月1連載・食べログマガジン「じっくり食べたいハンバーガー」でご紹介した東京・神楽坂COWMAN STEAK CLUB(カウマンステーキクラブ)の続きを。
前回までは1階テラスの「Express」で提供するハンバーガーについて3連続で取り上げたが、ここからは地下1階の「The Grill」のメニューをご紹介。「じっくり……」に書いたように、「The Grill」の昼のシステムはちょっと変わっていて、店内入っていきなり地下へは降りずに、まずは正面の冷蔵ケースの前まで進む……。
で、ここで「The Grill」利用の旨を告げると、ランチメニューが手渡される。全7品。サラダを除く6品が牛肉を焼いたメニュー。その6品とは「牛100% ハンバーグ ステーキ」「肩ロースステーキ」「サガリステーキ」「サーロインステーキ」「リブロースステーキ」「フィレステーキ」――。「じゃあ、この○○ステーキにします」とこの場で決めて、店員に伝えると、店員はケースの中からステーキ肉を取り出して、「ハイ!」とお盆に乗せて手渡してくれるので、これを持って地下1階へ移動。地下の店員に「ハイ!」と手渡す。
すると、店員が肉の表面を炭火で炙ってくれ、レアの状態で戻してくれるので、あとは各席の前にある鉄板で各自好みの加減で焼いて食べる……というのが一連の流れ。ちょっとワクワクするシステムだ。で、この日頼んだのはSTRIP LOIN(サーロイン)ステーキ200g¥2,700(税込¥2,970)。スープ、ライスorパン付き。ライスは大盛り無料。スープはおかわりOK。目の前の鉄板に置かれた"我がステーキ"をじーっと見つめ、食べ時を今か今かと待ち続ける。鉄板に乗せたての頃の色は白。それがやがて赤身を帯びて来て、徐々に茶色く焦げて来る――。
今回、取材の撮影が優先で、本当の一番の食べ時に食べられなかったのが悔やまれる。ちょっと鉄板の上に乗せ過ぎた。と言うか、写真を撮っている間に火が入り過ぎてしまった。けれども、米国ユタ州はキャッシュバレー(Cache Valley)にある自社牧場でのびのび育ったブラックアンガスビーフのおいしさは"確か"で、脂が多くも少なくもない、赤身のほどよい旨味が発揮されている。ギトギトとかジュワジュワとかせず、ヘンに引っ掛からずに「つるん」と胃の腑に落ちる食べやすさ。
昼のソースは「わさび醤油」と「ペッパーソース」の2種類から選択。「わさび醤油」を選んだところが、ツン! とわさびが利いていて、醤油が思い切り甘くて、まぁ〜わかりやすい味。まるで「刺し身醤油」のような感じで、これが狙い通り、赤身肉のステーキと好い相性だった。おすすめ。厚みがあって、除けるような脂身は無くて、ガツガツッ! と一気に食べられるストレートアヘッドなビーフステーキ。次はミディアムレアぐらいで行きたい。
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なお、焼かずに"生肉"として持ち帰った場合はサーロイン200gで¥2,000(税別)。ステーキにすると¥2,700。こちらカウマンは精肉販売業もやっている。つまり「肉屋さん」でもあるということで。食べログマガジンに月1連載「じっくり食べたいハンバーガー」もぜひよろしく!
■【じっくり食べたいハンバーガー】第16回「COWMAN STEAK CLUB Express」
→ # COWMAN STEAK CLUB [神楽坂] のCOWMAN BURGER topping アボカド、チーズ
# COWMAN STEAK CLUB [神楽坂] のCOWMAN BURGER topping チーズ
# COWMAN STEAK CLUB [神楽坂] のCOWMAN BURGER
# 「食べログマガジン」――【じっくり食べたいハンバーガー】第16回「COWMAN STEAK CLUB Express」
― shop data ―
●COWMAN STEAK CLUB The Grill
所在地: 東京都新宿区神楽坂6-67-1 マイナビ不動産ビル神楽坂1F
東京メトロ東西線 神楽坂駅歩3分 地図
TEL: 03-6265-0466
URL: https://cowman.jp/
オープン: 2020年8月22日
* 営業時間 *
ランチ: 11:00〜15:00
ディナー: 17:00〜23:00(LO22:30)
定休日: 月曜日(祝日営業、要確認)