あの「BLUE STAR BURGER」の"コンセプトストア"、BLUE STAR burger gourmet 113(ブルースターバーガーグルメ113)が本年1月7日、渋谷宇田川町にオープンしました。東急ハンズちょい手前の井ノ頭通り沿い。道を挟んで向かいは「ちとせ会館」。ここの角地は以前はジーンズ屋でしたっけ? 私も何か服買ったことあります……。
ブルースターバーガーは2020年11月10日、中目黒に1号店オープン。次いで昨年2021年の12月3日に神戸元町店、12月22日に立川北口店と立て続けにオープンしての、この"コンセプトストア"オープンと。「すべてのパティが1枚113gと食べ応え十分のサイズにし、パティはオリジナル配合のチルドビーフ100%を使用」「焼き立てをすぐ食べていただく為に広々とした空間の中にイートイン55席をご用意」というお店。バーガーメニューは14品。単品550円〜1,500円。ドリンク・ポテト付きのセットにすると最大1,830円。通常のブルースターの「上位版」的な店であることは明らかです。中から最もプレーンなハンバーガー単品¥550(税込)を頼みましたところが……↓の写真と。
んん……イカさないですね。全くもって。トレイの"青"もいい色じゃないですよね。「安さが売りのブルースターですが、材料費さえかければ、ブルーチーズのバーガーなんかも出せるんですよ」というのが本来やりたいことだったんでしょうけど、明らかに実力不足です。技量不足。正直、商品写真の時点で既にブカッコウですし、カタチが決まってません。
35種類以上の素材をブレンドした自家製ソースが皿の上にまで豪快にかかってますが、結局、この味がすべてを支配するバーガーになっていて、しかも、食べづらいです。これだけソースがかかっていれば、そりゃ食べづらいですよ。手先汚れまくりです。
コレ実際に作った人は真面目に一生懸命作ったと思うんです。そこは理解しますよ。ただ、やりたいことに対して「店」としての実力が追い着いていないと言うか。中目黒のブルースターの単品421円の「ブルースターチーズバーガー」の方が、まだ「サマになる」バーガーが作れているように思います。そう、アレぐらいの価格と内容なら、アレぐらいの多少ザツな見映えでも全然OKなんですけど、でも、同じようなものでも皿に盛って出すと、客の受け止め方もまた違って来るんですよね……。そこを「お気づきでない」感じがします。つまり、紙に包んで出す分にはOKだけど、皿に乗せた途端にダメになるという……そこの「差」ですね。
そんなことで、「フードリンクニュース」の記事でも語ってますが、こういう店をやるのは「早かったんじゃないかな」と私は思ってます。ブルースターの今のスタイルで全然いいじゃないですか。安くてリーズナブルなバーガーで。今のままどんどんやって行って下さいよ。
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唯一つ、今回ブルースターバーガーが欲しかったのは「渋谷」という場所なのかなという気はしています。今後FC展開・全国展開してゆく中で「渋谷に旗艦店がある」というのは箔付けになりますからね。だから渋谷に出したかった。で、どうせ渋谷でやるんなら「特別な店にしよう」みたいな……そんなノリだったのかなと。
→ # BLUE STAR BURGER [中目黒] のブルースターバーガー
― shop data ―
所在地: 東京都渋谷区宇田川町30-1
JR渋谷駅ハチ公口より歩5分 地図
TEL: 03-6455-1970
URL: https://bluestarburger.com/
オープン: 2022年1月7日
営業時間: 10:00〜22:00(LO21:30) ※売り切れ次第終了
定休日: 無休(要確認)