秋の初めに「月見フォカッチャ」が出て、「月見テリヤキバーガー」が"ワンポイントリリーフ"した後に登場したモスバーガーのこの冬待望の新作が……一頭買い 黒毛和牛バーガー! リリースこちらです。
昨年大好評だったのを受けて、ソースを贅沢にバージョンアップしての大復活と。去年は「特製テリヤキソース」の一本勝負でしたが、今年は第1弾「シャリアピンソース〜トリュフ風味〜」と第2弾「特製テリヤキソース〜ゆず胡椒風味〜」の豪華2本立て。今年の売りは「パティだけじゃない」。ソースにも相当に力を入れての再登場です。
まずパティですが、黒毛和牛です。一頭買いです。注書きに"部位ごとではなく、余分な部分を除いた「枝肉」の状態で一頭丸ごと買い付け"と説明あります。買い付けた牛の数は実に900頭! 半年かけて集めないと集まらない数だそうで。等級は不定。産地も不定ですが「北海道産が多い」とのこと。"通常はハンバーガーには使用しないサーロインやヒレといった部位"も含む、全部で「19」の部位を使っているとのことで、去年のリリースにその内訳が載ってました。今年も変わりなければ、
「サーロイン、ヒレ、リブロース、肩ロース、肩バラ、ハネシタ、ミスジ、腕肉、トウガラシ、中バラ、外バラ、カイノミ、フランク、ランプ、イチボ、内モモ、外モモ、シンタマ、スネ」
の全19部位の"良いとこどり"と。うち、サーロイン、テンダーロインなどの"ロース系"が約14%を占めます。パティのサイズは95g。ふっくら厚みを持たせているのと、あと、四角いですね。「ウェンディーズ」のような四角い形の黒毛和牛パティです。
一方、第1弾のソースはトリュフ使用のシャリアピンソース……"炒めたまねぎと醤油をベースに、香り高いトリュフの風味を効かせたモスオリジナル"で、トリュフの黒い粒々がソースの中に見えます。プラス"白トリュフのフレーバー"という説明もあり。で、ここまでの力作を準備したので、ぜひそのおいしさを「科学的に測定してもらおう」ということで、"味博士"なる人物に分析してもらった結果が↑の写真です。並々ならぬ意気込みが窺えますね。結果はもちろん良好。かなりなハイスコアであると。
そんな科学的な実証・裏付け・お墨付きも得ての、この冬の入魂の2作。まずは第1弾=11月15日発売〜12月下旬まで販売予定の一頭買い 黒毛和牛バーガー シャリアピンソース〜トリュフ風味〜¥860(税込)から行ってみましょう。
シャリアピンソースがかかったベーコンバーガーです。黒毛和牛95gパティにいつものバンズ、底にいつものカロリーハーフマヨ、レタス、スライスしたオニオン、そしてベーコン、シャリアピンソース……という内容。
まずはベーコンとトリュフが混ざった、イイ〜におい。「クン!」と強めのトリュフのフレーバー。かなり"攻撃的"な味わいです。その"攻めた味"を軽めのバンズが「ふっかり」受け止めるという力関係。黒毛和牛パティはレギュラーパティより挽き方粗め。肉の粒が感じられる挽き具合。その粒々が軽く練り合わされて、ゆるやかに結着しているような状態と。
ベーコンはこのバーガー専用。他のメニューには使ってません……と言うか、モスのレギュラーメニューにベーコンバーガーはないですね。豪華を前面に押し出したバーガーながらも、重くならず、軽く食べられて旨味豊か。「豪華」かつ「軽やか」。そんな一品。
奇しくもこの秋、トリュフを使ったバーガーが3社から出ました。いずれも黒トリュフを使ってます。一番ふんわりした仕上がりは「 SHAKE SHACK」。一方で「ウェンディーズ」は味もボリュームも"力押し"な感じでパワフル。そしてさらにその上をゆく"オフェンシブ"な味わいを利かせているのが「モスバーガー」という。モスは意外と大胆な味付けをしますので。そういう意味では非常に「モスらしい」一品です。
もうひとつ、第2弾の一頭買い 黒毛和牛バーガー 特製テリヤキソース〜ゆず胡椒風味〜¥790(税込)は来年1月5日発売。まだ売ってませんが、私はこちらにより惹かれました。より高評価です。
トマトを乗せたテリヤキバーガーです。テリヤキソースは"甘酒を加えることでコクと奥行きを出した専用の特製"で、"華やかな香りとほんのりとした甘みを感じる鰹のエキスを加えたことで、昨年よりもさらに深み"が増しているという。レギュラーメニューの「テリヤキバーガー」のソースとも「テリヤキチキンバーガー」のソースとも違います。それぞれ別々のテリヤキソースを使ってますね。その特製テリヤキソースに九州産のゆず胡椒を利かせているところが大きなポイント……。
面白い味です。鋭い酸味。ゆずと言うよりも「マスカット」か何かでも含んだような、何とも不思議な「フルーティーな酸味」が利いた一品です。おそらくトマトとゆず胡椒が反応してのフルーティーさなのでしょう。不思議なみずみずしさがあります。
そして、のどの奥に微かに感じる辛味……コショウの辛味でしょうが、ここが面白くで、味わいに「得体の知れぬ落ち着かなさ」があると言うか。軽く"ヒリッ"とするような味が「常に揺れ動いている」ような。絶えず「微動」し続けているような。そんな動きが味わいの中に常にあって、今まで食べたことがないような新鮮な味でした。これはユニーク。トリュフのような豪華さはないが、実に特徴ある一品。年明けの発売が楽しみですね。2024年1月5日〜2月上旬までの販売予定です。
§ §
それらの味わいがひと通り"過ぎ去る"と、黒毛和牛の肉の旨味・味わいが確かによく感じられます。看板に偽りなく(笑)、和牛肉のおいしさをよく表したパティですが、同時に、モスバーガーの"基本キャラ"をあくまで外れない範囲で、巧みに表現されているな――とも感じました。モスバーガー「らしさ」の上に構築された黒毛和牛「らしさ」「おいしさ」と言うことで。お値段もお手頃!
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