2016年12月以来2度目のHENRY'S BURGER(ヘンリーズバーガー)。それも去年9月にオープンした秋葉原の2号店へ。
ハンバーガーメニューは「A COMBO」「B COMBO」「C COMBO」の現在3品。「C」が増えた。違いはパティとチーズの枚数。「A=パティ1枚」「B=パティ2枚」「C=パティ3枚」で、パティの枚数に合わせてチーズも1枚、2枚、3枚。つまりヘンリーズバーガーのハンバーガーは基本がチーズバーガーである。コンボの内容はフレンチフライ&ドリンク。店内で食べる際はこれらが「ボックス」と呼ばれる入れ物に入って出て来る。
中からこの日はB=ハンバーガー ダブルのコンボ¥1,480。
市ヶ谷の「炭火焼肉なかはら」が始めたバーガー店なので、パティの肉には「一頭買いしたA5ランク黒毛和牛処女牛」を使っている。"いい部位"はもちろん焼肉へ。ハンバーガーには「焼肉には適さない」が「旨味が強い」スネ肉を中心に、他の部位や脂をバランスよく組み合わせて常にぶれないパティを作る。サイズは100g。粗挽き8mm。つなぎ一切なし。これをボール状に丸めたものを鉄板にギュギュッ! と押し付けて焼く「スマッシュグリル」をすることで粗い肉粒を結着させる。逆に「スマッシュグリル」しないとバラバラ・ポロポロになる。
かぶりつくとソースが強い。オリジナルソースと呼ばれるこのソースはマヨネーズとケチャップをベースにしたオーロラソースのようなもの。コンパクトに小さくまとまったバンズは高田馬場「馬場FLAT」作。ふわっと口当たりソフトで、肉を邪魔しないと言うか、バンズを上手く「スルー」して主役の肉に集中できる、そんな良さがある。ヒール(下バンズ)にバター。野菜はグリーンリーフとトマト。
パティは表面のコゲをたっぷり利かせつつ、スネ肉なので、ところどころゴリッと硬めの粗め。チーズも乗っているので油が豊か。やや"greasy"。でも黒毛和牛らしく、甘くやわらかな油の風味を利かせている。
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強く焦がしたビーフの「ゴツゴツ」を楽しむ一品。主役は肉。食べやすく機能的なバンズがこれを好サポート。但し、肉を楽しむにしてはソースが多い。次は量を減らすよう注文してみようかと思っている。
→ # HENRY'S BURGER [代官山] のハンバーガー シングル
― shop data ―
所在地: 東京都千代田区外神田3-7-13
東京メトロ銀座線 末広町駅歩2分 地図
TEL: 03-6206-8841
URL: http://henrysburger.com/
オープン: 2017年9月19日
営業時間: 11:00〜20:00
定休日: 無休(年末年始・夏季休業を除く。要確認)