今年7月1日に東京・北参道に移転再開したE・A・T(イーエーティー)にて、E・A・T 100％ ビーフ・チーズバーガー￥1,400をパティダブル￥350、さらにチェダーチーズ￥150と九州ベーコン￥200のトッピング。締めて￥2,100。ちょっと豪勢なバーガーに。
昼はバーガー／サンドやTACOライス、キーマカレーなど「定食モノ」がメインの新生E・A・T。夜は一変、黒板メニューがメインになり、「お酒も飲める」し「食事もちゃんととれる」――といった「ビストロ」的なスタイルを打ち出している。微妙な変化なのだが、カリフォルニアとかメキシコというような分野にこだわらない料理を出すようになった。
ということで、以下、ウェルカムカクテルのフローズンマルガリータ マンゴー￥800と白トリュフオイルのポップコーン￥800。
現在バーガーメニューは7品、うち「牛」を使っているのは2品。パティはオージービーフ120g。溶岩石を敷き詰めたグリラーで網目のコゲ目を付けながらグリル。8mm挽きの挽肉の集合はやわらかく、食べやすい。バンズは「浅野屋」から「峰屋」へ。てっぺんに打ち粉、生地にフランス粉入り。食事中は自らの存在を消し、後味に小麦の風味と食感を残す「ステルス」バンズ。ヒール(下バンズ)にディジョンとイエローを和えたマスタード。口当たりなめらか。
上はマヨネーズを減らし、代わりに赤ワインとバルサミコを煮詰め、デミグラスで伸ばしたところへサウザンアイランドを合わせた新ソースを投入。これも食べ口やさしくて軽快。そして、このバーガー最大のポイントである「1日半漬け」た自家製ピクルス。これが入ると一気に庶民な味わいに変化する。
この日頼んだバーガーはパティ2枚にチーズも2枚。この辺りは「FATBURGER」的な迫力とキャッチ―さ。九州ベーコンは厚くて硬め。やわらかなパティとバンズの咀嚼を妨げる食感で、無くてもよかった。
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よく考えたら、前の「プレミアム神戸牛バーガー」も結構派手な味だったので、その辺のメリハリはずっと引き継いでいるのかも知れない。が、バーガー全体に「当たり」は適度に弱まり、食べ口がやさしくなめらかになった。より「身近な」ハンバーガーになったように思う。日常的に食べられるご近所の人たちが羨ましい。
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# 229 E・A・T [外苑前]
― shop data ―
所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-10-4
東京メトロ副都心線 北参道駅歩3分 地図
TEL: 03-6447-2218
オープン: 2018年7月1日(創業 2009年7月1日)
* 営業時間 *
ランチ: 11:30〜15:30,
ディナー: 18:00〜23:00(LO22:00)
定休日: なし(要確認)
