月1連載、食べログマガジン「じっくり食べたいハンバーガー」でご紹介した東京・虎ノ門ヒルズBeBu(ビブ)のメニューをさらに詳しく、補足的に解説して参ります。まずは基本のクラシック¥1,210(税込)から。
これは写真を見ての通り、"完璧"です。撮影用にきれいに作ったとは思いません。そこはラグジュアリー ライフスタイルホテル「アンダーズ 東京」直営のハンバーガー店ですから。常にこのクオリティで出して来るものと考えるべきでしょう。
クラシック=ベーコンチーズバーガーです。これ以上プレーンなバーガーはメニューにないので、つまり、ビブのバーガーはこのクラシックが「基本」と言うことになりますが、しかし、ベーコンチーズバーガーで1,210円は、他店と比べてもだいぶ安いですね。それでいながら"ラグジュアリー ライフスタイルホテル"の直営店であるという――。つくづく「ロープライス&ハイクオリティ」なお店です。
パティは"thick flank(シックフランク)という、オージービーフの「しんたま」に当たる部位を使った130g。グリルは電気式のハースグリラーで。フラットな鉄板でなく、直火焼きのグリルのようにバーが何本も渡してあって、その上で焼くので、バーと接する部分のみ焦げ目が付いたり、油が落ちれば炎が上がったりもします。チーズはチェダーチーズ。オニオンは生。レタスはサニーレタス。他のバーガーより多めに挟んでいるそうで。
しっかり食感のあるパティにドライなバンズの組み合わせが特徴的。パティはコリコリでもグリグリでも"ない"噛み応えあり。奥歯を使って擂り潰す感じの弾力があって、一定の存在感を発揮している。一方、バンズはあっさり常に軽くて、おかげで「重たく感じさせない」というメリットを発揮。ここの軽重のバランス加減が大きなポイント。裏にマスタードマヨネーズ。甘口のピクルスが大変美味。
まとめると、ズッシリ重くなく、食後もドッカリ胃に来ません。明日の食欲をも奪うような重たさなしに、さっくりライトに食べられるバーガー。しかし、中身もそんな程度の「ナンチャッテ」な味かと言うと、そんなことはなく、そこはしっかり食べごたえのある"本格"なバーガーが用意されているという――ビブとはそんなバーガーのお店です。
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なお、今回から最寄駅を虎ノ門ヒルズ駅にしました。あと、どうでもいい話ですが、「クラシック」単体で記事にするのはこれが初めてなんですね。初回には食べてるんですけども、その後は記事にしてなくて。ビブの魅力が存分に詰まったバーガーではないでしょうか。基本にして究極です。食べログマガジンの記事もぜひご覧下さい!
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― shop data ―
所在地: 東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ1F
東京メトロ銀座線 虎ノ門駅歩5分 地図
TEL: 03-6830-7739
URL: http://tokyo.andaz.hyatt.com/ja/hotel/dining/BEBU.html
オープン: 2014年6月11日
営業時間: 11:00〜22:30 11:30〜19:30LO
定休日: なし(要確認)