月刊『アメ車マガジン 2021年8月号』でご紹介した埼玉・飯能GEORGE'S BARger(ジョージズバーガー)のダブルダブル(ダブルチーズバーガー)¥1,980(税込)の記事を再アップしておきます。同店の最高額バーガー。『アメ車マガジン』もぜひご覧下さい!
文友舎 『アメ車マガジン 2021年8月号』
出版社: 文友舎
価格: 880円(税込)
発売日: 2021年6月16日
判型: A4変形
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また初めての店……埼玉・飯能のGEORGE'S BARger(ジョージズバーガー)。この前飯能まで行って来た、その目的がこちらの店。2017年2月22日のオープン。今年の2月が4周年と。
店主鴨下ジョージさんは「ある日突然独立するタイミングがやって来た」人。バーテンダーとして飲食のキャリアをスタートさせたジョージさん。バーとバーガーをドッキングさせた業態がしたくて、飯能を離れ、都内へ進出。「Burger Mania」などの有名バーガー店で働いて、まさに日々バーガー道を精進していたところへ、「いい物件が空いた」と地元から情報が入り、急遽戻って開業したのが、このジョージズと。西武池袋線の飯能駅から500m・7分、JRと西武線の東飯能駅から600m・7分という市街地の、飲食店ばかりが5、6軒連なる通りの一角にある。
オープン当初は17時開店の深夜2時までという営業スタイルだったが、コロナ禍を経て、今ではランチ営業がすっかりメインに。バーガーメニューも若干絞り込んで、現在8品。サンドは4品。今回は初回ながら、いきなり最高額のダブルダブル(ダブルチーズバーガー)¥1,980(税込)を行く展開に。
パティは国産牛の粗挽き110gが2枚。全国さまざまな牛を試した結果、おとなり群馬県産の牛に「ビビッと来て」使っているとのこと。中に赤味を残す焼き加減で、それが2枚重なって「噛み締める」おいしさ。その2枚のパティを計4枚のチーズが「つるっ」とコーティングしている。食べ始めよりも後半にかけて味が強まってゆくという、ちょっとめずらしいパターンのバーガーだ。
バンズはご存知、新宿「峰屋」。甘味少なく、少しもちっと弾(ひ)きのある生地で、かつ「軽い」という、これもややめずらしいタイプ。クラウン(上バンズ)の裏にマヨネーズ、ヒール(下バンズ)に粒マスタード。野菜はトマト、やや多めのレタス、オニオンは生のスライス。ダブルパティということもあって、若干出汁(でじる)は多いものの、粗挽き肉の確かな食感を基調に、塩味のシンプルなおいしさが活きて、芳ばしくまとまった一品。後半に向かうにつれて味が濃くなり、盛り上がって行くという辺りは、なかなか貴重に思う。お酒の店らしい味付けと言えば味付けかな?
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都心から40km強離れた場所にある店ながら、ハンバーガーはほぼ都心レベル。都内で出て来るものと何ら遜色ないクオリティのハンバーガーが"飯能で"食べられる――ということで。腕の確かなお店です。
― shop data ―
所在地: 埼玉県飯能市東町27-6-2
西武鉄道 飯能駅歩7分 地図
TEL: 042-978-9029
URL: https://georgesbarger222.amebaownd.com/
オープン: 2017年2月22日
営業時間: 11:30〜15:00(LO14:30), 17:00〜21:00(LO20:30)
定休日: 木曜日(要確認)