撤退前のウェンディーズがそれはそれは大好きだった(下の写真)。2011年に復活して、でも大好きだった頃の大好きだった感じをグチャグチャにされてしまい、「よくもこんな目に!」と怒り心頭、大いに恨んでいたのだが、いつまでもそうも言ってはいられまいと2年ぶりに足を運んでみたのである。
最近「ファーストキッチン・ウェンディーズ」なる複合店を鋭意展開させている最中でもあるし、それについては不満もない。ファーストキッチンという既に敷かれた線路を活用して、その上にウェンディーズを乗せてゆこうというその作戦、なかなか巧いことを考えたものだと感心してもいる。しかし、であるにせよ――。「夢のコラボ」とか「世界初」とか謳っているけれど、それについてひとこと言わせていただきたい……そんなコラボ、世界中の誰も望んでません。そりゃウェンディーズ単独で広まる方がいいに決まってる。
名代のウェンディーズバーガー¥490。これは2年前食べた単独の「ウェンディーズ」の頃と変わらずメニューに載っていた。
バンズは変えたか。一方パティは変わらず四角で厚みあり、ミンチでなくチョップしたようなしっかり硬めの114g(4分の1ポンド)。ビーフは豪州産。レッドオニオンの辛味がピリッと決まったところにケチャップ、マヨネーズ、チーズ。どれも「どろっ」と「とろっ」とマイルドに利いている。
おいしい。これが490円なら十分価値がある。490円はバーガーキング「ワッパー」と同じ。ただし少しくどい。味にミョウな「力み」のようなものがあるところが、復活後のウェンディーズの我が趣味と合わぬ部分である。昔のウェンディーズはもっと軽快だった。ポップだった。
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それでも名物のウェンディーズチリS¥180〜が健在である辺りは非常に嬉しい。なるほど、いつ食べてもこれはおいしい。ホットチリシーズニングを加えるとさらにおいしい。ウェンディーズチリがある限り、ウェンディーズは健在だとそう思おう。
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2017.3.7 Y.M