また間が空いて2011年5月以来の再訪。「関わり」という意味では12年の「カラミティ・ジェーン・バーガー」以来。日本最初のハンバーガーレストラン、広尾のHomework's(ホームワークス)へ。
また4年近く空いた。それぐらい空けばいろいろと変化もするもの。一方で変わらない部分もまた多い。外国人客が圧倒的に多いのは変らず。水槽のウーパールーパーは4年分大きくなっていた……ような気がする。17〜19時の「ハッピーアワー」生ビール1杯¥300は今も継続実施中。
バーガー類9品、サンド12品、ベジ系6品。今日はチーズバーガーパティ150g¥1,450。チーズは「チェダー/スイス/モントレージャック」からチェダーを選択。バンズは「ホワイトかホールウィート」からホールウィートを選択。
パティはオージービーフ100%。直火で焼くのに合わせて少し厚みを持たせ、表面には網目の焦げ跡。細かな挽きの部類に入る肉がガチッと硬くでなく、ゆるっとやさしく成形されていて、食べるとバラバラと口の中でほぐれる。
ホールウィート(すなわち全粒粉)バンズは今回初体験。さすがにグルテンの弾(ひ)きはなく、もろもろと容易く生地が切れる感じ。それが噛み千切りやすいパティの食感と合っていると言えば合っている。パティの上にはペッタリとチェダーチーズ。時折感じられるタルタルソースがイイ旨味。
その端々に端正で細やかな老舗の造りを感じさせる、派手さは無いが「明日また食べたく」思わせるロングセラー。そんな一品。ただ、ホールウィートバンズにはその名前以上の魅力を感じなかった。これならいつものホワイトで十分。
もう一品。B.G.M.¥1,000はベーコン(B)、ガーリックスプラウト(G)、モッツァレラ(M)のサンドイッチ。同じくパンを「ホワイトかホールウィート」から選べ、またトーストの有無が指定できる。頼んだのはホワイトのホットサンド。
ガーリックスプラウトとはつまり、にんにくの新芽。芽子(めご)にんにく。茎にんにく。細いアスパラガスのような、お浸しにして鰹節をかけて食べたいような食感が、直火で炙ったベーコン、とろけたモッツァレラとともにトーストの間に。
美しく丁寧に折り畳まれたベーコンにはハムのような深い旨味と潤いあり。パンはトーストで水分が飛び過ぎているが、そのドライなパン以上に挟む中身に魅力と「エッジ」が感じられて、バーガーよりもインパクトがあった。ハンバーガーもサンドも、どちらも実に丁寧にきれいに作られている。
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3月16日から29日までJR品川駅構内「エキュート品川」にホームワークスが出店、なんとハンバーガーを駅で販売中とのこと。これは新展開。今年2015年は創業30周年の記念の年。何やら面白い動きがありそうな、楽しみな一年になりそうだ。
→ # Homework's [広尾] のハンバーガー
【スタンプラリー#01】 The Pantry 丸の内店 [有楽町] の
カラミティ・ジェーン・バーガー
# Christmas'07 ◆ vol.6 Homework's [広尾] の
クランベリーターキーバーガー
# 058 Homework's [広尾]
― shop data ―
●広尾店
所在地: 東京都渋谷区広尾5-1-20 七星舎ビル1F
東京メトロ日比谷線 広尾駅歩3分 地図
TEL: 03-3444-4560
URL: http://www.homeworks-1.com/
オープン: 1985年7月26日
* 営業時間 *
月〜金曜日: 11:00〜21:00(LO20:30)
土曜日: 11:00〜20:00(LO19:30)
日・祝日: 11:00〜18:00(LO17:30)
定休日: 無休(要確認)