続きです。パティを成形後に「すぐ調理する」パターンと、「冷蔵」保存したパティを使うパターンと、2パターン行きます。まずは「すぐ調理」から。肉は豪州産牛赤身挽肉114g。塩・砂糖少々≒1gを混ぜて成形し、フライパンにサラダ油をほんの「ちょろっと」だけ垂らして、これで焼きます。
特に不都合なく焼けました。手順はフライパンに乗せる→塩コショウ→裏返す→また塩コショウ→フタ→もう一度裏返してフタ→終了……の流れです。あらためて写真を見ると塩コショウが少ないですね。「BROZERS'」なんか余念なくビッシリと振ってますから。フジパンの調理用バンズはオーブントースターでトースト。クラウン(下バンズ)にパティを乗せ、その上にディルピクルス、みじんに刻んだオニオン、ケチャップ、マスタード――以上、単純明快です。
食べました。何と言いますか……挽肉同士がくっついちゃって「もじょもじょ」した食べ口です。挽肉の粒と粒がカタマリになってバラけない感じ? きもーち「ぐっちゃり」してまとまらない感じです。「カチッ」とはしてません。あと、やはり焼き過ぎ。バンズも焼き過ぎ。ディルピクルスはあまり好みの感じじゃなかったんですが、ケチャマスと合わすと絶妙においしい味を発揮しました。出来はまあまあです。という辺りで次に行きます。一晩「冷蔵」したパティのパターン。
こちらは挽肉116g+塩と砂糖約1g。冷蔵庫から取り出して、即フライパンの上です。サラダ油ちょろっと。焼き方の手順は同じです。冷蔵の方が表面に「張り」があるように見えますね。「ぷりん」と張ったような感じが見てとれます。バンズはさっきトーストし過ぎたので、今回は気をつけまして、おかげでグッと食べやすくなりました。ある程度の食べ口のやわらかさは必要です。
食べた感想……。「すぐ調理」よりも「冷蔵」したものの方が食べやすいです。肉が「まとまる」と言うか、「ぐちゃっとしない」と言うか。一晩寝かして「ぷりん」と張りが出た方がパティとしての「カタチ」が決まるように思いました。但し、その「ぷりん」にもほどがあって、行き過ぎると「ソーセージ」みたいになってしまって、それは私はあまり好きではありません。
ディルピクルスはオニオンと合わさると、すごくサマになります。あと、挽肉はもう少し粗くてもいいのかな。まぁごく一般的な挽肉だと思うのですが(3mmぐらい?)、この挽きだとちょっと細かいように思います。ケチャマスの味との馴染みは好いのですが、ただ、ビーフとしての主張はないんですよね。ま、100g=149円ですので。そろそろ違うの探そうかな……。
§ §
ということで、「冷蔵」対「成形後すぐ調理」の比較は、私は一晩でも「冷蔵」したパティの方がよいように感じました。そうなると今度は、あらためての「冷蔵」対「冷凍」の比較ですね。 (つづく)
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