2018年03月17日

【お花見バーガー2018】 BLT STEAK の夜桜バーガー




 日本で「花」と言えば桜……NYのステーキハウス「BLT STEAK」の日本国内店、BLT STEAK ROPPONGI(ビーエルティーステーキ六本木)GINZA(銀座)がユニークなハンバーガーを売り出した。その名も夜桜バーガー税別¥2,300。3月17日から4月8日まで六本木店のバーエリアで提供(17:00〜23:00)……だけではもったいないので、六本木・銀座両店のランチタイムでも食べられる。




 六本木店のある泉ガーデンからアークヒルズへかけて、泉通り・桜坂・スペイン坂の一帯はみごとな桜並木ということで、両施設それぞれに「さくらまつり」を催して、この季節は大いににぎわうそう。そんな中、BLT でも「BLT STEAK 桜まつり」と銘打って「お花見バーガー」を昨年販売したが、今年18年にバージョンアップして登場したのが、この夜桜バーガー

 パティはレギュラーメニューの「プライム ビーフバーガー」¥1,800と同じUS産プライムグレードのブラックアンガスビーフ130g。上にチェダーチーズ2枚とベーコン、下にトマトとレタス、グリルドオニオン(細長くほぐした状態で)、底にほんのりハニーマスタード……ここまでは通常のバーガー、俗に言う「ベーチー」である。


 問題はここから――まずバンズは新宿「峰屋」製、夜桜バーガー用に作った特注「桜バンズ」。クラスト(表皮)の焼き色濃く、てっぺんに桜の花が乗っている。そこへ赤ワインで煮込んだダークチェリーソース。さらにその下に桜の葉の塩漬け――この葉っぱ一枚が、意外や、このバーガーの「カギ」を握っている。


 かぶりつくと「桜もち」でおなじみのあの独特の香りがほのかに、でも終始漂っていて、それが不思議と変でないばかりか、ベーコンの塩気と出合うとグンと風味が増す。

 一方のチェリーソースはトマトをみずみずしく引き立てる効能あり。甘過ぎず、バーガーに潤いを与えるような役割で、パティのコゲ味と合わさって、甘くてビターな味わいに仕上がる。


 925℃まで上がる自慢の窯で焼いたビーフパティは、外はコゲの苦味、中はミディアムレアで、じんわりやわらか。BLT 一流の上質なベーコンチーズバーガーとして十分成立しているところへ、この"春の彩り"という、一風も二風も変わったバーガー。桜の葉の持つ意外な「ハーブ」の一面を思い知る一品。ゆる甘く、そして酸っぱく、でも基本はベーチー。

§ §

 他にも「桜」と名の付く前菜、デザート、カクテル各種が登場。コース料理も用意されて、祭りの準備は万端のBLT。「ひと花見たあと、BLT のバーで夜桜バーガー」な花見コースは、なかなか粋に思う。大都会ならではの楽しみ方だ。桜まつりの詳細はこちらで




# BLT STEAK ROPPONGI [六本木一丁目] のプライム ビーフ トランプ バーガー
# BLT STEAK ROPPONGI [六本木一丁目] のプライムステーキサンドイッチ
# 334 BLT STEAK ROPPONGI [六本木一丁目]


― shop data ―
●BLT STEAK ROPPONGI
所在地: 東京都港区六本木1丁目6-1 泉ガーデン5階
     東京メトロ南北線 六本木一丁目駅歩2分 地図
TEL: 03-3589-4129
オープン: 2014年9月19日 (NY本店オープン:2004年)
URL: http://bltsteak.jp/
営業時間: 11:30〜15:00(LO14:30), 17:00〜23:00(LO22:00)
定休日: なし(要確認)

2018.3.17 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 23:59| 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする