忘れてた! そう、5月28日はアメリカでは"National Hamburger Day"、5月は"Hamburger Month"なのである!
先々週発刊の『ON THE ROAD MAGAZINE』でそのことについて軽く触れているのだが、その最新刊「Vol.65」で、静岡・掛川「MAX'S DINER」のWAGYU MAX'Sチーズバーガーとともに紹介している、もうひとつのバーガーがこちら、東京・国分寺Jimmy's DINER(ジミーズダイナー)のベーコンエッグチーズバーガー¥1,520(税込)である。あらためて食べ直してみて、やはりおいしい。よく出来てる。今年2021年の上半期(……と言っても、あと1ヶ月あるが)に食べた中でも相当上位に入るハンバーガーだ。
パティは国産牛110g。上に二つ折りにした長いベーコンが1枚。チェダーチーズ1枚。エッグはサニーサイドアップ=目玉焼き。その上に粗挽き胡椒がぱらり。挟むバンズは国分寺「木もれび」作のマーガリン、ショートニング不使用……と、ここまでが、席に運ばれて来た時点でパティの上に乗っている食材たち。そして粗く刻んだ生オニオン、トマト、レタス、縦半分に切ったピクルスが、バーガーの「横」に添えてある。そんな出し方。以前、野菜なしでハンバーガーを食べることのおいしさについて説いたことがあるが、このバーガーに関しては、最初から野菜も全部挟んで食べた方が私はおいしく感じる。
良い点……まず、食べやすい。野菜を全部挟んでもなお、手に持ちやすく、かぶりつきやすい厚みで、だから、食べていて気持ちがいい。ストレスなくパクパクと口に入るものだから、次第に呑み込むのが「もどかしく」なって来る。エッグがいつまでもアツアツなのもすごくよい。「木もれび」のバンズは薄く平たく、非常に機能的。表皮に突っ張ったような感じがあるが、そのちょっと素っ気ないような食感が逆によくて、とにかく「重く」ないのが何よりのポイント。
重くないと言えば、サイドのポテトも軽くてよい。細身のものがカリッと揚がっているのが、バーガーとちょうどよく合っている。そう、ジミーズはハンバーガーとポテトの「相性」が大変よい。どちらにも軽さがあり、だから食後、胃や胸にズッシリ来る感じの満腹感・満足感でなく、もっとさっぱりと軽やかに食べ終えることが出来る。満足を与えた上での後味の軽さ……これは貴重!
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まとめると、ジミーズはハンバーガーに「軽さ」を追求しているようだ。食べログマガジンの私の連載「じっくり食べたいハンバーガー」に書いた↓こちらの記事もあわせてどうぞ!
■【じっくり食べたいハンバーガー】第18回「Jimmy’s DINER」
→ # Jimmy's DINER [国分寺] のパティメルト
# Jimmy's DINER [国分寺] のガーリックチキンバーガー
# Jimmy's DINER [国分寺] のベーコンエッグチーズバーガー
# Jimmy's DINER [国分寺] のWチーズバーガー
# 「食べログマガジン」――【じっくり食べたいハンバーガー】第18回「Jimmy’s DINER」
# Jimmy's DINER [国分寺] のチーズバーガー
# 400 Jimmy's DINER [国分寺]
― shop data ―
所在地: 東京都国分寺市本町2-14-5
JR・西武 国分寺駅北口歩5分 地図
TEL: 042-407-3501
URL: https://www.facebook.com/Jimmys-DINER-1219940928032747
オープン: 2015年10月26日
営業時間: 11:30〜21:00 11:30〜20:00(LO19:30)
定休日: 月曜日(祝日営業、要確認)