2021年11月12日

# Cheeseness Burger ToGo [大崎広小路] のチェダーチーズバーガー




 先月10月15日にオープンした東京・大崎広小路のテイクアウト&チーズバーガー専門店、Cheeseness Burger ToGo(チーズネスバーガー トゥーゴー)。あのフレッシュネスバーガーが始めた新ブランドです。全6品あるバーガーメニューより、まずはチェダーチーズバーガー¥340(税込)から行ってみましょう。

 イートインスペースなし。注文と支払いは"LINE"から。専用ロッカーで品物を受け取り――というシステムの店。詳しくはこちらを。ハンバーガーの仕様……パティはオージービーフ55g。つなぎありと聞いてます。バンズは直径約8cm。表面つやなしのゴマあり。ヒール(下バンズ)にマヨネーズ。チェダーチーズは米国産。スライスされた正真正銘ナチュラルチーズ。トマト、レタス、オニオンの生野菜3点はすべて国産、かつ、すべて店内でカット……といった感じ。これが紙袋に包装された状態で渡されると。


 感想……6品全部食べたが、やはりチェダーが最も横綱相撲と言うか、安定感・安心感のあるおいしさ。グリル中の塩振りはなく、パティにはあらかじめ塩コショウが施されているのだが、このスパイスが大変重要。この強めのスパイス味がなければ、もっと輪郭のぼやけた、滲んだバーガーになっていたと思われる。スパイスが利いているからこそ、チーズも活き、ガシッと力強いバーガーにまとまっている。

 スパイスはナツメグ、ガーリック系か(不確か)。袋に入った時点で既に「ぷん」といいにおい。パティは挽肉を丸めたものを鉄板に乗せ、上から潰して焼く式……いま流行りの「スマッシュバーガー」ですよ。だから縁がギザギザ。押し潰された肉がギュッと締まってタイトな食べ口。都内の一流パン店作のバンズも生地に弾(ひ)きあり。噛み切る手前に歯を押し返す噛みごたえがある。


 後からしっかりチェダーチーズのダークなコク味。そのチーズ味にスパイスがピリッと刺さって、このコンビネーションが大変芳ばしい。なお、チーズは鉄板に乗せて少し火を入れているそう。野菜はちょっとオニオンが強いか。水にさらした生オニオンだが、風味的にやや目立つ。

 まとめ……パティ・バンズともに「食べごたえ」を重視した作り。小ぶりに見えるが食べると思わぬガッツリ感。スパイスの風味が食欲を掻き立てる芳ばしさ。スナック系。小さい中にもおいしさや勢いがギュッと凝縮されたようなバーガー。ポイントは「温度」か。出来ればアツアツで食べたいところだが、しかし、テイクアウト専門店なので、そこが難しく。家でのベストな温め直し方を現在検証中。

§ §

 なお、よく似た業態「ブルースターバーガー」の「ブルースターチーズバーガー」は単品390円、「ベックスバーガー」の「ベックスチーズバーガー」は単品380円。こいつが340円と。それで、上の2店についても実は行って来まして……。 (つづく)




# 2021年10月15日(金)、FRESHNESS BURGERの新ブランド「Cheeseness Burger ToGo」オープン!

― shop data ―
所在地: 東京都品川区西五反田8-4-15 東京モリス第2ビル1F
     東急池上線 大崎広小路駅歩30秒 地図
TEL: 03-6417-3040
URL: https://cheesenessburger.com/
オープン: 2021年10月15日
営業時間: 10:00〜20:00
定休日: 年末年始(要確認)

2021.11.12 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 15:22| 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする