2020年04月25日

# Pascoの超熟イングリッシュマフィン




 この「近所のスーパーで買えるバンズ」シリーズは、2月29日に開催予定"だった"東京都豊島区主催の料理教室イベント「マンガめし・えほんめし」に向けての準備から始まった企画です。

§ §

 そのハンバーガー教室の「先生」を務める予定だった東京・池袋「EAST VILLAGE」の古川店長と事前にいろいろ打ち合わせした中、「バンズが手に入らなければマフィンでもいいよね」という話が出まして、それで本日用意しましたのがこちら――Pasco(パスコ)こと敷島製パン超熟イングリッシュマフィン近所のスーパーで2個入¥90(税別)。4個入りの方がよく見かけますね。めずらしく商品ページがありました。「ゆめちから」の小麦粉3%使用とのこと。

 直径9.0〜9.2cm。微妙に正円ではありません。そして重量が68g。マフィンはバンズより重いです。今回もハンバーガーを試作しました。イングリッシュマフィンで作るバーガーということで、神楽坂「MARTINIBURGER」のスタイルを参考に。


 今回は100g=179円の豪州牛+国産牛脂による中挽き肉を使用。130gのパティを作り、一晩「冷蔵」保存。ケチャップ&マスタードは今回はやめて、マティーニバーガーで使っている「ベアルネーズソースに近いものないかな?」ということで、例の「ファーストキッチン」のチーズソースをバーガー初使用。グリル中のパティに乗せ、フタをかぶせて焼き続けたら「とけるかなぁ?」と期待したんですが、結果はとけず。ハーブ代わりに乾燥パセリを振って、あとは水分供給の意味からスライスしたトマトを挟みました。刻んだオニオンとピクルスは変わらず。

 なお、念のため"保険"で引いたサラダ油が多過ぎたのか、フライパンがミョウに油で溢れて「揚げ焼き」のような絵になりましたが、味に特段変化はなく、幸い大事には至らず。

 して、食べた感想は……。


 コーングリッツの「ツブツブ」を感じつつ、ピンと繊維が張ったような生地感の中、少し火が入り気味のパティは中挽きだけあって肉粒感十分。足したトマトがいい感じで、食べていると時折、水加減のちょうどいい場所にヒットする。そのヒットの瞬間が大変美味! 私は普段、肉をマヨネーズで食べる趣味はないのですが、今回のこの「ほぼマヨソースなチーズソース」の感じは素晴らしくて、強い酸味による締まった味わいの中、牛の肉がおいしく楽しめます。塩コショウもだいぶ振り慣れて、なかなか「ビーフ」が感じられる一品に仕上がりました。

§ §

 イングリッシュマフィン独特の「張った」食感がある一方で、味についてはむしろ余計なものがなくて、より中身に集中出来るような、そんな長所もありますか。バーガーがシャープにまとまる感じかな? イングリッシュマフィンはイケますね。




# フジパンの調理用バンズ
# フジパンのごま付きバンズでチーズバーガー
# フジパンのごま付きバンズ
# ローソンのLチキバンズ(再食)
# 「マンガめし・えほんめし」中止のお知らせ
# 伊藤パンの調理バンズ
# 第一パンのゴマ付きハンバーガーバンズ
# 少し前からこんなの売ってるんですよ――第一パンのゴマ付きハンバーガーバンズ

# 2月29日、豊島区主催「マンガめし・えほんめし」のハンバーガーの回にゲスト出演します!

2020.4.25 Y.M
ラベル:バンズ
posted by ハンバーガーストリート at 21:00| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする