2019年08月04日

# ヒルズ ダル・マット [六本木] のフォアグラ+A5ランク山形牛ジューシーバーガートリュフ風味




 7月13日〜8月31日まで50日間開催の「六本木グルメバーガーグランプリ2019」。その実食レポートを「食楽web」に昨日アップしましたが、"補足"記事を今日から上げてゆきます……。

 ■食楽web「六本木グルメバーガーグランプリ」に参加してわかった最強のハンバーガー4選


 まずはHills DAL-MATTO(ヒルズ ダル・マット)。本店は西麻布、都内に4店を展開する"食マニアを熱狂させるイタリアン"だ。グランプリには2015年より参加して、昨年、同じこのフォアグラ+A5ランク山形牛ジューシーバーガートリュフ風味¥2,980(税込)で「特別限定メニュー部門」のグランプリに輝いた。今年も同じレシピでエントリー、"2連覇"を狙う。


 普段はA5ランク山形牛を使ったハンバー「グ」をグランドメニューとして提供している。夏は「グ」はお休みして「ガー」一本で勝負とのこと。

 良質なA5ランク山形牛150gパティは中にタマネギ等のつなぎあり。脂が融け出さないよう細心の注意で仕込みをして、グリルもミディアム〜ミディアムレアのやさしい焼き加減。鴨(カナール)のフォアグラは60g。たっぷり乗ったトリュフはイタリア産のサマートリュフ。厚切りトマトの下のオニオンはソテーした後、ワインビネガーやオリーブオイルで作ったドレッシングにマリネしたもの。下の葉はサニーレタス。仕上げのソースは赤ワイン、バルサミコ、ハチミツなどを煮詰めたもの。甘〜い香りはスターアニス(八角)。


 第一印象はすごくやわらか。山形牛の何とも芳ばしく、食欲そそる味わい。いろいろ乗っているが、ヘンな雑味やエグ味に向かわず、後味さっぱり。やわらかなフォアグラの味が後を締める。下にグリルドオニオンの食感、上はフォアグラとパティのやわらかな競演――そんな一品。その辺りの料理としてのバランスの取り方は流石。

§ §

 「高級志向に応える」という、このバーガーのポイントはそこに尽きる。「ヒルズ」という場所柄、3000円のバーガーを求める声も事実あるとのことで、そういう要望に対して「トリュフ」「フォアグラ」という世界三大珍味を2つまで投じて応えたという、つまり、サービス精神として満点である。振れ切れ具合が徹底している。だから昨年支持されたのだと思う。今年も有力。




# 「食楽web」掲載――ハンバーガー評論家が解説! 「六本木グルメバーガーグランプリ2019」の注目バーガーはコレ!

― shop data ―
所在地: 東京都港区六本木6-10-1 ウェストウォーク5F
     東京メトロ日比谷線 六本木駅歩7分 地図
TEL: 03-6804-1644
URL: http://www.dal-matto.com/
オープン: 2013年11月22日
* 営業時間 *
日〜木: 11:00〜23:00(LO22:00)
金土・祝前: 11:00〜24:00(LO23:00)
定休日: 無休(要確認)

2019.8.4 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 15:36| 六本木グルメバーガーグランプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする