# ベッカーズの熟成アンガスビーフ「別格」ザ★プレミアムバーガー: ハンバーガーストリート　（ブログ版）

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2016年10月14日

# ベッカーズの熟成アンガスビーフ「別格」ザ★プレミアムバーガー

　10月1日より限定4,000個販売の噂の一品、ベッカーズ(Becker's)の熟成アンガスビーフ「別格」ザ★プレミアムバーガー￥1,280がこちら。US産アンガスビーフの熟成肉とJRとまとランドいわきが作る大玉のおいしいトマトを使った特別記念商品だ。

　マニア心をくすぐる上質で良質なハンバーガーを提供するハンバーガーチェーンベッカーズ(Becker's)は今年2016年10月8日でブランド誕生30周年。1号店オープンは1986年10月8日、場所は新宿三井ビル1階。元はロイヤルが創設・経営したハンバーガーチェーンだった。のちにジェイアール東日本グループに移り、現在はジェイアール東日本フードビジネス(JEFB)が経営している。東京・神奈川・千葉・埼玉に15店と「R・ベッカーズ」2店を展開……もっと増やして下さい。

　その30年の節目を飾る逸品がこの熟成アンガスビーフ「別格」ザ★プレミアムバーガー。JEFB商品開発部が総力を挙げ、死力を尽くして作り上げた渾身の一作だ。

　この記念商品ために用意されたオリジナルパティには米国産のブラックアンガス種を使用。「SHAKE SHACK」「BAREBURGER」同様、ホルモン剤を与えず飼育された未経産牛でアイオワ州の産。15～20日間のドライエイジング、空気乾燥で熟成させたこの熟成肉で120gのパティを成形している。

　もうひとつの主役・トマトは、福島県いわき市にあるトマト農場「とまとランドいわき」とJR東日本が合弁した新事業「JRとまとランドいわき」が生産する大玉トマト「りんか409」とトマトケチャップ。さらにグリルした国産オニオン、無農薬のフリルレタス、レッドチェダーチーズ、そして各店舗で自家発酵・焼成した自慢の酒種バンズ――といったキャスティング。

　ひと言……ケチャップがおいしい！！ 400g入りで993円という高級ケチャップが惜しげもなく贅沢に使われている。

　その屈しないストレートな酸味が心地よく、またトマト独特のコク味がグリルしたオニオンと合流して甘～い旨味を生み出している。オニオンをコートするようにとろけるレッドチェダーもシズル感たっぷり。ケチャップとの相性が実によい。

　アンガスパティは「SHAKE SHACK」のような派手さこそないが、特徴である赤身と脂のバランスのよさがよく表れた上品な味わい。風味のよさが伝わってくる。そう、このハンバーガーは風味がよい。食後、舌の上に残るケチャップ味が何ともさわやかで軽やか。

　挟まるトマト「りんか409」は高い糖度と噛んだ際の味の濃さが特徴と聞くが、印象は明らかにケチャップの方が強く、その圧倒的なおいしさに尽きるバーガーと言って過言でない。グリルドオニオンのおかげでいつまでもアツアツが続くのもおいしさの理由だ。風味と旨味に満ちた、きらきらと輝くばかりの贅沢な一品。開発部、会心の一撃！

§　§

　最早チェーン店の域・エキナカの域を完全に超えている。考え尽くされたまとまり・商品力・隙の無さ。引き出された素直な旨味。惚れ惚れする出来映えだ。超えているのは商品力だけではない。原価率も50％超えともっぱら噂の超特価ご奉仕品である。

　ともに30周年を祝うべく、ハンバーガーをこよなく愛するマニアのために用意された、それこそご褒美のような一品。限定4,000個、皆さまのお手元に行き渡り次第終了。さぁ、祝いの席へ急げ！