2020年12月03日

# COWMAN STEAK CLUB [神楽坂] のCOWMAN BURGER topping チーズ




 月1連載・食べログマガジン「じっくり食べたいハンバーガー」でご紹介した東京・神楽坂COWMAN STEAK CLUB(カウマンステーキクラブ)より、今日はCOWMAN BURGER(カウマンバーガー)¥1,200(税込)にチーズ¥100のトッピングで¥1,300。ポテトおよびケチャップ&マスタード付き。

 前回、プレーンのカウマンバーガーを食べて、今回はそこへチーズを乗せたらどうなるか――という検証回。パティは米国ユタ州にある"自社牧場"から送られて来るUSブラックアンガス120g。5mmの小間切れにカットした肩ロース"のみ"で成形している。丸く作っておいて、グリルの際、ギューッ! と鉄板に押しつける焼き方で結着をよくしている。


 塩はパティの中、焼く際に振っているのは砕いた黒コショウ。この黒コショウの香りがよい。どちらも過度でなく自然でささやかな、最低限の味付け。しかし、ビーフの持ち味を引き出すには必要十分な量で、塩気の混ざった赤身肉の旨味がよく発揮されている。

 で、チーズトッピングの場合のみ、チーズを乗せたパティの上から「フタ」をして蒸らし焼きにしている。これが効果抜群! フタをしない場合と比べ、パティによく火が入り、焼き加減がよくなる。そもそもがこのパティは5mmにカットした肉片の集合体なので、挽肉と比べ、火が通りにくい傾向にある。だから、フタをして焼いて「ちょうど」な焼き上がりに感じた。ハンバーガーとしての出来はプレーンよりチーズ乗せの方が、断然"上"である。


 チーズは2枚。その塩気がヒール(下バンズ)に塗られたハニーマスタードの甘味と釣り合って、ちょうどいいバランスを取ってくれる。プレーンはハニマの甘味が勝ち気味な「甘いバーガー」だったが、そこへチーズを乗せることで味が中和され、よりいい感じのバーガーに。火がよく入ることで、肉の「ぷにぷに」感もやわらいで、食べやすくもなっている。「ぷにぷに」「クニクニ」は相変わらずしつつも、食べづらさとか、咀嚼の必要とか言ったことからはある程度解放されて、つまりは「よりおいしく楽しめる」バーガーに仕上がっている。

§ §

 ということで、焼きの面においても、味の面においても、私は圧倒的に「チーズトッピング」がおすすめです。カウマンで食べるなら「チーズは基本」と考えていただいて。「食べログマガジン」の記事もぜひぜひよろしく!

 ■【じっくり食べたいハンバーガー】第16回「COWMAN STEAK CLUB Express」




# COWMAN STEAK CLUB [神楽坂] のCOWMAN BURGER
# 「食べログマガジン」――【じっくり食べたいハンバーガー】第16回「COWMAN STEAK CLUB Express」


― shop data ―
所在地: 東京都新宿区神楽坂6-67-1 マイナビ不動産ビル神楽坂1F
     東京メトロ東西線 神楽坂駅歩3分 地図
TEL: 03-6265-0466
URL: https://cowman.jp/
オープン: 2020年8月22日
営業時間: 11:00〜20:00
定休日: 月曜日(祝日営業、要確認)

2020.12.3 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 15:39| 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする