この前、フジパンの「ごま付きバンズ」を紹介しましたが、もう一品、バンズが出ているのを発見。それがこちらの調理用バンズ。近所のスーパーで¥138(税別)。6個入りで上下2つにスライスされています。重量は49〜50g。直径は長いところで9cm、短いところで8.5cmぐらい。ゴマは乗っていません。今回もハンバーガーを試作しました。
100g=199円の国産牛挽肉134gを使ってパティを作りました。少量の塩を混ぜて成形の上、今回も一晩「冷凍」で保存。前回は電子レンジでの解凍に失敗したので、今回は慎重に加熱。いつも「足りない」と反省続きの塩振りも、今回初めてパティの「両面」に振りました。さぁ果たしてどんな出来映えか。
バンズは、昔ながらの喫茶店で使っていそうな、ちょっと古めかしいタイプです。表面ツヤあり。中はスポンジ状にやわらかく、生地にほどよい甘味があって、その甘味が挟む具材に対して意外な「包容力」を発揮しています。生地の甘味にオニオンの辛味がスッと素直に刺さり込んで、それを上手く受け止めるような、あとはマスタードの味の乗りもよい気がします。焼き色の濃い表皮(クラスト)は芳ばしい焦げた風味がよいです。味わいの上でプラスに作用してよいのですが、ビミョーにその表皮だけ口に残る感じがありますね。
ハンバーガーは例によって、映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』のキャンペーン時と同じ仕様のクラシカルなものです。内容は100%ビーフパティにミジンに刻んだオニオン、スライスしたピクルスが2枚、ケチャップ、マスタード。それだけです。で、やはり、直径9cmバンズに対して134gパティだと「厚み」が出てしまって、結果、焼くのに時間がかかります。断面を見るとグラデーションも無く、ただただ茶色一色の焼き上がり。ですが、塩コショウをだいぶしっかり振ったので、ようやく「顔」のようなものが立って来た感じです。
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話戻ってバンズについては、あらかじめスライスされていることによる「ドライ」な感じはさほど気になりませんでした。ハンバーガーにした時の形もよいですし。あとは表面のテリの有無。そこは好みでしょう。
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