7月29〜31日までさいか屋横須賀店で開催された「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2022」の模様。今朝方、日本テレビ『スッキリ』でも放送がありましたので、3日間の審査員を務めました私の方でも、試合の様子を軽くお伝えしようと思います。……あんまり詳しくやっちゃうと、準備に時間が掛かってアップ出来なくなっちゃうんで、ザックリでお許し下さい。審査結果の点数なども省略します。と言うか、覚えてないです。自分の採点はすべて記録してますけども。大まかなルール等は昨日上げた記事をご覧下さい。では参ります……。
【予選ラウンド 第一試合】7月29日(金) 11:00〜12:30
SHOGUN BURGER [東京・新宿]
vs.
潮見Skippers' [東京・潮見]
※「東京亀戸 VANZOO」欠場につき、急遽の代打出場
「SHOGUN BURGER(ショーグンバーガー)」は北陸富山が本店ですが、今回は新宿歌舞伎町の店のスタッフが中心となっての参加。エントリーした「すき焼きバーガー」も新宿総本店の店舗限定バーガーです。和牛パティの上に長ネギの蒸し焼き、春菊の天ぷらなどが乗る一品。
さらに、オニオン入りのとろとろ卵焼き、ベーコン、大葉などもトッピング……。
和牛のすね肉を使ったパティはベーコンプレスで強烈にスマッシュ! 割り下ソースに浮かべた卵黄を添えて完成。
寸評……繊細な味わい。サックリ揚がった春菊、サクサク鳴る長ネギなど、細な風味や食感が利いている。一方で、ハンバーガーとしての"ポイント"がやや不鮮明。すなわち、トッピングの山の下を掘って掘って、ようやく主役の和牛パティが出て来るような埋もれっぷりで、バーガーとしてはちょっとぼやけ気味。長ネギ、春菊、大葉はどれか一点でよいかも。ベーコンも邪魔かな。バンズの強い甘味および生地の脆さも気になるところ。
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一方の「潮見Skippers'(スキッパーズ)」は、確か大会3日前に急遽決まった代打出場で、米国ダラスで昨年開かれた「World Burger Championship」に日本人として初めて出場した、まさにこの分野のパイオニアです。その世界大会での活躍についてはこちらの記事をどうぞ。
急遽エントリーした「スキッパーズバーガー 5.0(仮)」は、日ごろ店で出しているもののアレンジ版。店では豪州牛、試合では「和牛」を使用。利尻&羅臼昆布、鰹節、干し椎茸から出汁をとるところから始めて……。
和牛のヒレ肉を1cm角のダイスカットと"ダイヤモンドカット"の2種類に切り分け、混ぜずに「2層」のパティを成形。
仕込み途中のパティを台から落としてダメにしたり、ターナー(コテ)を持参し忘れたりなど、小さくないアクシデントに見舞われつつも、そこは世界大会経験者。落ち着いてリカバーして、規定の5つのバーガーをどうにか完成。
寸評……ダイスカットした肉のおいしさ! レアな噛み応えが大変印象的。その肉のおいしさをはっきり中心に据えたバーガーで、こちらはポイント明快。確かな作りのハンバーガーらしいバーガー。バンズもソツなく美味。一方で、両面焼きの筈のフライドエッグから黄身がピューッ! と飛び出して、濃厚かつ強烈な食べづらさ。それと味付けが濃過ぎ。バーガー全体にメリハリを欠いていた点がマイナス。
以上の結果、私は「潮見Skippers'」に軍配。が、審査員は全部で4人。それぞれの採点結果の"平均点"で順位が決定。審査員4人の総合結果は「SHOGUN BURGE」に軍配。
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引き続き明日も、日本テレビ『スッキリ』で7月31日に行われた決勝戦の模様がダイジェスト放送されます。それまでに、私の方でも上げられるだけ記事を上げておきますの。テレビも記事も、ぜひご覧下さい!
■日本テレビ『スッキリ』
2022年8月4日(木)あさ9:00〜9:40の間のどこか10分ほど
→ # 8月3日あさ9時〜日本テレビ『スッキリ』にて「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2022」ダイジェスト放送!
# 決勝戦〜JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2022 in さいか屋横須賀店
# この日も審査員〜JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2022 in さいか屋横須賀店
# この日は審査員