2015年05月03日

# tokyo omo style [豪徳寺] のチェダーチーズバーガー




 さてまた続きで。東京・豪徳寺(または山下)のtokyo omo style(トウキョウオモスタイル)―――ハンバーガー改良計画「N作戦」なるのをやっていたが、一長一短、「やっぱりパティは蓋をせず焼く方が」という方へ再度話が向いて、今まで通りのやり方の、しかも"ベストパフォーマンス"で焼き上げた入魂の一作がコレ、チェダーチーズバーガー¥1,000。コレが素晴らしかった。



 オモスタイルの「チーズバーガー」はレッドチェダーとモッツァレラのチーズ2種に刻んだハラペーニョを加えたものがレギュラーメニューなのだが、今夜はチェダーのみのチーズバーガー。最後にバーナーで強く炙ってきれいにメルトしている。その焦げたチェダーの芳ばしさ。しかも濃厚。

 "核"にはUSビーフ125gパティのざらりとドライな食感。その下の下にジューシーなグリルドオニオン。塩の振り方も程よく強めで、それらの旨味がキュッ! とシャープに凝縮されている。

 それで――。このザラッとドライなパティの感じを出すにはグリルパンで結構な時間かけて焼き込まねばならない。蓋はしないので煙が出る。一つ焼くだけならよいが二つ、三つと続けて焼くうちに漂う煙の量は徐々に増してゆく。しかも、「COOK & DINE HAYAMA」でまたキャメロンズのミニスモーカーなんて重宝なものを見つけてしまい、オモはいま空前の燻製ブーム。ここからも芳ばしいスモークのにおいが……つまりなかなか「煙たい」ことになってきたワケなのである。


 パティの質感の件で店主清水さんにあらためて意見を訊くと、「理想はモクモクと煙を立てて焼くバーベキュー」のイメージだという。そう言われて気が付いた……そうか、これらは豪徳寺駅前1分の「地下」でやるべき調理ではないのだ。

 彼のやりたいのはアウトドア。「野外」の料理。それを地下でやろうとしていること自体にそもそもの根本的な矛盾があることを知るに至った「N作戦」であった……。

§ §

 そりゃそうだよ。焦げ目がビシッと付くまで肉を焼くワケだから。それこそバーベキューだよ。外でならいくらでも……というところまで考えて、またもハッと気付いた……それについてはまたもや次回! (つづく)




# tokyo omo style [豪徳寺] のハンバーガー改良計画「N作戦」(後編)
# tokyo omo style [豪徳寺] のレモンチーズバーガー(再食)
# tokyo omo style [豪徳寺] のハンバーガー改良計画「N作戦」(前編)
# tokyo omo style [豪徳寺] のハンバーガー(再々食)
# tokyo omo style [豪徳寺] のハンバーガー(再食)
# tokyo omo style [豪徳寺] のハンバーガー
# tokyo omo style [豪徳寺] のてりやきバーガー
# tokyo omo style [豪徳寺] のチーズバーガー(再食)
# tokyo omo style [豪徳寺] のチーズバーガー
# tokyo omo style [豪徳寺] のレモンバーガー
# 297 tokyo omo style [豪徳寺]

― shop data ―
所在地: 東京都世田谷区豪徳寺1-23-12 ささビルB1F
     小田急 豪徳寺駅歩1分・東急 山下駅歩2分 地図
TEL: 03-5799-6895
URL: http://tokyoomostyle.com/
オープン: 2010年7月7日
営業時間: 21:00〜29:00
ランチ(土日のみ): 12:00〜16:00
定休日: 月曜日(売切れ等あるので、要ホームページ確認)

2015.5.3 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 18:23| 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする