先月9月に続いての再訪……埼玉・川越のBurgerCafe honohono(バーガーカフェホノホノ)。前回「店の外観写真が何とも撮りづらくて」と書きましたが、昼間に行けば尚のこと。交通量の多い交差点の角なので、人もクルマも行き来が絶えず、おまけに歩道もナシ。信号の変わり目に横断歩道の中ほどまで出て撮る感じになり(私が使用のカメラの場合)、そこへさらに日差しの有無などの条件が加わるとモォ……という感じ。こちらの店は望遠レンズが必要ですね。ないしは朝早く行くか。
バーガーメニューはレギュラー20品。前回は「ダブルパティーチーズバーガー」でしたが、今回はダブルパティーバーガー¥1,595(税込)で。さらに自家製ベーコン¥220をトッピングして、締めて¥1,815(税込)。結論……チーズなしの方がいいですね。
パティは穀物飼育&牧場指定のオージー133g。ソテーした玉ねぎ、卵などの「つなぎ」が入るスタイルは師匠の「FELLOWS」同様。もちろん炭火焼き。ぶっかり大きめなバンズは川越の「BREADMAN」作。鉄板で表面に焦げ目をつけた後、こちらも炭火の遠火でトースト。クラウン(上バンズ)の裏にバター、ヒール(下バンズ)にマヨネーズ。あとはトマト・レタス。オニオンはグリルド。その上に絶妙に味のよいピクルス。そして自家製ベーコン……。
現在はフランス産のポークを使用。塩と9種類の香辛料に漬け込むこと1週間。それを洗い落とし、ちょい乾かした後、ヒッコリーのチップで2時間スモーク。そのスライス2枚または3枚を炭火で炙って、でもカリカリにはせず。塩気強めで実にいい塩分の供給役。
顔を近寄せれば、そのポークのいいにおい。かぶりつけば、パティ2枚の「肉」の層の迫力! 何と言うか、口の中でモグモグとよく噛ませるパティで、ドライでもなく、ジューシーとも違う、「ジャキッ!」としたおいしさ。余計な汁気のない引き締まったバーガー。バーガーほぼ全体が「塩味」でまとまっていて、トマト&レタスはその塩気を薄めることなく、ほどよく上手に中和する役として機能。不可欠な存在感を発揮している。
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塩味がおいしいバーガー。カラフルとはまた違う「モノクローム」な質感の旨さ。後味はパティのつなぎのオニオンが放つ、ライトでゴキゲンな旨味。炭火焼きの旨さを求めるなら、チーズなしのこの食べ方が大変よろしいんじゃないかと。
→ # BurgerCafe honohono [埼玉・川越] のダブルパティーチーズバーガー
― shop data ―
所在地: 埼玉県川越市元町1-8-25
西武鉄道 本川越駅歩18分 地図
TEL: 049-277-5723
URL: http://www.bc-honohono.com/
オープン: 2014年9月3日
営業時間: 11:30〜15:30(LO15:00), 17:30〜22:00(LO21:00)
定休日: 不定休(要確認)