食べログマガジン「今これがキテる!〜チキンサンド編〜」でご紹介した、東京・大鳥居と笹塚に2店あるフライドチキン専門店、bb.q OLIVE CHICKEN cafe(ビービーキューオリーブチキンカフェ)。韓国のNo.1フライドチキンチェーン「bb.q CHICKEN」の日本版で、新規に開発された日本向け独自ブランドである。件(くだん)のチキンサンドも本国韓国にはない、日本オリジナルメニュー。あらためて、その全4品のチキンサンドの中から、基本のオリーブチキンバーガー¥390(税込)を。
前回まずまず詳しく書いたので、補う感じで進めてゆくと、チキンは国産鶏100%でささみ肉使用の約70g。下味を付けて、バッターをくぐらせ、衣を付け、揚げる。これらすべて店内調理。そしてすべて韓国の「bb.q CHICKEN」のノウハウによるものである。油はスペイン産のエキストラバージンオリーブオイルとソイオイルをブレンドしたもの。衣が「ガリガリ」に揚がっているが、二度揚げはしていないし、パン粉も使っていない。バッターとパウダーだけでこのガリガリ感を表現している。
バンズは神奈川・相模原の「おかべや」作。「実家が豆腐屋」のパン屋とのことで、卵・牛乳不使用の代わりに濃厚豆乳100%使用。小麦は北海道産100%。さらにコメ由来の天然酵母使用という、凝ったバンズである。独特の「もち」感があって生地に張りあり。中身を邪魔せず、サポート役に回れる機能性の高さ。なかなか良質。トースターで焼いている。
あとは前回書いた通りで、衣の「ガリガリ」とハニーマスタードソースのライトな甘味が印象に残る。味がにぎやか。リッチでハッピーな内容。締めくくりはトマトとマヨネーズのさわやかな酸味。そんな390円。後味がマイルドなのはオリーブオイル由来か。
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「生搾りレモネード」が店で毎日搾っているのと同様、「フライドポテト」も生のジャガイモを店でカットして揚げている。この日のイモは男爵。冷凍品と比べるとはるかに水分が多く、「ぽてっ」としているのが特徴。
最後にもうひとつ補足情報……同店の経営はワタミである。日本1号店のオープンは2016年12月。つまり、今月で3周年。まだまだ知られていないブランドだが、しかし、皆さんご想像以上の「盤石な態勢」で、このプロジェクトは進められている、模様。
→ # bb.q OLIVE CHICKEN cafe [笹塚] のオリーブチキンバーガー
― shop data ―
●bb.q オリーブチキンカフェ 笹塚店
所在地: 東京都渋谷区笹塚1-56-18 京王クラウン街1F
京王電鉄 笹塚駅歩1分 地図
TEL: 050-5269-7769
URL: https://bbq-olivechickencafe-sasazuka.com/
オープン: 2018年9月25日
営業時間: 11:00〜23:00
定休日: 無し(要確認)