いやぁ、ビックリですよ……コメダ珈琲店でハンバーガー¥420を久しぶりに食べたので、また記事にしようと過去の記事を振り返り・遡っていったところ……なんと、コメダについて初めて書いたのは2005年の同じく3月だったという……いやぁ10年前ですよ。当ハンバーガーストリートは2004年よりもう11年もこんなことを変わらず続けております……。
おかげで途中々々の"記録"が残っている。2011年4月の記事に376店と書いたコメダの店舗数は2013年2月に484店。現在は593店。10年前、2005年の最初の記事ではハンバーガー¥360、2011年の記事では¥380、現在¥420。2005年のエビフライ¥860、ヒレカツ¥810、ジャーマン¥660が現在それぞれ¥920、¥980、¥720。シロノワール¥560が¥590。蜂蜜入アイスコーヒー¥480が¥520。
以前はサラダボウルのような木皿の中いっぱいにほぼ埋まって出て来たハンバーガー。この日頼むと磁器の白い平たい皿に変わっていた。が、いずれにしてもぶっかり大きなバンズの中に「ちょっこり」パティ以下具材が収まっている感じで、中が見づらいことに変わりはない。
注文の際「からしマヨネーズを入れてもよいか」と訊かれた。これは過去のコメダに無かったことである。そう言われると何か特別な、"スペシャルなもの"のように聞こえるが、よく考えたら通常バーガーに入っていておかしくないマスタードとマヨネーズの組み合わせ。何のことはないが、しかし「からしマヨネーズ」という響きは大変好い。
バンズの直径よりふた回り以上小さなハンバー"グ"がウスターソースにまみれて中央に小さく。同じくソースまみれな「がんもどき」大の大きさの目玉焼きは流れ出す黄身がポイント。タマネギは生のレッドオニオン。バンズはそこまで甘甘でなく、クリームパンのような表皮も焼かれて「しなっ」とはしていない。但し生地は多少ダマになる。後口にオニオンとからしの抜ける味がスーッと軽く。
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ソース味とからし味で食べるハンバー"グ"サンド。で、こちら本業が珈琲屋さんなので、たっぷりブレンドコーヒー¥520を頼んでそのおいしさ・ハンバーガーとの相性などたっぷり味わってみようと試みた、ところ……後味にシャープでない、はっきりしない苦味がぼんやり広がる感じで、正直さほどでもなかった。
ダメと言うワケではもちろんないが、珈琲店ならではの憎いほどのフードとの相性とか、神がかり的な切れ味といったところまでは達していなかったという次第。他のサンドイッチとの相性もおそらく同じと読んだ。まぁその辺りかえってキレのない方が、ま、コメダらしいか。
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# 043 コメダ珈琲店 [名古屋]