最新の『ON THE ROAD MAGAZINE Vol.50』でも取り上げた、長野Googie's Cafe(グーギーズカフェ)のベーコンチーズバーガー¥1,130についてもう少し詳しく。背後のドリンクはイチ押しの「Googie's チェリーコーク」480円。
グーギーズのバーガーは大きく2種類。1.信州牛を使った信州牛100%パティ150gと、2.オージービーフの赤身に信州牛の脂を加えたオリジナルパティ120g――とがある。1.のバーガーが3品、2.のバーガーが8品、メニューにそれぞれ載っている。ベーコンチーズバーガーは2.のオリジナルパティを使った一品。
挽きは細かめ。グリラーで焼いて片面に十字のコゲ目。海塩を焼いて焼き塩にしたものを振っている。
バンズは福島県のパン屋に依頼。「ゆめかおり」という地粉を混ぜて作るやや大きめの110gで、クリームパンのようなやわらかな生地質。上下で酸味を利かせるタルタルソースは卵不使用。千曲産のはちみつが加えられており、クドくない甘味を発揮している。
このバーガーの主役のひとつ、ベーコンは店の自家製。敢えてスパイスには漬けず、塩・砂糖のみで5日間漬け込み、りんごチップで燻煙。クセのないあっさり素直なベーコンで、味わい以上に厚切りの食感で強く存在を主張している。
さらにもうひとつの主役、卵は、北軽井沢の平飼い鶏が産む有精卵。高級卵。ドロリと流れ出す黄身が濃厚。緑は同じく地元産のフリルアイス。葉肉が薄くシャキ感が強い。トマトにも軽く焼き塩。オニオンは入らず。チーズはパリパリ・カリカリに焼いており、食べる際、縁が口に当たって痛いぐらい。
唯一チェダーチーズが文字通り「エッジ」を立ててカリカリしているが、全体にはいわゆる「子供からお年寄りまで」誰もが楽しめ、満足できることを目指したやさしい、おだやかな味付け。食材個々の品質・鮮度が高いため、「いいものを食べた」という感じが食後強くする。
特に夏場は「地場の野菜が90%を超えていると思う」というほどの一大産地、農業王国・信州千曲の地産地消のバーガー。
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そんなグーギーズカフェが最終回を飾ったAPIOジムニーライフ「ON THE STREET BURGER」の記事がこちら。拡大版の前後編。どちらもよろしく!
■APIOジムニーライフ『ON THE STREET BURGER』
【Vol.44最終回】 ハンバーガー号最後の冒険〜前編
【Vol.44最終回】 ハンバーガー号最後の冒険〜後編
→ # Googie's Cafe [長野] のリンゴルゴン
# 358 Googie's Cafe [長野]
― shop data ―
●南長野店
所在地: 長野県長野市篠ノ井小森字福王寺572-2
JR篠ノ井線 篠ノ井駅歩25分 地図
TEL: 026-293-3005
URL: http://www.googies-cafe.jp/
オープン: 2008年5月9日
営業時間: 11:00〜22:00(LO21:00)
定休日: 水曜日(要確認)