2022年02月13日

# THE OAK DOOR [六本木] のミネソタ バーガー




 六本木ヒルズ「グランド ハイアット 東京」のステーキハウス、THE OAK DOOR(オーク ドア)で2月28日まで期間限定販売中の"TASTE OF AMERICA"。リリースこちら。ハンバーガー誕生初期の5種類のバーガーを再現したシリーズから、今日はその4品目、ミネソタ バーガー¥2,860(税込・サービス料別)を。

 その正体は「ジューシールーシー」。パティの中にチーズが入ったバーガーですね。英語版Wikipedia の解説はこちら。オーク ドアのティム料理長曰く、「"Jucy Lucy"という呼び方が日本で通じなくて驚いた」とのこと。Wiki の説明によると1950年代にミネソタ州のミネアポリスで誕生した食べ物だそうで。ミネアポリスと言えばプリンスですね。で、ミネソタ州は米国の中部の北部、シカゴのあるイリノイ州の2つ西隣の州と。


 USビーフ140gパティの中に詰めているチーズはなんと! オーク ドア店内で作った自家製チーズ。料理長曰く「気に入ったチーズがなかった」と。バンズはホテル内で焼いたセサミバンズ。レギュラーで使っているものと同じかな? ヒール(下バンズ)にマスタード。間にピクルス。パティの上にはキャラメリゼしたオニオン……この「キャラメリゼ」なるものの理解が難しいです。こんな考察があるぐらいで。ソテードオニオンとは違うのか? という気もしますが、とりあえず、切り方の細かなオニオンがキャラメル色に炒められてパティの上に乗っている――という内容。


 これもイイですね〜。「コネチカット ブロイルバーガー」「スチームバーガー」の初期2作と比べると、だいぶハンバーガーらしいバーガーです。パティもだいぶパティらしくなりました。しかも、とろ〜り流れ出て来るチーズのジューシーさ。バンズは食べ口やわらかも底だけ「さっくり」。"juicy"で"cheesie"で"gleecy"なこの味わいは、バンズのこのさっくり感がないとまとまらないことでしょう。底の方でピクルスがコリコリと鳴って、「オクラホマ」におけるオニオンの存在とは一転、キャラメルオニオンは控え目な活躍。塩コショウを強く利かせず、食材の食味・風味を立てる味付けで、食べ口大変よし。"gleecy"な味わいにさっくり食感。気取らないバーガー。野菜は挟まなくてもOK。

§ §

 「オクラホマ」と同じぐらいイイです。ヤンチャな一品。「こんなバーガーがグランド ハイアットで食べられるなんて」という感じの、ワクワクするおいしさです。残るは1品。ラストはカリフォルニアのバーガー……。 (つづく)




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― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 6F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩6分 地図
URL: http://restaurants.tokyo.grand.hyatt.co.jp/oak-door-restaurant/
TEL: 03-4333-8784
オープン: 2003年4月25日
 * 営業時間 *
ランチ: 11:30〜15:00(土日祝 〜15:30)
アフタヌーン: 15:00〜17:30
ディナー: 18:00〜21:00
バー: 11:30〜21:00

定休日: 無し(要確認)

2022.2.13 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 21:00| 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする