2020年02月02日

# 花野家 [神奈川・横須賀] のヨコスカネイビーバーガー




 こちらは横須賀の表通りから一本入った裏路地にある"仏蘭西料理"店です。しかも、食べログマガジン「じっくり食べたいハンバーガー」でもご紹介した東京・下北沢の「Gastropub GOZO」とは"元同僚"の間柄。ゴゾの小西さんと花野家 HANANOYA(はなのや)の花野さんは、かつて、東京・青山の「BLUE NOTE TOKYO」で一緒に働いていました。

 花野さんはフレンチのシェフです。約10年、都内のフレンチレストランや「ブルーノート東京」などを渡り歩き、NYの老舗フレンチ「DANIEL」にも研修で赴きました。2店で料理長を務めた後、「葉山ホテル」でも料理長の任に就き、それがきっかけで横須賀に定住。2010年に自身の店「花野家」をオープンさせます。


 ということで、花野家はフレンチレストランです。店の代名詞とも呼ぶべき人気メニューは「野菜のテリーヌ」。そんな地元屈指のフレンチでも「ヨコスカネイビーバーガー」が食べられます。

 ヨコスカネイビーバーガー¥1,980(税込)。バンズはセモリナ粉を使った自家製。ネイビーバー用に開発したバンズです。パティはサイズ230g。店で成形。焼く直前に塩コショウ。料理によって何種類もの塩を使い分けているそうで、この日の塩は英国産でした。


 これらバンズとパティ、そして厚手のオニオンを、すべて「パエリア用のフライパンで焼き上げているのが特徴です。パティはグリルの仕上げにオリーブオイル。バンズの裏には何も塗らず。「塩で味わってもらう」シンプルなバーガーにまとまっています。リーン(油脂の少ない、あっさり淡泊)なホワイトバンズと、表面を焦がし気味に焼いてプンとコゲ味が芳ばしいパティの組み合わせによる、シンプルな味わいの一品。赤ワインとともに楽しむのもよいかと。

§ §

 横須賀の地野菜なども挟んだ、フレンチシェフの手によるヨコスカネイビーバーガー。もう一品、生地にイカ墨を練り込んだ真っ黒いバンズを使ったオールブラックバーガー「黒船」なるメニューもあるそうですが(こちらは不定期に販売)、せっかくのフレンチレストランのハンバーガーなので、ぜひ、フレンチの技法を凝らした「絶品ソース」などがかかるバーガーも食べてみたく思っております。そのうち出して下さい。 (つづく)




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― shop data ―
所在地: 神奈川県横須賀市大滝町2-3-2
     京急電鉄 横須賀中央駅歩5分 地図
TEL: 046-821-4114
URL: facebookページ
オープン: 2010年3月
営業時間: 11:30〜15:00(LO14:00), 17:00〜22:00(LO21:00)
定休日: 不定休(要確認)

2020.2.2 Y.M
ラベル:ヨコスカ
posted by ハンバーガーストリート at 23:02| 【一ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする