2021年02月08日

# BLACOWS [恵比寿] のハンバーガー TOPPING ベジタブルセット




 東京・恵比寿BLACOWS(ブラッカウズ)で2回戦! 前回は野菜なしのバーガーとしてオープン当時大いに話題になった「ハンバーガー」を"実食"。そのエッジの立った個性の強い味を確認して、「これは野菜を挟んだ方がおいしいのでは」と判断。そこで今回は、最もプレーンな野菜なしのハンバーガー¥1,500(税込¥1,650)にベジタブルセット¥200(税込¥220)をトッピングして、締めて¥1,700(税込¥1,870)で再度のアタックと。フレンチフライorミニサラダ付き。


 ベジタブルセットはトマト、レタス、オニオンソテーの3点セット。その土台となる「ハンバーガー」は、少量のつなぎありの黒毛和牛150gパティに「メゾンカイザー」製の専用バンズ、店内で仕込んだ自家製BBQソースとタルタルソース……というシンプルな内容。特にBBQソースがツンと強めで、これを中和させる目的で野菜を投入したのだが、さぁその結果は……。


 これはお〜いしい! 前回はパティの焼き加減について「外は、中はピンク」と表現したが、この日の焼き加減はもう少し弱くて、「外は茶色で、中ピンク」ぐらいに収まっている。前回よりもずっと「レア」だが、これぐらいレア気味な方が黒毛和牛らしさもより引き立つし、野菜を加えたことによるマイルドな感じとも合っている。野菜については、濃く煮詰めたBBQソースも香りよく、ヒール(下バンズ)に塗ったタルタルソースも俄然活きて来て、すべてのパーツが活性化される感じ。バンズのやわらかな口当たりもまた好し。ブラッカウズのバーガーは「野菜あり」の方が断然収まりがよく、おいしい。

 ベジタブルセットのオニオンはソテー。以前は生のスライスだったが、しばらく前からソテーに変えた。そのじっくり炒めた「じゅる」感もレアな食べ口に一役。トマトとレタスの間にはコブドレッシングが入り、これもマイルドな方向に作用している。それらすべてが合わさって、「レア」なおいしさ全開。「レア」がおいしいバーガー。パティはあまり焼かない方がいいですね。

§ §

 自由が丘の「ベアバーガー」に「TOMORROW BURGER」という尾崎牛を使った数量限定メニューがあり、これがものすごくおいしくて、去年2020年の「最も印象に残ったバーガー5つ」に選んだのだが、それと同系統のおいしさであり、同レベルのおいしさに思った。つまり、このブラッカウズの「野菜あり」「焼き加減レア」のバーガーは、年間通じて印象に残るレベルの逸品ということで――。つくづくこれは美味!




# BLACOWS [恵比寿] のハンバーガー

― shop data ―
所在地: 東京都渋谷区恵比寿西2-11-9 東光ホワイトビル1F
     JR・東京メトロ恵比寿駅歩5分
     東急東横線 代官山駅歩5分 地図
TEL: 03-3477-2914
URL: http://kuroge-wagyu.com/bc/
オープン: 2009年9月14日
営業時間: 11:30〜15:00(LO14:30), 16:00〜20:00(アルコールLO19:00)
定休日: 年中無休(12/31〜1/2休業、要確認)

2021.2.8 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 15:00| 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする