『エル・グルメ 2023年7月号』のスマッシュバーガー特集でご紹介した東京・上野のAmerican Diner ANDRA(アンドラ)さん。バーガーは4品(+1品)。"店主イチオシ"は「CHEESE BURGER」=野菜(トマト・レタス)なし、パンと肉とチーズのみのバーガー。そこへ野菜を入れたのが「CLASSIC CHEESE BURGER」。一方、チーズも野菜もない最もプレーンなバーガーが「HAMBURGER」。そこへ野菜を足したのが本日食べたCLASSIC BURGER(クラシックバーガー) REGULAR¥1,300(税込)。"REGULAR"はパティ2枚。パティ1枚は"Jr"の扱い。
パティはUSビーフの肩ロース&ハラミを合わせた100g。粗挽きと細挽きが8:2の割合。ハラミの粗挽きは12mm挽き。牛脂は入らず。塩は振らずに中に練り込む式。これを力強くスマッシュ! バンズは「サンワローラン」。上にトマトBBQソース、下にオニオン・ピルクス入りのタルタル。サニーレタスは細切り。
感想……野菜なしとありでは"におい"がまず違う。野菜ありは例えるなら「お弁当」風味。今日のパティは今までにないやわらかさ。ジューシー! 店主の塩田シェフ曰く、肉に含まれる水分が少なめだったので、スマッシュを加減してあまり平たく伸ばさず、結果として"肉汁"が内包されたのではないか――との分析。そのアツアツの肉にトマト&レタスは"添える程度"の分量ながら、その風味が絶妙に上手くバーガーに乗って、素晴らしい「味変」効果を発揮している。その活躍を引き立てるのがトマトBBQソース。クミンの香りがさわやかに(?)利いて食べ口軽快!
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いやー、野菜なしとありでは"表情"が変わりますね。全然違います。私は何なら野菜「あり」の方が高評価かも知れません。野菜「なし」の筋骨隆々な感じにワンクッション入れて、そのゴツゴツとした食べ口をやわらげてくれる役割において、野菜「あり」はヒジョーにイイ感じに機能します。予想以上にアンドラのバーガーに野菜は合ってました。なかなか美味!
→ # American Diner ANDRA [上野] のCHEESE BURGER(再食)
# American Diner ANDRA [上野] のCHEESE BURGER
― shop data ―
所在地: 東京都台東区東上野5-13-7
JR・東京メトロ 上野駅歩7分 地図
TEL: 03-3847-8418
アカウント: https://www.instagram.com/diner_andra/
オープン: 2021年10月1日
営業時間: 11:30〜14:00, 18:00〜23:00
定休日: 日曜日(要確認)