と言うことで、これが本当の9月最後の記事なのですが、今月は反省が多いです。9月2日から29日までの間に16店を訪ね、うち13店でバーガーなどを食べて、それをすべて記事にしました。9月5日から7日まで3日連続で出動、1日置いて9日金曜日も出動……なんて動き方を久しぶりにしてみたのですが、まぁ正直、そんなに立て続けに食べても良いことはひとつもないですね……。
まず「もったいない」です。とびきりおいしいバーガーを1個食べた、その数時間後に次の1個を食べるというのは、最初に食べたバーガーの記憶を「上書き」する結果になるワケで、それって、もったいなくないですか? とびきりおいしいバーガーの余韻と興奮でその日一日、余裕で引っ張れますので。いや、その日と言わず、その週一週間はその味の記憶だけで十分引っ張れるんじゃないかと。それぐらいの"逸品"を口にしているワケなので、その上書き行為は、何とも「無粋」に思えるようになった次第です。
「食べてそれで終わり」なんだとしたら、別にどうでもいい話です。食べたその時点で既に目的は遂げられているワケなので。ところが、食べた印象や感想を、後で「記事」にまとめようとすると、しかも「それなり」の記事にしようとすると、何だかんだで作業に1日かかるワケなんですね。だから「月曜に食べて、火曜に書く」「水曜にまた食べて、木曜に書く」ぐらいなら、新鮮な記憶のうちに記事が書けるのでOKなんですけど、これが「月曜に2つ食べて、火曜にも1つ食べ」みたいなスケジュールになると、記事が処理されないうちに次のネタが降り積もってゆく「だけ」にしかならなくて、記憶の鮮度は落ちるし、バーガー個々の印象も薄まるしで、つまり、良いことはひとつもないワケです。映画を立て続けに5本観たら、1本目の記憶はほぼ飛んでしまうし、お互いのストーリーや登場人物がごっちゃになるし……みたいなもんです。「観る」ことが目的なら別にそれでいいんですけど、何らか「残そう」と考えると、その鑑賞の仕方では無理が多いという。
そんな感じなんですよ。記事というカタチにまとめることを目的にし、かつ、その「質」を求めるなら、1日に何個も続けて食べるようなことは、決して上策とは言えませんね。スケジュール上「やむなく」する行為であって。ところがこの9月は、事情により、毎日出動するような日程が必要になり、久しぶりにやってみたところが、上に書いたような整理のつかぬ気持ちの悪い作業状況に陥り、かつ、胃腸の調子も悪くしまして、何度も言いますが、良いことはひとつもないです(笑)。
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ですから、とびっきりのバーガーを1個食べて、その後味のまま、その日一日を終わらせるのが最高の贅沢じゃないでしょうか。正しく余韻に浸ったり、正しく記憶を定着させたりしようとするなら、根詰めて食べることにあまり意味はないですね。そんな9月でした。いまだに調子を崩してます。
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