男の隠れ家デジタル「週末の隠れ家」でご紹介した東京・武蔵小山のSherry's Burger Cafe(シェリーズ・バーガーカフェ)。いや、久しぶりですね〜。前回記事は2019年3月=コロナ前。この日のパルム商店街は節電でしょうか、正面ゲートの照明が点いてませんでした↓。
3年半ぶりのシェリーズさん。バーガーメニューはレギュラー18品(鶏魚野菜含む)+期間限定1品と、前回よりも2品増。本日は7年ぶり2回目のこちら、シェリーズバーガー¥1,540を。店名を冠した一品。これがちょっと普通じゃないバーガーで……。
その正体は「マーマレードマスタードと生ベーコン」のバーガー。パティは香川県の精肉店より仕入れた上質な肉を使用の120g。生ベーコンも同じ肉屋のもの。"生ベーコン"というのは加熱処理していないベーコンのこと。要するに、燻製していない塩漬けの豚バラ肉。パンチェッタをハンバーガーに挟んでいる感じで。もちろん鉄板で軽く焼いて。その生ベーコンの風味が好い。脂の加減も好し。
そこへ、まるで洋酒でも使っているかのようなマーマレードマスタードの深くて"太い"甘味と苦味、そして酸味。特にピールの苦味がベーコンの脂身の味にみごとに楔(くさび)を打って、クドくさせていないところがポイント。逆の言い方をすれば、マーマレードの甘味と苦味を豚の脂の何とも言えぬ旨味が包む――そんな状態の一品。要するに「オレンジマーマレードとベーコンの相性」の上に成り立っているバーガーと。
パティはその不思議な味わいの"受け"役。新宿「峰屋」の酒種バンズは「もむっ」ともっちり、「ふかっ」とやわらか。スッと入って来る食べやすさ。野菜は通常配置=角切りのトマト、スイートレリッシュ&レタス。ヒール(下バンズ)にマスタード、クラウン(上バンズ)にマヨネーズ。太めのポテトがバーガーと大変好い相性。
§ §
なお、このソースに使用のマーマレードは、常に同じメーカーの同じ製品のマーマレードジャムだそうで、違うジャムだと同じ味にならないそう。とにかく、説明するのがヒジョーに難しいバーガー。甘くて苦いのでクセはある。が、そのクセを越えて「これしか頼まない」お客さんが複数人いるそうで。そんな不思議な魅力は確かにある。ヨソでは食べられない味かな。個性的。
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― shop data ―
所在地: 東京都品川区小山3-7-12
東急電鉄目黒線 武蔵小山駅歩5分 地図
URL: http://sherrys.livedoor.biz/
TEL: 03-6426-8751
オープン: 2011年5月26日
営業時間: 11:30〜15:00(LO14:30), 18:00〜21:00(LO20:30)
※定休日前日はランチのみ営業
定休日: 月曜日、火曜不定休(祝日の場合、翌火曜休。要確認)