有り難くも久しぶりの新聞記事です。2022年9月14日付の『読売新聞』朝刊8面「月見のお供にバーガーを」という記事に私のコメントが載っております。
私がそれほど月見バーガーを買っていないことについては、過去にたびたび表明して来たので知っている人はよくご存知と思います。が、今度の読売新聞の記事を見て「世の月見戦線はここまで盛り上がっているのか……」と、むしろ"オモシロク"なって来ました。
記事には6社の"月見"メニューが紹介されています。「そんなにありますか」というのがまず感想ですね。「月見」を最初に言い出したのはマクドナルド。それから30年の時を経て、今や各社がオープンで参加出来る「おもしろコンテスト」のようになりつつあるという。その「オープンで」というところが非常に重要です。一社に独占されない世の中共通の「風物詩」として、みんなで楽しんでいる感じが微笑ましくもあり、平和にも映るという。
「冬のグラコロ」でもなく「春のてりたま」でもなく、唯一「秋の月見」のみが、そうしたパブリックドメイン的なポジションを得ることが出来たのは、ひとえに「月見」という行事・風習が「そもそもあったから」というのが一番の理由でしょうが、それはそうとして、そうであるにせよ、「月見バーガー」というこのネーミングの秀逸さ。そして、競合他社も気兼ねなく参加出来る汎用性の高さと言いますか。そんなアイデアを最初に考えついたマクドナルドは「やっぱり凄い!」という。それもまた疑いようのない事実に思います。ナイスアイデア!
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そう考えると俄然オモシロクなって来ました。年に一度・全く同時期に、各社全く「同じお題」で新商品を出し合うワケですから。毎年9月・10月の月見シーズンは良い意味で「大喜利」化してゆくことを強く望みます。来年は各社の月見を全品食べて「ランキング」みたいなことを久しぶりにやってみようかな……なんて思ってます。月見コンテスト化計画決定!
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