2021年11月15日

# BEX BURGER [吉祥寺] のベックスチーズバーガー




 「Cheeseness Burger ToGo」「BLUE STAR BURGER」と来て、お次は東京・吉祥寺に今年2021年の5月10日にオープンしたBEX BURGER(ベックスバーガー)。アーケード商店街「吉祥寺ダイヤ街」の中の店。オープン時のリリースこちら


 「ファストフードだけどグルメバーガー」という店。注文は店外に設置のタッチパネル式販売機にて。キャッシュレス決済、現金払いも可。商品の受け渡しは窓口にて。店内(イートインスペース)はなく、外壁沿いにちょっとしたスタンドがある程度――という、先の2店に通じるスタイル。最近まで24時間営業をしていた。で、早くもFC加盟店を募集したり、コンテナ型店舗の出店を予定したりと、非常に精力的。押せ押せです。


 こちらがそのタッチパネル式のセルフレジ。大手はこういうのをどんどん導入してますね。いわゆる「非接触」化ということで。経営は「subLime」という外食企業。なお、モバイルオーダーはやっていない模様。バーガーメニューは全9品。まずはベックスチーズバーガー単品¥380(税込)から行きましょう。


 先の2店同様、紙袋に入った状態で渡されますが、ハンバーガーが面白い収まり方をしていて、このように「立って」入ってます。マックフライポテトの紙の箱の上半分を切ったような包材の中にバーガーが収まっていて、ちょっとユニーク。

 中身も気合入ってます……パティは「牧草を食べて育ったオーストラリア産のモモ肉を使用」「温度管理にも徹底してこだわっています」。サイズはやはり60g前後か。グリルは直火。バンズは直径約9cm、「北海道産のバターに牛乳、国産の卵黄、淡路島産の藻塩などを使用した、無添加の完全オリジナルのパンは自社工場で焼き上げて毎日配送」とのことで"自社工場"と言うとどこでしょう? 「nichinichi」さん? 「強力粉と薄力粉を使用し、日本人が好きな甘味とコクのある味わいを引き出すためにバターや卵黄の量などにもこだわり日々研究を重ね」といった具合。


 素直な感想……これも悪くないです。黄色いバンズは非常にリッチ(=コクのあるパンの意)。甘めで目は詰まり気味。「もむっ」とした食べ口。パティはしっとりした結着。小ぶりながらも"ほぐれ"がよくて食べやすく、確かな存在感。確かな牛のにおい。レタスは薄くて軽いフリルレタス。トマトは入っていたが、オニオンは無かったかな? 黄色いバンズにこのパティの感じは昔のウェンデイーズを思い起こさせますね。そう、私の"大のお気に入り"だったウェンディーズのバーガーぐらいのクオリティは出せているように思います。

§ §

 バンズの甘味は少し抑えてもよいかも。バンズのリッチさに全注意力が持って行かれる感じがあるので。昔のミルクパン風の、ちょっと古めかしいバンズですね。まぁそれぐらいなもので、この品質なら文句なしです。但し……店名はどうにかならなかったですかね。「ベッカーズ」「ベックスコーヒーショップ」と既にある中。




― shop data ―
所在地: 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-1 原田第二ビル1F
     JR・京王電鉄 吉祥寺駅歩1分 地図
TEL: 0422-27-1616
URL: https://bexburger.com/
オープン: 2021年5月15日
営業時間: 8:00〜26:00
定休日: (要確認)

2021.11.15 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:56| 【一ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする