2019年の"上げこぼし"……。こちらは8月に食べた一品。今年は東京都が進める観光プロジェクト「Tokyo Tokyo」にも紹介された、NYのハンバーガーレストランBAREBURGER(ベアバーガー)のBUCK WILD(バックワイルド)¥1,480(税別)。"buck wild"とは「制御できない、手に負えない、野蛮な」という意味だそうで、ですが言っておきます……そこまで荒くれ者なバーガーでは無いです。
豪州産オーガニックビーフ「オーべビーフ」150gパティと新宿「峰屋」のブリオッシュバンズの組み合わせに、ピメントチーズ、フライドエッグ、クリスピーオニオン、ディルピクルスのトッピング。ピメントチーズは店内で作る自家製。
顔を近寄せると、まずは「牛」のにおい。ここまではよし。次いで、何か軽〜い「チリッ」としたコゲのにおいが漂う。手に持つと、黄身がぼたぼたぼた……。先の「チリッ」としたコゲ味も同じくフライドエッグから。折り重なるオニオンも衣が「チリチリ」している。弾力そこそこの峰屋バンズはちょっとのどに詰まるか。
生野菜が入らない内容的には「肉」が全面に来る、ワイルドな、武骨なバーガーを期待するのだが、しかし実際には、そういう派手なところの無い一品。ぼたぼた垂れ出す「黄身」の活躍が案外最後まで効いていて、黄身の味でゆるく終わる、そういう意味ではちょっとめずらしい味付けのバーガーになっている。
「肉」を強く感じたいなら、もっと「肉」に集中できるバーガーメニューを選んでもよいか。だとしても、この店のハンバーガーは全般的に食べ口が軽い。私にとってはそこがちょっと物足りないのだが、「だからいい!」という人も多いと思うので、要は、系統としては「ちょい軽め」のバーガー店ということで。お楽しみを。
→ # 「クレア ウェブ」掲載――NY発の体に優しい新時代バーガー店 自由が丘「Bareburger」
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― shop data ―
●銀座店
所在地: 東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座10F
東京メトロ丸の内線 銀座駅C3出口直結 歩1分 地図
TEL: 03-3572-5315
URL: http://bareburger.co.jp/
オープン: 2016年3月31日
営業時間: 11:00〜23:00(LO22:00)
定休日: 館に準ずる(要確認)