8月31日まで「開催期間50日間」で開催中、「六本木グルメバーガーグランプリ2019」。その実食レポートを「食楽web」にアップしております。全19店・24バーガーがエントリーする中「特に気になった」バーガーを4つピックアップしてご紹介しています。その"補足"記事の第4弾――とんかつ 豚組食堂のチーズ in メンチかつバーガー¥1,800(税込)を今日はご紹介。
■「六本木グルメバーガーグランプリ」に参加してわかった最強のハンバーガー4選
西麻布の「豚組」の支店に当たるとんかつ屋にして、本店ともども「食べログ とんかつ百名店」に選ばれる名店。グランプリには2016年から参加。「究極のメンチかつバーガー」('16)「究極のメンチかつバーガーVer.2」('17)とメンチが続いて、去年2018年の「豚組のバーガー」は淡路島産の「猪豚(いのぶた)」を使ったとんかつバーガー。そして今年ふたたびメンチかつでエントリーという流れ。
大体の説明は食楽webの記事の通り。中にチーズが入った国産銘柄豚の「チーズinメンチかつ」はサイズ約150g。エラク身の厚いメンチで、実物を前にすると写真以上の迫力。上からオリジナルのとんかつソース。これは味わいおだやか。下に切りたての千切りキャベツ。で、バーガー奥半分にはもうひとつ別な味が用意されているという仕掛け。ただし「ソース味がさらに濃くなる」ような味の働き方で、何か「劇的な変化」が起きる感じではない。「酸味」とか「甘味」とか、全然違う方向に持って行ってくれた方が「変化」としてより望ましく思う。
胚芽バンズの裏には「からしバター」。これがよく利いている。味の主体はやわらかなチーズ味。カツの衣は邪魔にならないシャリシャリ感。そこで遊んでいない感じが流石だと思った。この衣のシャリシャリがありつつも、しかし、バーガー全体を見ると食感的なメリハリが今ひとつ。やわらかい食材ばかりなので、「カリッ」なり「サクッ」なり、明らかな歯ごたえのあるものを何か入れると、さらに好かったように思う。
§ §
付け合わせが秀逸。1. クリスカットのポテトフライ、2. 焼いたミニトマトとケッパーベリーを甘酢に漬けたピクルス、そして、3. 冷製トマトコンソメスープ――という充実ぶり。10種類ほどの中から選べるソフトドリンク込みで1800円。お得感あり。メンチかつ「サンド」と呼ぶのが正しい変わり種ながら、たまにはとんかつ屋もいいですね。食材が良かったり、腕が良かったり、いい刺激になります。
→ # 「食楽web」掲載――ハンバーガー評論家が解説! 「六本木グルメバーガーグランプリ2019」の注目バーガーはコレ!
― shop data ―
●六本木店
所在地: 東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズ ノースタワーB1F
東京メトロ日比谷線 六本木駅西麻布方面改札より歩1分 地図
TEL: 03-3408-6751
URL: http://www.butagumi.com/shokudo/
オープン: 2017年11月1日
営業時間: 11:00〜23:00(LO22:30)
定休日: 無休(要確認)