2020年01月01日

# 2019年最も印象に残ったバーガー5つ




 新しい年が明けました。ということで昨年末に予告した通り、2019年最も印象に残ったバーガー5選発表します。

 基本的には「食べログマガジン」に上げた通りです。ですのでサラッと行きます。まず、"Burger of the Year 2019"――最も活躍がめざましかったハンバーガー店――ですが、この前は「ちょっと度忘れして……」なんて言ってましたけど、いやいや、「食べログマガジン」で選んだ以上、Fatz's The San Franciscan(ファッツ・ザ・サンフランシスカン)でもう決まりですよ。


■Burger of the Year 2019
 # Fatz's The San Franciscan [吉祥寺]

……去年は「プルドポーク」の年でしたね。ハインツが魅力的なプロモーションを打って、ファッツがそのメインに取り上げられました。今の店舗に移転してからずっと取り組んで来た料理研究の成果が認められた証拠です。何より、ハンバーガーとは別にもう一本、「プルドポーク」という新たな道筋をつけられたことが、"バーガー界"にとっても今後よい流れになると思います。よかったよかった。


■2019年最も印象に残ったバーガーその1
 # Fatz's The San Franciscan [吉祥寺] の50/50

……7年半ぶりに食べたコイツは、まぁ〜おいしかった! 「何を乗せてる」じゃないんですよ。牛挽とベーコン挽の「50:50」パティという、積んでるエンジンの「そもそもの仕組みの違い」とか、そういうお話です。バーガーの構造そのものが違うってことですね。そこに強く惹かれました。


■2019年最も印象に残ったバーガーその2
 # ISLET [中野] のベーコンチーズバーガー Rサイズ

……これは持ちやすいんですよ。そして食べやすいんです。それがハンバーガーの基本ですね。店主の小島さんは佐世保バーガーの時代から経歴が長いですから、さすが積み方も手慣れてます。そんな技術の蓄積も感じる一品です。

 で、ここからは「食べログマガジン」には載せていない内容です……。


■2019年最も印象に残ったバーガーその3
 # MARTINIBURGER [神楽坂] のThe A-One

……これは週替わりのランチバーガーのひとつです。言ってしまうと、既製品や安い材料を工夫して作った分、お得に食べられる――という趣向のバーガーなんですが、それが実力ある店が作るとこんなにおいしいという。腕のある店がわざと雑にチープに作った一品。


■2019年最も印象に残ったバーガーその4
 # hasamu [横浜・本牧] のダブルチーズバーガー

……振り塩がとにかく美味! トッピングもソースも不要(チーズ程度)、パティに振られた塩味だけでバーガー1個イケてしまうという、シンプル極まりないおいしさの一品です。そんなにゴタゴタ乗せなくったって、おいしさってシンプルであるに越したことはないと思うんですね。


■2019年最も印象に残ったバーガーその5
 # Wack Dland! [松陰神社前] のハンバーガー TOPPING チーズ、紅しょうが

……ワックドランド、2年連続の選出です。5月に食べた「ベーコンチーズ」も相当な代物でしたが、記憶に新しい「紅しょうが」の方にしました。バーガーとしての「基礎」がもう出来上がってるんですね。しかも、「これ以上足しても引いてもこのおいしさは……」的な繊細なものじゃなくて、「ここに何を乗せたらもっとおいしくなるだろう?」ということを想起させる、「掻き立てる」おいしさなんですね。骨太な、力強いおいしさって言ったらいいかな?

§ §

 以上! 今年もよろしくお願いいたします!

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2020.1.1 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 22:42| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする