こちらも1年、間が空いてしまった。前回訪ねた時も「上手く撮れなかった」と書いているが、今回の↑の撮影もまた上手く撮れなかった。ココのバーガーの撮影は難しいのである。
NHK大河ドラマ『花燃ゆ』ゆかりの「松陰神社」の近所、東急世田谷線山下/小田急線豪徳寺のtokyo omo style(トウキョウオモスタイル)でまたも基本のハンバーガー¥850。ご存知私がハンバーガーをプロデュースした店でございます。まただいぶ間が空いてしまったので品質に変わりないか、エラそうに言えば検査を、試験をしに行った次第で。してその結果は……またも異常なし。合格!
多少の変更点あり。まず皿が木皿からミョウなオリジナルの磁器の皿に変わった。ポテトはハーブを振らず、カリッカリに強く揚げたシューストへ。
バンズも変わった。以前は遥か湘南藤沢「Kalaheoベーカリー」より仕入れていたが、今はご近所・代々木上原の「カタネベーカリー」作。食パン生地で作った特製。それを表皮がペッコペコと音を立てて凹みそうなくらいまで店で強くトーストして出している。箇所によってはカルツォーネか春巻きのようにカリーッとカチカチ。
パティは変わらずUSビーフの粗挽き・細挽きミックス125g。以前と同様、食欲そそる焼いた肉のにおいがクーン。ザラザラした肉粒感も変わらず。たまに「コリッ」と粗挽き肉が歯に当たる。派手さは無いが、噛むほどに牛肉の味。ほんのり利く胡椒。
少し火が入り過ぎてドライかな? とも心配したが、トマト・レタス、あとグリルしたオニオンから水分が供給されて意外とジューシー。野菜の水分とヒール(下バンズ)に塗った粒マスタードとが出合い、ちょっとしたドレッシングのような味を形成している。後味のビーフの余韻は相当なもの。袋に溜まった残り汁は上記ドレッシングにビーフの出汁が加わり、かなりな旨味成分を有する。ぜひ"ポテトにかけて"一滴も残さず召し上がっていただきたく。
§ §
その旨味たっぷりのビーフパティ。実はガスコンロの上で、家庭にもあるようなフライパンを使って焼いている。オモスタイルはバーガー店ではないので、「バー」なので、その程度の厨房設備しかハナからないのだ。
で、その秘密でも何でもないただの市販の調理具を、ちょっと見直してみたらもっとおいしくハンバーガーが焼けるのではないか……というのがこの春考えている新たな「企画」。ちょっとした道具の違いで果たしてハンバーガーはおいしくなるか――乞うご期待!
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# 297 tokyo omo style [豪徳寺]
― shop data ―
所在地: 東京都世田谷区豪徳寺1-23-12 ささビルB1F
小田急 豪徳寺駅歩1分・東急 山下駅歩2分 地図
TEL: 03-5799-6895
URL: http://tokyoomostyle.com/
オープン: 2010年7月7日
営業時間: 21:00〜29:00
ランチ(土日のみ): 12:00〜16:00
定休日: 月曜日(売切れ等あるので、要ホームページ確認)