放っておくと1年なんてあっという間に経ってしまう。東京・水道橋I-kousya(アイコウシャ)を前回訪ねたのは一昨年の9月だった。APIO(アピオ)ジムニーライフ『ON THE STREET BURGER』の取材にて。記事はまだあるのでぜひご覧いただきたく……。
さてそれから約1年半を置いてのアイコウシャ。久しぶり。だからまたシンプルに立ち返ってチーズバーガーLARGE¥1,350をオーダー。「お待たせしました〜」と運ばれて来た皿の上の眺めに「やっぱりこうでないと!」と思わず胸が躍った。
アイコウシャはクラウン(上バンズ)とヒール(下バンズ)を重ねず、「開いて」出してくる。「オープンスタイル」とも呼ばれるが、パティの乗るヒール、クラウン、トマトほか野菜、さらに付け合わせの自家製ポテトチップスと自家製ピクルスが、真四角な皿の上にズラリと並ぶその様(さま)を見た瞬間、もうその絵自体に迫るものがあった。わくわくするものがあった。濃い焦げ茶色の肉のゴツゴツした質感。厚く盛られて皺ひとつ寄らないチーズの鮮やかな黄色。これだ。この迫力だ。
パティが変わった。豪州産牛のブロック肉を店で自家挽き・成形、それをガス火で直火焼き――そこまでは変わらない。変わったのは食感。食べ口。以前は粗挽き肉のザラッとした"粒感"が主体だったが、今はやわらかな部位をゆっくり・じっくり噛ませる「ステーキ肉」に近い食感に変わった。最近食べたバーガーの中ではかなり「異色」な食べ口。
シャープに振られた塩コショウに生オニオンの辛味。鈍くとろけた"厚盛り"チーズの粘るミルク感がその後から。レタスはずいぶん分厚く重ねられ、ジューシー。バンズはやや甘目。以前使っていたバンズより若干"色"が付いた。食後バーガー袋に残り汁なし。ゼロ。みごとに水分をカット。さすが。
§ §
BGMはこんな寒い日にはほんわか有り難いカントリー&ポップス。一方でハンバーガーには「都会的」なものを感じた。都会的な豊かさ。豊かにおいしいもの。上質なもの。何より登場した瞬間の「絵」に尽きる。千円超えのバーガーに必要不可欠な「エンターテインメント」が正しくそこに備わっていると強く感じた。
なお3月より営業日に一時的な変更を予定しているとのこと。行かれる際はどうぞ事前の確認をお忘れなく。合わせてホールスタッフ募集中!
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# 029 I-Kousya [水道橋]
― shop data ―
所在地: 東京都千代田区三崎町1-4-8
JR水道橋駅歩5分 地図
TEL: 03-3291-4102
オープン: 2003年4月22日
* 営業時間 *
月〜金: 11:30〜15:00(14:30LO), 17:00〜21:30(21:00LO)
土曜日: 11:30〜18:00(17:30LO)
定休日: 日曜・祝日(※要確認)