2021年09月09日

# アームストロング精肉店 [神奈川・橋本] のチーズバーガー




 この記事もほぼ情報なく書いてます……。1年ほど前から気になっていたアームストロング精肉店(ARMSTRONG THE BUTCHER SHOP)。店名通り、本業はお肉屋さん。ショーケースに量り売り(だったかな?)の肉が並んでおり、とともに、ハンバーガーやごはんものなどの"お弁当"も頼めて、それを店先のイートインスペースで食べることが出来るという……よさそうじゃないですか。


 場所は神奈川県相模原市、橋本。初めて降りた駅前は思っていたほど大きくなく、駅から526mあるという店までの道のりは、街中なので、さほど遠くは感じず。道端に現れる店はしっかりした造り&なかなかのセンスで、店内=売り場と呼べる面積は1坪ちょっとぐらいか。肉の冷蔵ケース越しに弁当を注文・会計してから席に着いて、品物を待つシステム。イートインは完全屋根付き。軽自動車1台入るか入らないかぐらいのスペースを大変いい感じにイートイン化していて、オープンエアでありながらも「落ち着く」という、この辺りも悪くないセンス。バーガーメニューは3、4品(すいません、今回覚えてないです)。他にもロコモコを始めとするごはんものやシチューのようなものまであって、「肉屋が作る弁当」ということで大いに惹かれる。中から"まずは"と言うことで、チーズバーガー¥750(税込)と別売のポテトフライ¥150(税込)を。


 イートインでもテイクアウトでも、全品こんな発泡容器に入って出て来る辺りもいいセンス。ソフトドリンクは缶で提供。店先でする食事ならではの"ライブ感"があって、非常にイイです。バーガーもパンと肉とチーズを重ねただけで、野菜は別添え。細切りのレタスにサウザンソースのようなものがかかって、ピクルスは縦に割ったものが1本。このちょっと無造作な感じも好し。この辺のセンスはヒジョーに買ってます。

 バンズも好し。「オギノパン」と名前の入ったばんじゅう(番重)がチラと見えたので、そうなんでしょう。この前の「バーガーステーションCampus」同様につやナシ。全粒粉の点々がちょっと見えるか。いやー、バンズのクオリティは明らかに上がってますね。パティはサイズ200g。厚みと直径があって大変立派。見るからに肉々しいが、しかし……やっぱりハンバー「グ」感が抜けないんだよなぁ〜。


 問題をひと言で表わすと「肉粒感(にくりゅうかん)の欠如」――。挽きの細かい肉を余白なくギュウギュウに詰めちゃうので、結果、挽肉の「粒立ち」が損なわれるという。そこが大事なんですよ! それとこの表面の焦げ目の強さはやはり、肉の温度が低いのかな? 塩コショウの振りは強くなく、下味として付けられたであろうナツメグ(か、コショウ)の味のみ。添えられたレタスを挟んで「ビッグマック」風に食べた方が、味が落ち着くと言うか、足りない部分が埋まると言うか、いい感じ。ポテトはシューストリング。カリッと揚がって美味。

§ §

 店のコンセプトおよびテイストはヒジョーにいいです。これでパティをもうひと声どうにかすれば、私好みの大変いい店になります。惜しい!



― shop data ―
所在地: 神奈川県相模原市緑区橋本6-37-12
     JR・京王橋本駅北口歩6分 地図
TEL: 042-703-7798
URL: https://www.instagram.com/armstrong_hashimoto/
オープン: 2019年9月1日
営業時間: 11:30〜20:00
定休日: 月曜日・火曜日(要確認)

2021.9.9 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 11:00| 【一ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする