2015年02月16日

# HEDGE8 [根津] のチリチーズバーガー



 狭いに関わらず、60銘柄以上ものビールを扱う不思議な店、東京・根津のHEDGE8(ヘッジエイト)。樽生のタップは4本中3本が稼働中で、3本目がゲストビール。この日は米国サンディエゴ"SAINT ARCHER"IPA。合わせるはハンバーガー¥999にチリビーンズとチーズ、ともに¥150のトッピングでチリチーズバーガー¥1,299。ポテト、コールスロー付き。

特集 ◆ チリバーガー


 前回ご紹介した自家製チリビーンズ¥599と同じチリ。ビーンズは申し訳程度でほとんどが肉。パティと同じUSビーフのステーキ肉を使っている。


 店長森さん曰く、そのブロック肉を細かく切り出す作業の際、ハンマーでひたすら叩けばハンバーガーパティ、それに疲れて作業途中の肉を鍋に投げ入れ、そのまま煮込んだものがチリと。

 チリバーガーの注文の際には、特に量りもせず決まった器にチリをよそい、ただ「べんっ」とパティの上に開けていただけだったが、あらためて量ってみると150g以上も乗せていた。パティが150gなので合わせて300g超。しかもチリはほぼ肉。"meat on meat"。ビーフパティの上にビーフチリ。空腹時に強くオススメしたい一品。

 よく煮込んだものだけに、深いところでチーズと混ざり、コクと旨味が出ている。チーズはチェダーが2枚。ひたすらチョップして作った自家製パティはしっかりと硬い食べ口。同量以上のチリを背負って、それでも負けない力強さと逞しさがある。食べるうち、ふと「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」のパティの味を思い出した。両者とも「ビーフらしさ」の表現が上手いと思う。


 特製バンズはやや甘くソフトな食べ口。しっかりタイトな肉に対してそれを挟むバンズは柔和で、特に初めて食べるような人にとってはある種の「やさしさ」「取っ付きやすさ」を感じさせるだろう。が、私からするとこの甘味とやわらかさは少し邪魔に思える。前回改良したと書いたが、それでもなお。

 本当はもっと肉に合わせて素っ気無い、リーンなバンズを選ぶ方が方向が揃ってより鋭い商品になると思う。ただ、その余地を敢えて残してそう「しない」という選択もアリだと思う。リーンな方にはいつでも舵が切れるので。

 いずれにせよ、強い「肉」あってこそ成立し、展開し得るチリバーガーであることに違いない。スライスした生オニオンのタイトな辛味がその強い肉によく合い、抜群の効果。抜群の働き。オニオンはやはり生に限る。

 実質「煮込み肉」である以外、チリは至って普通の調理で、スパイスの香りも芳ばしい。「バーボンとIPAに合う」チリにしたと言うだけあって、"SAINT ARCHER"IPAと出合い、ヒリリとなかなか辛口な味わいを呈していた。その点ブレる余地なくヘッジエイトはクラフトビールとハンバーガーの店である。




# HEDGE8 [根津] のチーズバーガー
# 330 HEDGE8 [根津]


― shop data ―
所在地: 東京都文京区根津1-22-12
      東京メトロ千代田線 根津駅歩2分  地図
TEL: 03-5834-2871
URL: http://hedgeeight.com/
オープン: 2014年8月21日
営業時間: 11:00〜24:00
定休日: 水曜日(要確認)

2015.2.16 Y.M
posted by ハンバーガーストリート at 22:04| 【二ッ目!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする