2022年08月07日

# まとめ〜JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2022 in さいか屋横須賀店




 と言うことで、7月29〜31日まで神奈川県横須賀市・さいか屋横須賀店でおこなわれた「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2022」。私、その審査員を務めました。そして大会終了後に各試合の様子を4日がかりで記事にまとめましたので、その辺を一度整理しましょうか。

【JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2022 in さいか屋横須賀店】
●予選ラウンド(7月29日、30日)

予選ラウンド 第一試合
予選ラウンド 第二試合
予選ラウンド 第三試合
予選ラウンド 第四試合
●決勝ラウンド(7月31日)
決勝戦

以上が各試合の簡単なレポート記事です。クリックしてご覧下さい。それから以下は、公式サイトやFacebookページ、優勝チームの渡航費を募るクラウドファンディングのリンク等です……が、現在、大会概要やルール説明、審査結果、順位等々の重要情報が全く見られない状態でして、これはよくないですね。早急に対処された方がよいと思います。

●大会公式サイト
https://jbc.plateitup.tokyo/
●Facebookページ
Japan Burger Championship | Facebook
●YouTubeチャンネル
Japan Burger Championshipチャンネル
●クラウドファンディング
「ハンバーガー世界大会に挑戦したい!」
●プレスリリース
日本初のハンバーガー選手権Japan Burger Championship 2022

あとは8月3日と4日の2日間にわたって、日本テレビ『スッキリ』で大会の様子が流れた――という感じです。で、まるで予想外なレベルで基本情報が上がっていない状況なワケですが、そこを当ブログできっちりカバーしようとすると、大変な記事量・作業量になってしまうので、あと、参加チームまで上げておきましょうか。こんな面々でおこなわれました。

●参加者リスト(計8チーム)
Fooler Fooler [東京・鮫洲]
B.B.Q KIMURA [埼玉・航空公園]
3000日かけて完成した極上ハンバーガー Field [東京・清澄白河]
東京亀戸 VANZOO [東京・亀戸]
※コロナ感染により残念ながら欠場
Tokyo American Club [東京・麻布台]
SHOGUN BURGER [東京・新宿]
Island Burgers [東京・四谷三丁目]
MASAJIRO BURGER [福岡・遠賀]

潮見Skippers' [東京・潮見]
※「東京亀戸 VANZOO」に代わって急遽出場

これぐらいまでにしておきます。大まかなルールについてはこちらの記事でご確認下さい。さて、ここからがようやく本題……「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP」について軽く振り返ります。まず素晴らしかったのは「競技環境」と「審査環境」……。


 「1対1の対戦」が贅沢の極みでした。まさに『料理の鉄人』状態。日ごろは店の奥のまた奥の、人目に触れぬ厨房で、密かに繰り広げられている調理の数々が、"真夏の太陽"という必要以上にクリアな照明の下、しかも「目の前で」観られたという。これは稀少で貴重な体験でした。第1回大会からいきなり「究極にいいもの」を見せられて、次回以降がちょっと心配になって来るぐらいです。


 と言うのも、本家・米国の大会においては、体育館のような屋内施設で30チームぐらいが一斉に競技するシステムでして(詳しくはこちらの記事を)、今回の日本大会は、それだけの設備・環境が整えられなかったことから"やむなく"1対1にした――というのが実際のところで、つまり来年以降、16チーム、32チームと出場チームが増えて行った場合、「1対1」で進めてゆくのは試合数的にも日程的にも限界があるワケです。ひょっとすると「1対1」のバトルは今年限りかも知れません。そう考えると、実に贅沢で優雅なバトルでした。


 審査も実に贅沢な条件下でおこなわれました。各審査員にハンバーガー「丸1個」が与えられて、これを気の済むまで食べてよいという。以前、某雑誌で審査員をした際は、1個のバーガーを6等分して、その6分の1カケラを食べて「採点と寸評を」というやり方でしたので、正直そんなのでは何にもわかりません。今回の審査はよ〜くわかりました。大変よい審査が出来たと思います。審査の質は高いです。


 競技の魅力に話を戻すと、各チームがキッチンブースに持ち込んだ調理機器の多彩さ。これは楽しかった。「B.B.Q KIMURA(バーベキューキムラ)」は野外用のBBQコンロを持ち込み。対する「Fooler Fooler(フーラーフーラー)」は小型のピザ窯を持ち込んで、90分でバンズを焼き上げました。「Tokyo American Club(東京アメリカンクラブ)」はパティのスマッシュ用に鋳鉄製の鉄皿を多数持ち込んで、各チームがそれぞれの必殺技を披露する、まさに「飛び道具」合戦のような様相を、しかも大会初回から呈したという。


 逆に良くなかった点は「暑さ」ですね。7月29・30・31日という夏真っ盛りの、本場中の本場の猛暑の中でやるべき競技にはとても思えませんでした。しかも「生モノ」なんかも扱うワケで。強烈な夏の日差しのおかげで「絵的」にはこれ以上なく素晴らしいものが撮れましたけど、でも、開催時期は選んだ方がよいと思います。そんな中なので、観客もほぼ居なかったです。せっかくの好試合・名勝負が多くの人に観てもらえなかったのは返す返すも残念です。

§ §

 「内容は素晴らしかった」「けど暑かった」「あと人少なかった」――まとめるとそんな感じです。あと、基本的な情報が全然上がっていないという。至急何とかして下さい。アヤシサ満点の大会になってしまいますので。なお、私は大会の運営者ではありません。


 優勝した「SHOGUN BURGER」については、3日間を振り返ってみて、非常に妥当な結果に思います。彼らであれば、11月に米国ダラスで行われる「World Burger Championship」でも、きっとよい活躍を見せてくれることでしょう。それだけの「強さ」を持ったチームですので。なお、私個人的に「もっと評価されてもよいのでは」と思った店は「Fooler Fooler」、試合後そのまま会場で販売して「ぜひ皆さんに食べて欲しいな」と思った店は「MASAJIRO BURGER」です。それぞれキラリと魅力あるお店でした。

 ということで、この辺で一旦締めます。また何か最新動向などあればお知らせします。まぁ〜アツい3日間でしたよ。




# 8月3日あさ9時〜日本テレビ『スッキリ』にて「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2022」ダイジェスト放送!
# 決勝戦〜JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2022 in さいか屋横須賀店
# この日も審査員〜JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2022 in さいか屋横須賀店
# この日は審査員

2022.8.7 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 09:00| 【取材・収録】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする