に切って→手の平で軽く潰して→揚げた自家製。これがバーガーの食後にビックリするぐらいのおいしさ! トータルでみごとなひと皿! 文句なし!
→ # Overwhelm HAMBURGER & BAR STAND [学芸大学] のオーバーウェルムバーガー
# Overwhelm HAMBURGER & BAR STAND [学芸大学] のビーフ&ブロッコリーチーズバーガー(再食)
# Overwhelm HAMBURGER & BAR STAND [学芸大学] のビーフ&ブロッコリーチーズバーガー
― shop data ―
所在地: 東京都目黒区中央町1-16-14 飯島ビルパート3 1F
東急電鉄東横線 学芸大学駅歩7分 地図
TEL: 03-6451-2400
アカウント: https://www.instagram.com/overwhelm_hamburgershop
オープン: 2023年11月7日
営業時間: 11:00〜24:00(LO23:00)
定休日: 不定休(要確認)